お金持ちになりたいひとへ

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小泉首相の格差社会発言

2006-02-03 09:33:17 | Weblog

小泉首相の予算委員会の答弁で「格差が出るのは別に悪いことだとは思わない。」との発言がありました。

 私は常々このブログでも書いているように、格差社会はけして悪いものであるとは思いません。また「今まで悪平等だという批判が多かったし、能力のある人が努力すれば報われる社会にしなければならない」とも述べていました。

 そのとうりだと思います。みなが平等な社会は停滞します。確かにみながのんびり暮らせるよさがあるかもしれませんが、すでに10数年前に共産圏の崩壊という事象によってそれは証明されています。

 以前どなたかが、コメントで書いていましたし、私の大学時代の教授もいっていましたが、「日本は世界で唯一成功した社会主義・共産主義国家です。」といっていたことを思い出します。

 確かに私が以前留学していたアメリカと比べても、仕事でよく行く中国と比較してみても日本と言う国は確かに「悪平等」が根ざしていると思います。 しかし、「その一方で影の部分にいかに手当てをしていくかが大事なことだ」とも言及し、確かに弱者救済の必要性もあると感じさせられました。

 

しかしながら弱者の定義はとても難しいものです。 何を持って弱者とするか?たとえば本当に困っている人と甘えている人の差をどの用に見分けるのか?が一番問題です。 人間とは弱いもので、楽なほうへ楽なほうへと逃げていきます。

 

たとえば私などももし何もしなくてお金がもらえるのであれば、がんばって働こうとは思わないかもしれません。 たとえば本当にお父さんがいなくて生活に困窮している人もいるでしょう。お母さんがいなくて困る人もいるでしょう。しかしたとえば生活保護を受けている人のなかには本当ならば働けるのに働かない人も多いし、ニートと大して変わらない人もいるのではないでしょうか?

 「貧困層がますます増えているとの認識はない。どの時代でも成功した人と成功しない人がいる。貧困層をなくす対策と同時に、成功をねたむ風潮や能力のある人を引っ張る風潮は厳に慎んでいかないと、社会の発展はない」

 

もっともな話です。格差社会を批判する人は真剣に日本の将来をうれいて言っている人もいるかもしれませんが、小泉さんが言うようにねたんでいる人もたくさんいるのも事実でしょう。

「闘って敗れた負け組は褒められるべきで、むしろ闘おうとしない人が問題、負け組にチャンスをたくさん提供する社会が小泉改革の進む道」

 

民間、公務員を問わず、厳しい世の中で自らが努力し生きていく社会になることを節に望みます。がんばりましょう!私もがんばります!!