育パパの一喜一憂----大陸編

育児をするパパのことを育メンというらしいのですが…

食べ収め。

2014年03月11日 | グルメ&買い物
お世話になった「らんじょうらーめん」。

一押しの揚州炒面です。3年でいったい何食食べたのでしょうか。



二番目は「蘭州炒飯」これも食べた回数は二桁ではないはず。


そして第三位!「茄子土豆木耳炒かけ飯」。時々辛いピーマンにあたってびっくり。


定番の「卵ラーメン」。明明の常食メニューです。


ほんとうにほんとうに、お世話になりました。


どーも




お世話になったといえば、パパの朝(朝寝坊した時)ご飯でお世話になったKFC.


ここの気のいい従業員とかわす一言がパパの中国語レッスンでした。名残惜しい・・・。

6元の朝ケンタ。


あんまり体にはよくなかったでしょうけどね。



鴨卵!

2014年03月07日 | グルメ&買い物
友人が鴨の卵を持ってきてくれました。後で食べてね、っておいて帰っちゃった。



ちょっと細長い気がしますし、鶏の卵よりも一回り大きいです。殻はちょっと固め、ずっしりとしています。

どないして食べたらいいか、ってきくと「適当に!」というので、とりあえず目玉焼きにしてみることにしました。



びっくりしたのが、白身が極端に少なく、黄身が異様に位大きい!そして、黄身のプリッと感がものすごく、ちょっとつついただけではつぶれません。そうこうしていると黄身に火が通る前に白身が焦げてきた・・・。

味が濃くて濃厚です。黄身率が高いからでしょうか。もっと早くチャレンジしておけばよかった・・・。



学生食堂にて。サンドイッチとカレーと牛丼。



すました明明




パン屋さん

2014年03月05日 | グルメ&買い物

おいしいアイスが食べたいですね。


近くのパン屋さんで発見。


なんとなくあの超人です。


はい。間違いありませんでした。明明、亮亮レベルの作品ですが。子供の落書きをぬいぐるみにしてくれるというサービスが少し前にはやっていたのですが、同じように子供の落書きをパンにしてくれるというサービスもありだな、と思いました。


これは、あれを真似した?マスコットですね。

地元のスーパーで出会いました。

近頃妙にこういう中国人の適当な性格が好きです。



今日は中国人の一家と韓国人御用達の高級焼肉へ。



しかし韓国風の食卓って本当に賑やかですね。テーブルの隙間が空いていたらいけないらしいです。所狭しと並べるのが彼等風。中国人一家&日本人一家で「おおーーーっ!」っていいながら食べました。

韓国焼酎。

アルコール度数の割に、水を飲んでいるみたいな感じです。でもあんまり調子に乗って飲んでいると急に酔ってしまうので要注意です。

中国と日本の子育ての共通点や違いについてゆっくりと語り合うことができ、すごく楽しいディナーでした。



ここのところ家族そろってちょっとづつ順調に太っています。



Obrigado!!

2014年02月27日 | グルメ&買い物
最近の話題になっているコラムです。

北京人が上海人に対して「中国で一番幸せなのは北京人だ。窓を開ければただでたばこが吸える」と自慢すると、上海人は「それがどうした。こっちは蛇口をひねれば豚汁が飲めるんだぞ」!!

北京では大気汚染が深刻なこと、上海では市内の川に大量の豚の死骸が浮かんでいたことを皮肉ったものです。

本当に深刻に受け止めているのでしょうか?





しかしちょっと国境を越えただけで空気の違いを感じるのはなぜでしょうか。

国境なんて建物一つのはずなのに・・・。


「ローマと明明」




今回はちょっと贅沢なお話。

ポルトガル料理のレストラン「帆船葡國餐廳」へ。マカオの貴重な思い出作りです。

まずはサーモンと卵のポテトフライ。パクチ乗せ


温野菜と白身魚。ふわふわです。


カレー風味のポテトスープ。ザ・ポルトガルみたいな味でした。亮亮絶賛!


