午前中家内が出ていってしまって、やることがない。不穏な一日の始まり。
歌の練習とパソコン。そして寝る。最悪だ。やっとのことお昼。ざるそばに
ありつく。2時近くになっていた。あわてて、カラオケ喫茶。のらないこと
この上もない。冷め切った歌を歌う。そのところへ、お嬢登場。一気に
盛り上がるカラオケ喫茶。でも私は浮かない。なぜだろ。考えてしまう。
それは閉店の少し前。恐れていたプロが入ってきた。みんな持っていかれる
雰囲気。みんなが弟子なのだから、仕方ないが、みんなのうたが滑る。その
圧倒的な影響力。流石に年季が入っている。負けた。今日は潔く帰る。
唇をかみしめ、なみだする翁。プロが言う。歌は回数です。何かい歌ったか。
作りたての酒のような翁は、かなわない。寂しく帰ると家内の車に出会う。
買い物帰りだ。何買ったかな?任しなさい。私は専業主婦。プロよ。
何回料理を作ったと思う。目玉焼きとゆで卵しか作れない翁。なみだする
玉ねぎ。ワサビ。これだ。カラオケ喫茶に持ち込む翁。ワサビ漬け。
歌はサビが命。和サビ。みんな涙する。プロも泣く。ママもお嬢も
化粧が落ちて、デビルマン。会話も歌もあくまが怖い。間も大事よ。
ママの顔見て、つくづく思う。おまえの目の間は、広すぎる。
まあいいか。間間(まま)だから。間間(かんかん)に怒られた。
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