医療・介護の分野では、サ―ビス残業が横行しています。工場なら人がいなければ、機会は、とめればいいかもしれませんが、目の前に患者さん利用者がいて、知らない顔をして帰ることができないからです。
サ―ビス残業を許すということは、必要な労働を隠すということ同じです。サ―ビス残業で働いている時に事故が起きたら、その責任は、誰がとるのでしょうか?
以下は、県医労連加盟組合の要求書の抜粋です。
2001年4月に厚生労働省が「使用者に対する労働時間の把握と管理の適正化を図り、サービス残業を取り締まる」行政通達を出しました。通達は、使用者に労働時間管理の責務があるにも関わらず、現状は、残業の自主申告制の不適切な運用によって、残業代に未払いや過重労働が増加している、として労働基準法にもとづく「適正化基準」を使用者に求めたものです。
具体的には、(1)使用者は、タイムカードなど具体的な記録で、始業及び終業時間を適切に把握すること、(2)その把握ができず、労働者の自主申告によって運営されている場合には、労働者に対し実際の残業時間を適切に申請するように説明、教育する必要がある、また、自主申告された残業時間数が、実際の労働時間と食い違っていないかどうかの、チェックをしなければならない、とまで言及しています。
しかし、現実の多くの場合に、経営が厳しいから残業はつけてはいけない、或いは、残業をつけるのは、あなたの能力がないから、などと言われる状況がまま発生し、少なくない法人で残業申請を抑制する対応も多く見られています。これらは、いずれにしても法違反であり、絶対に許されない行為です。サービス残業の実態を解消するようしかるべき対応を要求します。
なお労働基準法によって「労働時間の扱いをうける業務」(時間外なら、残業の意味)は、①通常業務(業務命令のあるなしに関わらず、業務として位置付けられているもの)②研修教育、会議など(まったく拘束されない場合を除くすべて)③安全衛生に関わる必要時間(健診など)です。
それが委員会と呼ばれようと実行委員会と呼ばれようと、とやま虹の会の事業に必要で、業務上必要な作業として時間外に残って行う以上、それはすべて残業であり、超過勤務手当ての支払い対象となります。過去の慣習によって「残業は2時間まで」「始業前は残業扱いしない」「時間外や休日に自主的に出てきている」などは法律違反であり、それを職員に求めることは犯罪であるという認識を共有していただきたいと思います。
12月12日「介護セミナ―」を開催します。みんなで集まって、介護現場の実態を交流しあいましよう。
AM9:30~PM3:00サンシップ富山 701号室
サ―ビス残業を許すということは、必要な労働を隠すということ同じです。サ―ビス残業で働いている時に事故が起きたら、その責任は、誰がとるのでしょうか?
以下は、県医労連加盟組合の要求書の抜粋です。
2001年4月に厚生労働省が「使用者に対する労働時間の把握と管理の適正化を図り、サービス残業を取り締まる」行政通達を出しました。通達は、使用者に労働時間管理の責務があるにも関わらず、現状は、残業の自主申告制の不適切な運用によって、残業代に未払いや過重労働が増加している、として労働基準法にもとづく「適正化基準」を使用者に求めたものです。
具体的には、(1)使用者は、タイムカードなど具体的な記録で、始業及び終業時間を適切に把握すること、(2)その把握ができず、労働者の自主申告によって運営されている場合には、労働者に対し実際の残業時間を適切に申請するように説明、教育する必要がある、また、自主申告された残業時間数が、実際の労働時間と食い違っていないかどうかの、チェックをしなければならない、とまで言及しています。
しかし、現実の多くの場合に、経営が厳しいから残業はつけてはいけない、或いは、残業をつけるのは、あなたの能力がないから、などと言われる状況がまま発生し、少なくない法人で残業申請を抑制する対応も多く見られています。これらは、いずれにしても法違反であり、絶対に許されない行為です。サービス残業の実態を解消するようしかるべき対応を要求します。
なお労働基準法によって「労働時間の扱いをうける業務」(時間外なら、残業の意味)は、①通常業務(業務命令のあるなしに関わらず、業務として位置付けられているもの)②研修教育、会議など(まったく拘束されない場合を除くすべて)③安全衛生に関わる必要時間(健診など)です。
それが委員会と呼ばれようと実行委員会と呼ばれようと、とやま虹の会の事業に必要で、業務上必要な作業として時間外に残って行う以上、それはすべて残業であり、超過勤務手当ての支払い対象となります。過去の慣習によって「残業は2時間まで」「始業前は残業扱いしない」「時間外や休日に自主的に出てきている」などは法律違反であり、それを職員に求めることは犯罪であるという認識を共有していただきたいと思います。
12月12日「介護セミナ―」を開催します。みんなで集まって、介護現場の実態を交流しあいましよう。
AM9:30~PM3:00サンシップ富山 701号室