素朴なパスタ。


肉!!肉!!


チーズと貝


チャーハンです。高級ですね。ランジョウチャーハンとはちょっと違う。


子羊のソテー^です


超満足ですね。



次なる企みは?







A conta, por favor.









明治のアイス

2014年02月12日 | グルメ&買い物
ここの所、中国で明治アイスクリームの進出が目覚ましいです。チェーン店のコンビニには、ほとんど納品されているようで、結構辺鄙なところでも見かけるようになりました。



現在販売中のアイスは2種類です。中国明治関係の知り合いに聞くと、中国独特のむずかしさがあるもののまぁまぁ業績はよいようです。
まずは値段でしょうか。一般的な地元のアイスは0.5元から2元の間の価格帯です。ソフトクリームやカップアイスになると4.5元ほどになります。しかし、この明治のアイスは強気の7元。このサイズで7元はなかなか難しい選択だったと思います。



近くのコンビニのお兄ちゃんに聞くと「これを買っていくのは、韓国人くらいだよ」とのこと。(たぶん日本人もその韓国人に含まれる。我が家の周りには韓国人が多いから。)

このお兄ちゃん、とっても愛想がいいんです。いっつもビールを買いに行くのですが、一本だけ買うと「足りるのか?」3本買うと「飲み過ぎやろ!」4本以上買うと「何人で飲むの?」・・・いろいろ聞いてきます。正月休みも仕事をしていたので、「頑張るね!」と声をかけると、「ぼくが休むと、おじさんのビールが買えなくなって困るでしょ!」だって。お茶目です。しかし・・・私の事を「叔叔(しゅーしゅー)」って呼んだな!「おじさん」っていう意味で、自分のお父さんの世代の人に対して使う表現です。(-_-)


気を取りなおして

亮亮と明治アズキミルクアイスを食べながら帰ります。やっぱりおいしいですね・・・。
ちなみに明治は中国語で「ミンジ―」と言います。「みん爺」みたいな発音です。ちょっとかわいい名前だと思うのはたぶん私だけですね。




ご家族の供給、さくらチェリー。というカップです。




hello KITTY!

2014年02月06日 | グルメ&買い物
日本でも有名なネコちゃんのお店が堂々と営業しています。



店の中の雰囲気は我ら男性を受け付けない不思議ワールドでした。



亮亮を連れている強みで鳥肌を我慢しながらちょっとだけ入ってみました。



店員さんはちょっとシャイで暗めの男の子。



どうやら先に券売機で注文をして、それをカウンターに持っていくシステムのようです。


ケーキ45元、コーヒー35元は明らかに高いです。

ケーキの作成現場も見られて、



そして完成品





もちろん写真を撮って、シャイなお兄ちゃんにまた来るね、って言いつつ立ち去ったのでした。



亮亮がおなかが空いたっていうので、おかしな日本語のレストランに入ってみましたが、


もぉーっ、日本語を「の」から始めたらダメって言いましたよね。「のい」で終わるのもだめです。でもそれらを取ると「オリジナルの足」になっちゃうんですよね。正しい翻訳は「アラスカ産タラバ蟹」です。書いて教えてあげました。


これもおかしなことですよ。

シャレに石飯炊きだった・・・って。食べた人の感想???

亮亮君は好物を頼み


サーモンに、しゃけ茶漬けです。



パパはシャレを食べたくて注文

石焼ビビンバ風のどんぶりでした。器は熱くもないし、おこげもないビビンバでもないそのまんま「丼!」です。
これはシャレにもなりませんよ。・・・ってさっきホンマに感想が書いてあったの?


