見出し画像

ウォーキングと旅行でのひとり言

兵庫県丹波篠山 城下町散策 その11

今、河原町妻入商家群の入り口にいます。





地図のV地点の道路を挟んで反対側です。








ここから、河原町商家群を見ながら歩きたいと考えています。


ちょうどV地点に、”鉾山の保管庫”がありました。





京都の祇園祭を思わせるような9基の鉾山が、宮入りするそうです。

下河原町の鉾山が”鳳凰山”と言います。(河原町は”三笠山”、上立町の”孔雀山”、下立町の”高砂山”、…………。)

1716年から35年には、今ある9基の鉾山が揃ったそうです。



この通りを東へゆっくり歩きました。





早速、右手に「西坂家住宅」がありました。





屋号を「綿屋」と言います。

元は綿花栽培、醤油屋を営んでいました。

主屋は中二階建てで、入母屋造妻入です。

間口は9間あり、篠山伝建地区ではもっとも広い規模を持っていました。

篠山城築城後の1620年につくられた、この河原町妻入商家群では、5mから8mほどの狭い間口と奥行きが非常に深いのが特徴です。

”妻入”というのは、屋根の三角形の部分が道に向かって建っている形を言います。



道の左側の風景です。”妻入”が並んでいました。





西坂家のすぐ東隣の「川端家住宅」





川端家は間口が9間半の入母屋造平入りの町屋。

(”平入”は、屋根の三角の部分でない方が道に向かっている形です。)

間口が広いことは隣の西坂家に次ぎます。



道の反対側の妻入





ちょっと、別世界にきたような”江戸時代”を想わせる建物が並んでいました。

ゆっくり楽しみながら歩こうと思います。



右側の「栄亀堂」は、町屋カフェです。





江戸時代から和菓子屋さんを営んでいたそうでした。












古い店が並んでいました。









すぐ先に「丹波古陶館」が見えてきました。





古陶館の正面に来ます。





この建物は、江戸時代そのままの姿です。

館内には、丹波焼の創成期から江戸時代末期に至るまでの約700年間に作られた代表的な品々を展示していました。



このすぐ東に「能楽資料館」があります。





藩政時代からの篠山地方に伝わる資料が展示されています。

さらに、中世から近世にかけての能面、装束、楽器などが展示されているとのことでした。



能楽資料館の前に木の椅子があったので、ここに座って休憩しながら町の雰囲気を味わいたいと思います。

コメント一覧

ネコシバ
素敵な所ですね
こんばんわ!
丹波篠山の記事ありがとうございます。
素敵な町並みで、古い家や町家も
のこっているんですね。
イノシシ鍋にイメージしかなかったので
、びっくりです。
地図や絵も素敵なんですが、ご自身で描かれたのでしょうか?
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「旅行」カテゴリーもっと見る