平成の三四郎逝く

私の浮かぶ度　　　

バルセロナ五輪柔道で金メダルに輝いた

平成の三四郎と謳われた

古賀稔彦氏が53歳で死去されたとの一報に接し

早すぎる

まだお若いのに

惜しむ気持ちと共に

試合の目前

吉田秀彦氏と乱取り稽古をされた際負傷

もし（金）メダルが取れなかったら

吉田さんが一生悔やむ傷となる

奮起なさり文字通りの死闘の末に

金メダルを奮取

同じく金メダルに輝いた

吉田秀彦氏とハグして男泣きされてたこと

私はですが

大物では御座いません極小物ですし

度胸が無いから法令は犯していませんけれどね

叩けば埃がボロボロと出る

金とは遥かに違う色

薄灰色くらいの小汚い人間ですが（苦笑）

そんな私まで浄化される気がする

スポーツで感動したベスト5に入る

エピソードでした

ちなみに1位は大怪我を克服なさって

金メダル2連覇の

羽生結弦選手ですが

現役の頃の古賀稔彦氏の

一本背負い（背負い投げ）の美しさときたら

大変申し訳無い形容になりますし

ステレオタイプの柔道に対する印象も

恥じ入るばかりですが

むさ苦しい

汗の臭いがしそうなお二人の選手が

組み合っている

そんな私の無知ゆえ

イメージさえ覆してくれました

柔道と言えば私

斎藤選手も大好きでした

大きなお体

試合の折りの怖い表情と打って変わった

普段の柔和なシャイに見えるお顔

本当に柔道を愛して止まないのだなと

柔道知識壊滅的な私であっても

何だか素敵と思えましたもの

惜しい方が亡くなられたと当時思いましたが

また柔道界にとって大切な方が

逝ってしまわれました

ただ

古賀さんの試合を見て

憧れ柔道を始めた

強くなろうと思えた

後進の方々がたくさん育っていらっしゃると思えます

日の丸を背負って戦う姿って

一人だけのものじゃないと改めて思います

もしかしたら

天国で斎藤さんと再会なさって

早速組して

豪快な技の掛け合い

されているのかな？

天国ならば体重差とか

階級とか全て無くなり

ただただ美しい

日本の柔道を繰り広げられるのかな？

そんな事も夢想していました

東京オリンピックでの後輩の活躍も

きっと天からエールと共に

見届けてくださいますでしょうね

古賀さん

本当にお疲れさまでした

ご冥福をお祈りいたします

改めまして

ご家族と関係者の方々に対し

お悔みを申し上げます

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