お寿司の握り方の説明が書いてありました。

説明:「寿司とは日本人が一番好きな食べ物の一つです。日本人は常日頃から【魚のいるところ、そこには寿司がある】といっています。・・・」

日ごろからそんなことは言っていませんけど、好きなのは好きですね。


楽しい楽しい亮亮とのデートでした。




アバタ―肉

2014年01月28日 | グルメ&買い物
今日は、ママがネットのコラムを見て、うぇーーー!って言ってたお話です。


ある主婦が、市場で豚肉を買って餃子を作り、残った豚肉を台所に置いて寝ました。夜中、その主婦はトイレに行くためベッドから出て台所の前を通ると、青く光る物体が目に入ります。ぎょっとして良く見ると豚肉が発光していたのです。



次の日、市場に行って見せたところ、市場の主は「まさか、問題ないよ!」・・・

専門家の調査段階では、蛍光漂白剤のせいだ、とかいろいろ予測が立てられましたが、結局豚肉の表面についた発光細菌が原因だと判明。加熱すれば食べても問題ないとの結論に達しました。

結果的に市場の人が言っていた通り「問題なし」だったのですが、気持ち悪い話ですね。中国では、映画「アバター」の登場人物たちの青色に似ていることから「アバター肉」と名付けられています。

これが暗闇では・・・。







私たちは比較的安全な食材を求めて、ジャスコやメトロ、テスコなど、外資系のスーパーに行くことがあります。

アメリカのウォールマートもその一つです。でもそこでは キツネの肉が混じったロバの肉を販売していたという衝撃のニュースを聞きました。
ロバの肉を食べる文化もさることながら、それに混ぜる肉としてなぜキツネを選んだのか。
まぁとにかくDNA検査により「皆さんが食べていたのはキツネです」と判明したわけです。



ウォルマートは「微博」で謝罪したうえで製造元業者を告発。責任者は拘留されたました。何でツイッターで謝罪するのか・・・。それで許してしまう中国人はやはり心が広いです。「まぁ、キツネだったけど、ごめんってつぶやいてるから許してあげよっか。」みたいな感じ



ここでは羊の肉は日常食です。安いのでね。羊の肉の販売に関わる広東省南部のヤクザ組織が、知恵を絞り考えました。販売価格を少しでも上げるためにはどうしたらいいか??  「そうだ、肉の重量を増やせば良いんだ…」という恐ろしく単純かつ大胆な結論に到達。肉に何と近所の池の汚水を注入していたことがばれて大騒ぎになりました。

同省白雲区という場所にある食肉処理工場で1日当たり50頭~100頭の羊を食肉用に解体し、汚水を注入した後、広州や仏山などの市場や屋台、レストランなどに販売していたのです。

CCTVの報道によるとこの違法工場に踏み込んだ当局は、生きた羊335頭、汚水を注入された羊の死体30体、偽造された当局の検査スタンプ2個、ポンプ、ゴムチューブを発見したそうです。すごい組織ですね。何で池の水・・・良心のかけらもない。せめて水道水にして・・・



牛の代わりに羊、羊の代わりに猫、スズメはミンチで鶏になり、豚は薬で赤みを増やされ、ロバはキツネと混ぜられる、羊のおなかは池の水でタポタポ・・・




ネコちゃんは人類の友なので食べちゃダメです。



最近日本でもパンに混入したノロウイルスがニュースになっていますね。これも大きな問題でしたが、同じ混入でも少し種類と規模と性質とショックが違いすぎます。

市場でのぼったくり

2014年01月21日 | グルメ&買い物
市場にお買い物に行くたび思っていたこと、それは「どーも値段をぼられているような気がする」ということです。

重さをはかるスケールを持っていこうかとも思ったのですが、あの混雑のなか、いちいち重さを量るのは面倒だし、そんなことに気ととられているとスリにあったりする戦場なので、帰宅してから「ボラレ度」を計測してみることにしました。

