少し涼しくなったので、ちょっとだけ遠出の猫ポタをした。ここは新河岸川水辺ラインの小豆沢(あずさわ)発着場で、久しぶりに来た。少し下れば隅田川に合流するという位置。何回かここを訪れているのだが、水上バスが停泊している姿は見たことが無い。
家からここまで5kmちょい。猫にとっては訳も分からずに自転車に乗せられてくる訳だが、嫌がるそぶりを見せていないのが幸いだ。
ここはポタリングに割と良さそうな場所と思っていたのだが、久しぶりに来てみたら誰もいないし、何だかうら寂しい感じもする。その後、川沿いを上流に進み、浮間公園を経由して帰った。
↑北区中央図書館横にある「いなりプレーパーク」。猫ポタに出ると時々ここに寄って、休憩をしている。
遠くに見える高層ビルは、十条駅前のタワマンで「ザ・タワー十条」。今年中に完成の見込みとか。分譲価格は1億3千万~3億2千万・・。
元々十条は下町情緒が残る一帯。駅前から伸びる十条銀座商店街は、北区最大級のアーケードで、ぶらぶら歩くだけでも楽しいところ。タワマンが出来ると街の雰囲気はどうなるのであろうか。
↑ヤマハ PAS CITY-V、車体重量は22.6kg、電動アシスト車としては標準的な重量であるが、いろいろとアクセサリーを付けているのでだいぶ重くなっている。
猫バスケット 0.75kg
満1歳の雄猫 4.0kg
前カゴ 0.8kg
リヤキャリヤ 0.8kg
折り畳み椅子 0.7kg
サスペンションシートポスト 0.96kg
カメラその他入りバッグ 2.0kg
バーエンドバー 0.11kg
スマホホルダー 0.26kg
ハンドルバー 0.12kg
ネコを乗せるのに必要なのは、猫バスケットだけであるが、その他色々と付け足している。
ということで猫を含めた全重量は33.15kg。ロードバイクは10kg以下だからそれに較べたら3倍以上。
猫ポタに出ると10kmくらいは走ることになるが、電動によるアシストで車体の重さはほとんど感じない。特に坂道では助かっている。
王子まで1km足らずの石神井川下流。自然に恵まれた清流とは言い難い川だが、カワウがいた。ということは魚もいるということか。
都会の住宅密集地を流れる小さな川なのに、生き物の連鎖はあるものだな。口を大きく開けたカワウの顔が結構怖い。
早朝の北区中央公園。人工的に造られた川もどきがある。水がきれいだったので、靴を脱いでじゃぶじゃぶと入ってみた。水がひんやりして気持ちが良い。足湯ならぬ足水だ。
猫も籠から出たそうだったが、ここでは放せない。待機させていると籠の中で、ふてくされ顔・・。
朝の内なら幾分涼しかろうと思って8時過ぎに出てきたが、気温はぐんぐん上がってもう36℃。
なるべく日陰を選んで走っているのだが、こんな暑さに付き合わされるネコ殿は、たまったものじゃないだろうな。
帝京病院は、かつて家族が救急で運ばれて、看取ったところなのであまり近づきたくない場所だった。
あれから8年半、わだかまりは残るものの、家から1キロ半ほどだしポタリングのついでに寄ってみることにした。
病院と大学の建物は並列に建てられていて、部外者でもキャンパスを自由に往来できるし、コンビニなんかもあって、結構解放されているなと思った。自転車を押しながら構内(写真左)を通り抜けてみると、過去のわだかまりがふっ切れたような気もしたが、果たして・・。
前記事で紹介したOpenStreetMapで石神井川(滝野川)付近を少し拡大した↑。google mapsと違ってお店などの記号や文字が無いから、地図上がすっきりしていて好ましい。
緑地は緑色に塗られているが、良く見るとわずかに濃淡の違いがあり、緑色はグラウンドや校庭、黄緑っぽい場所は公園などの緑地になっているので、ポタリングの休憩地探しに重宝する。
地図と言えばgoogle maps を使うことが多いのだけど、フリーの OpenStreetMap に自転車道が表示できることを知って感心した。
上図はそのマップで、紺色の線が地域の自転車道、紫が地方管轄の自転車道となっている。左上から右下に斜めに下る川は荒川で、両岸に紺色の線が引かれている。いわゆる「荒サイ」とい呼ばれる道で、数年前まで自転車でよく走っていたものだ。
最近は長距離走が辛くなって、サイクリングとはいかずポタリングになった。図中央に北区と表示された付近に、東西に引かれた紺の線があるが、そこが石神井川沿いの道で、最近はそのあたりを愛猫と共に猫ポタしている。
久しぶりの荒サイ。ここは新荒川大橋近くの荒川右岸河川敷。少し下れば岩淵水門という位置になる。
↑「ハルシャギク」だと思う。最近は外来種が多くなって固有種が追いやられている話が多いが、この花は外来種ではないようだ。
板橋区加賀西公園にこんな物があった。黒色火薬を製造する設備で、明治初期に石神井川の水流を動力として運用しいたそうだ。
板橋区加賀から北区滝野川にかけての一帯は、旧陸軍の弾薬製造工場とか試射場・レンガ倉庫の名残が多いのだが、これが元だったのかと歴史を感じてしまう。
相変わらず、ネコと一緒のポタリングを継続中。
日差しが強くなってきたこの頃、休憩場所は直射日光を避けたいところ。でも緑陰となるベンチは意外と少なくて、有っても空いてなければ、次の休憩地点へ進むしかない。
このご時世、公園は何処もキレイに整備されているのだが、猫ポタ休憩に良さそうな日陰のベンチは有りそうで見つけにくい。
手前勝手な言い分になるが、ベンチは静かな緑陰で、背もたれ付きが良い。そして自転車の乗り入れ可で、ペット連れOKの公園であれば申し分ない。冬になれば、逆に暖かい日向を求めるのだから我ながら勝手なものだ。
写真は、北区稲付西山公園、板橋区小豆沢河岸広場。
ここ数か月、猫を連れてのポタリングが習慣になっている。
気ままに休憩し、前カゴから猫を降ろして少量のおやつをあげるのがいつものことで、猫は自転車を嫌がらないし、自分も一人で黙々と走るよりかは楽しい。
今はツツジの季節、石神井川沿いの道は色鮮やかだ。
板橋の自宅から石神井公園までポタリングした。上図の青い経路に3つの緑地があるが、右から左へ「城北中央公園」「練馬城址公園」「石神井公園」の順に進んだ。
左:城北中央公園 右:練馬城址公園
としまえん跡の練馬城址公園に、前回来た時は新しくて居心地が良い公園と思ったが、2回目ともなると新鮮さが薄れるものだな。芝はまだ茶色が多かった。
↑来たぞ!石神井公園。
Google mapsの自転車ナビのままに来たが、やはり遠かった。ずっと石神井川沿いを走りたかったが、ナビは幹線道路を選んでしまうので楽しい道とは言えなかった。でも、はるばると来たなという満足感があった。走行距離は往復で約26km。
↑荒川右岸、新荒川大橋手前の土手
↑荒川左岸、都市農業公園の河川敷
赤矢印は写真の場所。4月中旬だというのに夏日の陽気。今年初の半袖でのポタリングとなった。
地図右下(宮城ゆうゆう公園)でGPSの軌跡が停止しているが、誤操作をしたのか、休憩が長過ぎたのか・・。