高倉健さん死去

私の寡黙・律義・誠実度　　　

10日に俳優・高倉健さんが亡くなられたことが報道されました。

私は健さんの若かりし頃の映画はジェネレーションギャップでリアルで拝見出来なかったため存じ上げておりません。

最初に拝見したのは公開後大分経ってたと思うのですが

テレビで放映された「幸福の黄色いハンカチ」でした。

最初のうち今となれば本当に申し訳限りです。

あくまで狭少な私のビジュアル的にはですが

好みの方はお一人も出ていらっしゃらないと改めて不明で不遜でその上人を見る目が育っていなかった＾＾；；；

恥じ入るばかりですがそんな感想でした。

そんな私が決定的にスゴイ俳優さんだと感じたのは

旧陸軍歩兵連隊の雪中行軍中に激しい吹雪に見舞われて

210人中199人が亡くなられた遭難事故を描いた映画・八甲田山を拝見してでした。

後で知ったのですが実は「幸福の黄色いハンカチ」と同じ年に公開されたのですね。

他にも「野生の証明」「南極物語」「ブラックレイン」←こちらもみんなおっかけ観です。

映画館で観たのは「鉄道員（ぽっぽや）」以降

遺作となったしまった「あなたへ」も公開後すぐに観に行きました。

凛とした立ち姿。

実際にお目に掛かったことは一度も無いのですが生き方も真面目で律義。

誠実そのもの。

自分に厳しくて人に対して慈愛のようなものを持っていらっしゃる。

イメージだけですがきっとそうだろうと信じられる、そう感じていました。

私にとって自分の親世代よりまだ年齢的には上の方ですが

カッコイイ生き方をされている方だと

本当、お目に掛かったことさえなくて何で信じ込めるのだろうと思うのですが

間違ってはいないと思えます。

日本人と言うか、日本の男性はきっとこんな風に誠実一途に行き抜かれた方が有名無名にかかわらず多くいらして

今の日本を作っていただいたのだと感じます。

日本を代表する・・・その形容詞の次に挙げられる名前が多いだろうことを想像に難い

先ず少ない俳優が逝ってしまわれたこと惜別の思いです。

長い年月本当にお疲れ様でした。

衷心よりご冥福をお祈りいたします。

今日のポイントQ

プラハ生まれの小説家「フランツ・カフカ」の作品でないものはどれ？

壁
城
審判
変身

○壁

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