今日はその計測結果です。暇だと思うでしょ。そう興味のためには時間をおしまないpapaなのです。

キャベツ 500グラム1元という表示でした。3元6毛(62円)で購入。

1560グラムなので、3元1毛(53円)ですね。5毛のボリです。

次はピーマン、パプリカ 500グラム3元5毛。4元8毛(83円)で購入。

575グラムですから4元2毛(72円)。6毛のボリです

ほうれんそう、500グラム2元。5元(86円)で購入。

975グラムなので、ん??3元9毛(67円)のはず!1元1毛ぼられています。おいおい

茄子ですが、これは500グラム2元5毛。4元(69円)でした。

782グラム。3元8毛(65円)。まぁまぁあっていますね。2毛の微ボリです。

玉ねぎは500グラム1元5毛。4元3毛(74円)で購入

789グラム。2元4毛(41円)のはず。これはたっぷり1元9毛もボラれました。あと3つ買えたではないですか。

ジャガイモはちょっと高めで500グラム2元5毛です。5元5毛(95円)でしたが、、、

729グラム。本来3元8毛(65円)ですね。1元7毛ボリ

白菜。よく身が締まっています。これは旬で安い。500グラム8毛です。4元(69円)なり!

1095グラム。??????新記録ですね。ほんとは1元7毛(29円)で買えます。2元3毛ボリなり!!もう一個買えるやんか!

なんか、楽しくなってきました。ぶろっこりー500グラムで2元。5元2毛(90円)です。

717グラムで3元(52円)、、、2元2毛をブロッコリーおばさんにおこずかいです。

ねぎは500グラム買って3元5毛。4元(69円)で購入。

274グラムですから1元8毛(31円)です。これも2元2毛。出ました2倍ボリ越え

げそです。500グラム16元。購入も16元(277円)。ですから当然500グラムちょうどあることでしょう。

342グラム。ないやんないやん!500グラム!11元2毛(194円)で買えたはず。4元8毛ボラれました。

最後に持ってきたのは一番ボラれてそうな気がした大物、豚肉です。500グラム10元ぽっきり。31元(536円)です。

じゃーーん。1482グラム!さぁさぁ!いくらボったのさ!計算してみるよぉ・・・

29元(501円)???あれれ、たったの2元しかボってないの?


本日のお買いもの合計11点。

お会計は84元4毛(1461円)

合計ボラレ金額:19元5毛(338円)

本来のあるべき支払額:64元9毛(1123円)

平均ボラレ額:1元8毛(31円)

結果:非常に残念・・・

感想:またやる!





付き合ってくれた亮亮君にご褒美 
1:マクドのソフトクリーム3元(52円)


2:子供用マスク2個で10元(173円)



最後に明日の朝パンです。最近は1斤では足りません。一つ7元5毛(130円)



今日のお買いもの消費額は112元4毛(1945円)でした。

ホンマは100元で収まっていたのか、まんまとボッていたおばちゃんたちのほくそ笑みが目に浮かぶ…



個人的興味にお付き合いいただきありがとうございます。



お手頃価格の学食

2014年01月10日 | グルメ&買い物
中国語を中国の大学で勉強するというのは最高の環境ですね。各地にそのような外国人を対象にした大学や語学学校がありますが、そういうところに行くとかなりお得な値段で中国のローカル食堂にはない外国人向けのメニューが食べられます。

「日本式吉野家の牛丼」というメニューの牛丼。


「韓国風鍋ご飯」というメニューのビビンバ


中国と日本を同時に味わいたい人向け、「牛丼と鶏丼の半分半分」というメニューの定食


「サンドイッチ風 具を挟んだパン」というメニューのサンドイッチ


「・・・式」とか「・・・風」とか言っていますが、実際にはそのものです。見た目に味が追いつかないために謙遜してつけた名前なのかもしれません。

といっても牛丼10元、ビビンバも10元、サンドイッチ7元ですから、文句はありません。この値段でおなか一杯になりますから。

そろそろこちらは冬休みです。故郷に帰る若者が準備に入り、普段と比べても洗濯物の数がすごいです。こんなにくっつけて大量に干したら乾かないでしょうね。



大学宿舎の前では、お届け物の小包は路上に放り投げられています。


宅配業者の人はこの辺にポイポイおいて行き、後は帰宅時に学生が自分のがないか探してもってかえるというシステムのようです。取りに行くのが遅いと間違いなく無くなることでしょう。すごいスリリングなシステムです。



自由です。彼もまた・・・



亮亮!

