育パパの一喜一憂----大陸編

育児をするパパのことを育メンというらしいのですが…

黄飛鴻

2014年02月11日 | 日記
黄飛鴻というのは英雄です。カンフーの達人!



蹴り技の達人として知られ「蹴りにおいて 黄飛鴻の先に黄飛鴻無し 黄飛鴻の後に黄飛鴻無し」と言われ、「無影脚」と通称されるその蹴りはよく知られれています。

カンフーの記念館でかくれんぼ中。




あっという間にかくれんぼが終わったので、見学に行きましょう。



黄さんの絵が描けてありまして



現代の黄さんのカンフーの技実演がありまして。



お弟子さんたちが、いろいろな技を磨いて、取っ組み合いをしています。



狭い道場で、剣とか長槍を振り回しているのではらはらします。

カンフーの型が説明してあるポスターがあります。

工字伏虎拳


鉄線拳(英語の翻訳が直訳過ぎてうけます)


どれも強そうですね。


カンフーの演技が終わると、今度は南方獅子の演技が見られました。これは獅子舞の一種で、中国雑技団が演じることがあるそうで、かなりアクロバテックな演目です。



亮亮は「ネコちゃん」と呼んでいます。



お尻を振り振り、かわいらしく踊っているのですが、これは招福駆邪の聖獣です。



一匹に二人のお兄ちゃんが入っています。地面に立てた柱の上を、ぴょんぴょんと本物の猫のように飛び踊ります。



動きが猫そのものです。



立ち上がったところ。



中のお兄ちゃんが丸見えです。

清の時代乾隆帝が江南地方を遊休したある晩、一頭の生き物が夢の中に現れたのが起源とされています。この夢の可愛らしい動物は五色の色鮮やかな体を持ち、軽快な足取りで踊っていたそうで、皇帝は宮廷へ戻ると工芸匠に命じて夢のとおりの聖獣をつくらせ、朝廷の式典に祝舞いとして踊らせました。 

太鼓と、銅鑼のやかましいリズムに合わせて踊るのです。

この太鼓のお兄ちゃんも結構優しくて、途中途中にうまいこと休止を付けて「ネコちゃん」がちょっと休めるようにしてあげていました。


さて、この「ネコちゃん」は凶暴な野獣ではなく、人によくなれた親切で愛らしい生き物、年を取った温厚で賢い聖獣というイメージで中国の人々に親しまれています。




最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (g3)
2014-02-11 06:40:04
中国の文化をいろいろ観れて面白いです。

銅鑼のにーちゃん服が、ブラジル代表のユニフォームに見えてしまうのは私だけでしょうか…
返信する
Unknown (papa)
2014-02-11 13:20:21
g3さん
まさしくカナリア軍団ですね。こういう雑技に関する伝統文化には目を見張るものがあります。
安全対策が適当過ぎる・・・。
返信する

コメントを投稿