東日本大地震の日です。
あの日は寒い日でした。
職場の事務所の2階で被災しました。事務職でした。
その時、自分1人でした。
怖くて寒い日。
雪でした。
あれから14年。
当時、職場から徒歩で帰宅しました。
自宅は、足の踏み場も無いほど全てが壊れていました。
避難所に行き、ずっとラジオを聞いていました。
あの夜は停電でラジオだけが情報源でした。
『荒浜(仙台市)』でご遺体が100躰以上発見されたなど、悲惨な状況を伝えるラジオに、俄かには信じられず…、
ずっと余震が続いて、
配られた毛布1枚を2人で、コンクリートの床は冷たく寒く。
ほぼ一睡も出来ず、翌日朝5時前に自宅に戻り、片付けはじめました。
もう、この世の終わり?って思いました。
何度も心が折れました。
それぞれの3月11日は、個々に心の中にあります。
この日が来ると、改めて当たり前の事に感謝して、過ごしたいと毎年思います。
そして特番を見、津波の映像を見る度に涙が出ます。
今日は、年長組の子供達と外遊び中でしたが、
14:46には、遊ぶのをやめて子供達と黙祷をしました。
一日一日を大切に過ごして行きたいです。

黙祷の時間の、仙台市荒浜の深沼海岸です。