焼く!肉

2014年01月03日 | グルメ&買い物
大晦日は紅白を見てまったりと過ごすなんて事は、夢のまた夢、忙しいのは幸せと言い聞かせつつ、せっせと働いております。それでも、ご褒美というのは必要なわけで、日本人仲間集まって焼肉をすることになりました。



肉を焼き、キムチ鍋をつつき、シェフの酢豚とから揚げを頂き、ビールをたらふく?飲んで、栄養補給ができました。やはり、短い時間でしたが中国語を忘れて友人たちと過ごすひと時は貴重ですね。

亮亮も、


骨付きカルビと格闘しながら味わっていました。大好きなティラノサウルスと同じで「肉」が好きなのです。亮亮は・・・

どんどんひょうきんものになっていく亮亮君が面白いですよ。

ちゃんと感謝もします。



チャッピーを捕まえてすりすりも大好きです。



水やりも欠かしません。



ここの所寒いので、寄り添って寝る二人ですが、夜中に暑くなって結局こうなるのです。





中国語版のツイッターにはいまだにこんな「めでたい」と思われる画像が次々に送られてきます。





もうそろそろやめてほしいです。




明明は今日も元気に登校しました。朝ごはんの「セブンイレブン肉団子カレー風味」をほおばりながら。


10粒入って9元です。ママ、風邪でダウンのため、特別の朝御飯です。







語らいの屋台

2013年12月18日 | グルメ&買い物
お祭りの時に神社の参道に並ぶ屋台は、小さいころの楽しみでした。綿あめ、金魚すくい、輪投げ・・・

考えてみると中国では毎日がお祭りです。屋台は特別な日のためのイベントなどではなく、日常の風景です。そして日本のように「ぼったくり」ません。

明明と夜中のお散歩に行った帰り、おなかが空いたので食べて帰ることにしました。取材です。



たくさんある屋台からこぎれいに来ている店を選びます。



ここは、麺屋。好きな具材を選んだらそれを使ってラーメンを作ってくれます。明明、真剣に選んでいます。そして・・・



今日の具材です。出来上がりは??こんな感じになります。



7元です。

パパは?



炒め麺を注文しました。



これも7元。けっこうなボリュームで、塩がよく効いてビールにちょうどいいんですよ。

二人で食べていると隣で何やら面白いものを作っています。



これはおかゆ?  ではなくて一つ一つ炊き上げたごはんの上に、好きな具材をトッピングして食べる煲仔飯という料理です。地元ではよく食べられています。



おばちゃんが丁寧に説明してくれたので一つ頼んでみました。

「五花肉飯」11元



アツアツでやわらかくて、これはお勧めです。


良く働く中国人の労働者は、こういうところでワイワイ語りながら一日の疲れをいやすとともに、仲間たちとの交流を楽しむのです。彼らの夜もまた長いのです。


パパと明明の夜も長いけどね。…なかなか寝ないし…



亮亮の意味不明の発熱も5日ほどで収まり、みんな元気です。


ちょっと痩せてしまった亮亮君。







客家菜

2013年12月10日 | グルメ&買い物
中国に客家という移住民族がいます。この民族は戦乱から逃れるため中原から南へと移動、定住を繰り返していったということです。移住先では原住民から見て“よそ者”であるため、客家と呼ばれ、原住民とのトラブルが茶飯事で攻撃に備えるためにこの写真のようなしっかりとしたつくりの家が特徴になっています。移動民族なのにテントではないところが面白いですね。



土楼と呼ばれる独特の集合住宅で、福建省の一部山間部の客家人の家です。襲撃を防ぎ、一族がまとまって居住します。ほかの漢民族と比べ規律を重視する気風があります。



建物の形状がミサイル基地に似ているので、アメリカ衛星写真の解析を誤らせて大騒ぎになったこともあるそうです。




梅州、恵州、汀州、贛州は客家四州と言われて、とくに客家人が多い地域です。

何で客家の話になったかというと、会社の食事会で、客家料理を食べに行く機会があったからです。



北方からの移民であるせいか、この料理の味付けは日本人の口に合うことが多いといわれています。基本的に味付けのポイントは「塩」です。中国特有の変な?香辛料や変な?ソースが基本になっていることはありません。

