栄子東洋治療院の日々

春日部にある女性に優しい鍼灸治療院です。

熱を冷ます食品と水分を補う食品で熱中症を予防する対策を

2014-06-16 19:54:54 | インポート
熱い夏を乗り切るためにひと工夫した食生活が大切です。中でも積極的に取りたいのが体の熱を冷ますトマト、キュウリ、スイカ、パイナップル、とうかんなど夏の野菜と果物。

ゴーヤーなど苦みのある食材は熱を冷まし、解毒作用もあります。ただし、胃腸虚弱や冷えの症状がある場合は摂りすぎに注意しましょう。

汗で失ったミネラルや水分を補給するにはスポーツドリンク、梅、レモンなど。とくに酸味のあるものは喉の渇きを癒してくれるので、上手に活用しましょう。

まだ、クーラーが効いた室内で汗をかかずにすごしていると、体温調節ができずに、自律神経が乱れてしまうこともあります。このようなときは、しょうが、山椒、とがらしなど、発汗作用のある食材を積極的に摂るように心がけましょう。


体温調節に効果的なツボ:

高温多湿の環境で体温調節ができず高体温になる熱中症の予防には、体温調節を制御する自律神経の働きを高める、湧泉穴が有効。疲労回復する効果もある。







汗と体温のコントロールで熱中症を防ごう

2014-06-05 12:02:20 | インポート

熱中症とは暑さが原因で体の中の温度を保つ調整機能が不十分になって発症する障害の総称です。
体内の水分や塩分が不足して脱水状態になると、体内の熱を外に出すことができず、熱がこもって、さまざまな変調を引き起こします。
症状はめまい、頭痛、吐き気、体温上昇、痙攣、意識障害など。
これらの症状を引き起こさないために、暑い日の外出は通気性の良いゆったりした衣服を選び、帽子や日傘で日差しを避けましょう。
脱水症状を防ぐために、外出前に塩分を含んだ水を飲むのも効果的です。また、体温をコントロールするためには正しい汗をかく必要があります。
日頃から汗腺の機能を高めるためウオーキング、軽いジョギングなどを習慣にして置きましょう。
運動を続けることで温度変化に素早く対応してあせをかき、体温が上がるのを抑えられるようになります。


熱中症の症状と対策


Ⅰ度

◎汗が止まらない
◎こむら返り
◎めまい、立ちくらみがする

対処法:水分塩分補給、涼しい場所へ移動

Ⅱ度

◎体がだるい
◎頭ががんがんする
◎吐き気がする、吐く


対処法:自分で水分、塩分がとれなければすぐに病院へ

Ⅲ度

◎意識がない
◎体が痙攣する
◎呼びかけに対する返事がおかしい
◎まっすぐに歩けない

対処法:首、脇の下足の付け根などを冷やすし、すぐに救急隊を要請