道東を発見する旅 第3の人生

長靴、大根足、レインブーツ姿がきれいに見える理由

長靴

雨が降り、じめじめした天候がつづいている。電車に乗ると、若い女性が素敵なレインブーツ(長靴)を履いているのをよく見かける。冬季のブーツ姿は、すっかりお馴染みの風景になったが、それに加えて梅雨時のレインブーツが定着し始めたようだ。

自分が時々服を買いに行く「エーグル」というショップでも、麗々しくレインブーツが陳列してあるのだが、そのシルエットがとても美しい。

北海道に住んでいた時、自分にも長靴は必需品であった。昔ながらのダサいゴム長靴であったが、素材や強度など色々工夫してあった。

主に冬季、凍結した雪道を歩くために使っていたので、シーズンを越えると随分痛んでいたようだ。本来の梅雨時に、水たまりの中を長靴で歩いていると、靴の中に水が浸み込んで情けない思いをしたものだ。

大阪に戻ってきて、あのゴム長靴を履く機会はゼロとなった。この梅雨時に男物のオシャレな長靴があれば重宝するのになあと思う。

一方、女性にとっては、梅雨時に自分の脚線美をアピールできる大事なアイテムになったようだ。

女性のスタイルが変化した

なぜ、ブーツに加えて雨用の長靴までもが流行るだろう。女性のスタイルが大きく変化したことが根底にあると思う。

我々の若い頃と比べると、女性のスタイルがとても良くなったのは間違いない。小学生から中高生までの女子が歩く姿を見ていると、皆、手足がスラットしてきれいなプロポーションをしている。

畳から椅子へと生活様式が変わった事、昔ほど歩かなくなった事などが影響しているのだろう。下半身、特にふくらはぎがむっちりした太い人の比率が大きく減ってスラッとしたふくらはぎの女性がとても多くなっている。

大根足

我々の若い頃、若い女性の太いふくらはぎを「大根足」と言って揶揄していたものである。それが、死語になってしまったかのようだ。大根足について知らない人もいるかもしれないので紹介しておきます。

大根足ってどんな足?
http://mikle.jp/threadres/1914708/

ダイコン足ってどんな足なんですか? 今あまり聞きませんね!

以下、回答
No.1
私みたいな太い足のこと

No.2 by

くびれがない足ですかね。

No.3

太くて短い。…短いはいらなかったかな。今スーパーで売られてる大根は細くて白いのにね(=∀=`)

No.4

主に膝から下をいい、太さが同じ足。膝下から足首にかけて…。

ふくらはぎがプクッと筋肉が張っていて足首がキユッと細い足がセレブなマダム風ですね。

No.5

私のお母さんがよく大根足って言われてました。ぽっちゃり体系で色白だったから

ちなみに父親は色白でしたが細かったのでもやし、私は色黒で細かったのでゴボウとか言って遊んでましたね

No.6

死語。

質問主からの返事

1~5さんレスありがとうございました(^_^;)

健康的なふくらはぎですね!

昔は、太い足というイメージを持ってましたが、それとは違う意味があったんだなと、皆様のコメントで知りました
引用終わり

さて、実は我々は大根足の意味を誤解しているという内容の記事を見つけたので次にそれを引用します。

大根足は褒め言葉

http://www.netricoh.com/contents/antenna/ojituu/data/N0001.html

大根足、昔は「白くてきれい」という意味のほめ言葉だったと聞きましたが、足どころか、大根は「白くてなめらかな美しい女性の“腕”」の比喩に使われていたそうです。

今のような大きな大根になったのは江戸時代の後半くらいからで、昔の大根は にんじんを一回り大きくした程度の、本当に女性の腕くらいの太さだったそうで す。(納得)

大根足のことを英語ではなんと言うか?
英語でも大根足という意味の言葉があり、ピアノの足という意味で「Piano Leg」 といいます。グランドビアのあの脚ですね。あれもそんなに太くはなくスマートですよね。(^_^)

引用終わり

まとめ

なぜレインブーツ姿が美しく見えるのか?

その昔、「大根のように白くて美しい(女性の)腕」の時代は、皆、着物を着ていて素肌が見えない時代だったのでしょう。たまたま着物の袖がめくれて、チラッと見えた白い腕が実に魅力的だったのだと思います。

きっと、その時代の男性は、大根を見たときに女性の腕を連想してムラムラしたのかもしれませんね。

時代を越えて洋服の時代となり、女性がふくらはぎを見せるのが当たり前になると、西洋人と比較して女性のふくらはぎの太さが我慢できず、「大根のようにずんぐりした太いふくらはぎ」と揶揄する対象になってしまったのでしょうか。

さて、さらに時代は進み、今や普通の女性の普通のふくらはぎなんて取るに足らない時代になりました。そうなると、今度は、実物を見せずに連想させる方が魅力的になります。

以前書いたマスク美人と同じような状況になるのでしょう。

道を歩く人にとって、女性のふくらはぎが、美しいシルエットのレインブーツで隠されてしまうと、きれいなブーツのシルエットと同時に全身のプロポーションが浮かび上がってきます。きれいなブーツは、実は全身を魅力的に見せてしまうのでしょうか。

これも顔の輪郭にあったハット(帽子)がすべてを魅力的にするのと同じような効果があるのではないかと私は考えます。

そんな訳で、今年も梅雨時の女性のレインブーツ姿を見るのが楽しみなオヤジからのコメントでした。

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