まずはスープ。これはほのかに薬草の香りがします。かなりシンプルですが、まずは口の中をすっきりとさせてくれます。


次に出てきたのが前菜?これは春菊?でした。いや、はっきりと春菊とは言い切れませんが、味はまさしく春菊でした。


これは豆腐です。客家料理の定番ということもあって家庭的な?料理でした。


そして卵焼きが入ったバージョン。豆腐鍋と同じで、次も注文したいと思う名脇役ですね。


大根のだんご、真ん中の緑はほうれんそうのだんご。


ちゃんぽん面炒め。にんにくがよくきいていました。


そして、これぞというのが、手で裂いた鶏という名前のこの料理。文句なしです。白切鶏よりも食べやすいです。これもまた代表的な料理です。


私が一番気に入ったのが、このチャーシューと角煮の中間みたいな料理。トロットロで、これだけでも来た価値がありました。


最後が魚。これは白身の淡水魚のホイル焼きです


デザート。客家のもう一つの特徴はヨモギを使うこと。これはその一つ、ヨモギもち。


以上、感想は?日本人向けの料理だということ。いろいろな地方の料理を食べる機会がありましたが、一番無難で、はずれが少なく、満足できるお食事でした。



食事を終えて階段を下り、ふと通りかかったお酒の棚を見てびっくり。

これをよーく見てください。ネズミの子供のお酒。

これは客家人がもてなしで飲む超高級なお酒らしいです。どうせまた、家の中の酒樽にたまたまネズミが入って客に出して飲ませてみたらおいしいと評判になったとかいう適当でうさんくさい逸話から生まれた伝統なんでしょうけど・・・。

聞いてみたところ、「もちろん普通「身」は食べません。」だって。そんなん当たり前やーーー。うわーーーっ

って・・・あんたら・・・ぜったいたべるやろ・・・



公園前の走鬼たち2

2013年11月28日 | グルメ&買い物
実は、ここ数年「走鬼の合法化」が提案されているらしいです。地方自治体ごとに、時間制限、場所制限をかけて公認にするという動きです。残念ながらまだ採用には至っていません。

「走鬼」は広東語由来で、無許可営業露店商人の事です。管理官が来た時の掛け声は「ぞうぐいらぁ」(逃げろ!!)一斉に逃げていきます。逃げることを前提に、たいていは商品の下に風呂敷を引いていてその4隅を持ち上げ一瞬で店じまいができるというすご技を持っています。

この低所得層をなぜ取り締まっているのかというと、正規の露天商が黙っていないからです。営業許可証を取り、業界市場に管理費を払っているためコストが高くなるので、走鬼には値段でかなわないのです。実際、自分の店の店先に陣取られたら、面白くはないですよね。

そんなわけで、無許可露天商いろいろ。

子供たちに大人気、まわる歯車のおもちゃ


世界中の高級ブランドの時計を、惜しげもなく売っています。しかも破格で・・・大体30元くらいです。


ブランド財布は無造作に積み上げられ、


高級バッグは、人が通るたびに地面に落ちます。


インポートのジーンズも、同じ生地デザインながらほとんどの有名メーカーの物はそろっており


河原で拾ってきたような石も売っています。


32GBのマイクロSDが欲しければたった20元(320円)で買えます。値切ったら2枚20元で買えます。




面白くて危ないものも売っています。これはどこでもwifiが使えるようになる機械です。
wifiルーターのパスワードを潜り抜けてしまうという優れものです。電波さえあれば
どのwifiでも使い放題。すれすれです。いえ、完全にブラックですね。こんなものが出回ったら
何のためにパスワードをかけているのかわからなくなります。しかもたった25元。


さてさていかがでしょうか。ほしいものは見つかりましたか?

