RAWとJPEGの色調補正

2013年05月01日 | 日々徒然

せっかくの連休なのに、はっきりしない天気で足止め。以前は曇りだろうと多少の雨だろうとバイクに跨って出かけていく意気込みはあったのに、最近はどうもなぁ。快晴の青空を期待し過ぎるのだろうか。

屋内にいるせいか、理屈っぽいネタになって申し訳ないけれど、またRAWとJPEGについてのお話。

◇↑上段は、同じ位置から撮ったRAWとJPEG、素の写真。
◇中段は、レベルを調整して、明暗の諧調がラティチュードに収まるように補正したもの。厳密には諧調が狭くなっている筈だけど、すっきりとメリハリが付いた感じとなった。
◇下段は、青色だけ彩度を上げてみた。薄曇りが青空に変わって瑞々しくなった。この補正はやり過ぎると不自然になってしまうが、ほどほどにすれば印象的な効果になる。

右側のJPEG写真でも、RAWと同様ちゃんと補正できていることに着目されたし。JPEGは諧調を間引いて圧縮しているので補正に向かないと言うのが定説だけど、結構いけるものです。大きな画面で見れば、透明感に違いがあるかなって気もするけれど微々たる差。それよりも補正量次第でその差は消し飛んでしまうので、細かい事は気にしないという姿勢でいいかも。

補正はエレメンツではないPhoto shop 7で行いました。もう10年も前のバージョンだけど、これに慣れてしまっているので未だに使い続けている。CSと呼ぶ新しいバージョンは高くて手が出ないのが本音だけどね…。

RAW現像はSONYのIDCを使って、無劣化のTIFF出力したものを、Photo shop 7で加工しました。自分がRAW処理する時は、とりあえずこのワークフローで行く予定。たぶんめったにしないと思うけど…。

 


4 コメント

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実験ご苦労様でした (noboo)
2013-05-01 23:51:06
RAWとJPGの加工比較ごご苦労様でした。
比較するとRAWの方が有利って感じがしますが、JPGも負けてはいないって結果ですね。
私もRAWを気にせずJPGで頑張れそうって思います。
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Unknown (さむじろう)
2013-05-02 00:25:10
画像も奥が深いですね。私は浅く広くな事が多いのでアローンさんの研究熱心なところ尊敬します。
先日伊豆の松崎のBBロードというライダーずハウスに仲間と泊まりました。オートバイ好きのオーナーでいつでも安く泊まれるいいところです。突然でもソロでも歓迎だそうです。
1泊素泊まり3500です。感じはユースホステル的ですね。相部屋になりますから。
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nobooさん (アローン)
2013-05-02 09:41:05
失敗写真でもRAWで撮れば救えるみたいな話もあるけれど、本末転倒の理屈だと以前から疑問に思っていました。適正に撮った写真を適正な処理でじっくりと作品に仕上げて行く時にこそRAWの本領発揮かと…。
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さむじろうさん (アローン)
2013-05-02 09:44:21
ライダーハウスは北海道にも数多くあるそうですが、まだ一度も利用したことがないのです。
元来、人見知りをする性格なので臆してしまうのですよね。
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