最後にかわいい店番の男の子。

「小朋友,多少銭?」

公園前の走鬼たち

2013年11月27日 | グルメ&買い物
見回りの都市監理員たちが来ると、蜘蛛の子を散らしたようにいなくなり、監視員が去るとぞろぞろとまた同じ場所に戻ってくる事から走る鬼となずけられたこの職業の人たちは中国の風物詩になっていて、街の風景に欠かせない存在です。

出店費用もほぼゼロ、管理費もいらない、好きなものを仕入れて好き値段で好きなだけ売る!!それが彼らのスタイルです。

例えば、地面にいろんな大小動物の毛皮を並べて売っています。


きれいな石とか、骨董系の怪しい物品を扱っています


同系統の商品ですね。古銭がありました。


これは電気代をちょろまかす機械です。実際の使用量よりもメーターの回転を遅くできます。節電って書いてますけど、節約ではなくてただの不払いですから。こんなの売ってていいのか・・・?

ちなみに水道料金ちょろまかし機もあります。

ちょっと地味ですが、スプーンしか売っていないスプーン走鬼。こだわっています。お口の大きさにあわせてどうぞ。


靴の底に張るゴムと接着剤だけを売っています。接着剤と3足分のゴムで10元だったので、ご購入!


絶対に怪しい背中の痛みをとる薬です。実演しているおじさんは通行人です。サクラかもしれません。


サイクル用品。このおばちゃんはあらゆる自転車用部品を扱っています。何台か組みあがると思います。


そして携帯電話。実際に使えるものばかりです。約100元くらいで買えます。



もちろん走鬼にも家族や子供がいます。子供連れもいて

こんな風に適当にご飯を食べさせられています。けなげです。ちゃんと店番をしている子もいます。



私はひたすら中国語の練習相手になっていただくために利用させていただいています。何を買っても安いので、ついつい買わされてしまうことも多いのですが、まぁ、お勉強の授業料だとおもえば安いものです。


明日の第二弾に続く・・・


明明の冒険

2013年11月26日 | グルメ&買い物
普段はこっちのお寿司を食べようという気にはなりません。この日は一日明明と二人時間を忘れて歩き回って働いたせいで、いつの間にか外は暗くなっていました。

あまりにおなかが空いて、普段なら見向きもしないようなお店に目が留まってしまいました。



怪しすぎる看板です。その名も「からしからしすし」。看板はわさび色なのに、あえての「からし」



繰り返しますが、今まで存在は知っていたものの一度も入ろうと思ったことなどありません。



ですが、あまりの空腹で吸い込まれてしまいました。

メニューを眺めて、それぞれにほしいものを注文。



待つこと5分で出てきました。



この皿と、ラーメン一杯で19元(300円くらい)。安いのか高いのか・・・


わさびも変な辛さだし、醤油も薄口を薄めたような味だし、

これで300円はやはりたかいですよ。

他に行って19元出せば、こんなんとか



こんなんが食べられますから



この後、結局おなかはいっぱいにならず、中華店にはしごすることになった親と子でした。
教訓:超おなかが空いているときに店を選ぶと失敗することが多い。

しかし、時々いろんな文句をぶつぶつ言いながらも、一日しっかり働く我が子はとっても頼もしいのでした。


さてさて明明のぶつぶつを聞いていて思ったこと。
ここは環境は日本のようによくないし、遊ぶところも日本のように多くありません。
質のいいおもちゃはないし、きれいな公園は少ないし、子供にとって何もかもが不便なのです。
時々日本のお友達がうらやましくなって、うるうると泣いちゃうこともあります。そんな時はパパもうるうるとしてきます。
それでも最近はここにいる目的を理解してくれるようになりました。
「ぼくここでがんばるから、なにしたらいいかおしえてね。」 この一言で報われた気がしました。



まさに一喜一憂です。  今日は一日 ありがとう。









どう考えても違うような気がするシリーズ。



(シリーズなのか??)こんなんスイッチカバーにしたら、火事になりますから。ブナ材使用してないし・・・