道東を発見する旅 第3の人生

映画の台詞、言語爆発

息子と映画を見に行く

葬式が終わった翌日、映画の専門学校に行っている息子に誘われて映画を見に行った。アベンジャーズというアメコミヒーローが集合した映画で3D画面は素晴らしかったが、自分にはちょっと幼稚な感じがした。

ちょっと驚いたのが息子の成長ぶりである。映画を見ながら、簡単な英語の台詞に反応して笑っていた。随分、沢山の映画を見ているので、簡単な英語のフレーズなどは頭に入ってしまったようだ。

英語の台詞を聞いて笑えると目立つのだ。

登場人物が何かを喋って、本人がワハハと笑った後に、字幕を見た観客がドーッと笑う。英語が堪能なN子さんも、アメリカ映画を見ていて1人だけ真っ先に笑っているが、たまに笑っている人がいたら外人だったりする。

自分はどうかと言えば、簡単な台詞なら意味は理解できるが、字幕を見てやっぱりそうだったか、なんて安心しているだけだ。

きっと、息子も知識の蓄積から実用レベルに一歩進んだに違いない。変わった子で、学校の成績はダメなのだが、好きなことにのめり込むタイプなので、親としては成長ぶりがうれしい。

言語爆発

あるプログラマーの話である。なかなかうまくプログラミングを書けずに苦しんでいたところ、或る日、突然、開眼して、どんどん自分の言葉のようにスクリプトが出てくるようになったと書いている。息子も場合も、きっと同じような感じなのだろう。

最近、自分も数学の勉強が面白くなってきて、まったく新しい世界に入ったように感じている。なかなか次のレベルに行かなくても、努力していれば、ある日、突然、視界が広くなるなんて、何て、人生は素敵なんだろう。

以下、サイトから引用します。開眼した瞬間の魂の喜びを綴る作者の感動ストーリーを楽しんで下さい。http://el.jibun.atmarkit.co.jp/hidemi/2010/02/post-78a2.html

そんな状態の中、意地になってコードを書き続けていたら、ある日、1つの問題が解けた時に、「あれ?」と思いました。

それまでまったくかみあわなかったたくさんの知識が、突然、1つにまとまって、どうしようもなく分からなかったことがするっと理解できるようになったということを、はっきりと自覚できたんですよ。

なんだか、1つのピースが正しい場所にはめこまれた瞬間に、他のピースまできれいにならんじゃった感じでした。

「そうか、そういうことだったのか」と思って、思わず「うわっ」って声に出しちゃいましたよ。

「うわっ、うわっ、うわっ。今、何があったの? 何したの? 自分」みたいな。

そしたら今度は、そんな単純なことを理解できなかった自分が、理解できなくなっちゃったりして(苦笑)。

ためしに「言語爆発」という言葉を調べてみたところ、断片的に単語を口にすることしかできなかった子供が、突然、猛烈な勢いで言葉をしゃべり始める時期が「言語爆発期」と呼ばれていることが分かりました。

うまくしゃべれない子供でも、周囲の言葉はきちんとインプットされていて、それがある日、突然、アウトプットを始めるらしいんです。
それを自分の経験に当てはめてみると、ものすごく似た現象であるように思えます。

日本語を理解した時の自分なんて覚えていないけれど、もしかしたら、同じ経験をしていたのかもしれないなあ、と思うとニマニマしてしまいます。

いろんな情報をひたすら詰め込んで、でもそれがうまくつながらなくって、一歩も進んでないように思えても、実は脳内では「言語爆発」の準備が着々とすすんでいたりするんですよ、きっと。

そんなことを知って以来、わたしは「分からなくても分からなくても詰め込み続けろ! そして考え続けろ! いつか脳内で爆発が起きるから!」と自分に言い聞かせるようになりました。

引用終わり

感想

何でもそうなのだろうけど、学習により知識を蓄積するだけのレベルから完全にマスターして使いこなせるレベルへになるには、相当の努力を必要とする。

どんな事でも、しっかりと目標を持って続ける事が大事だ。まさに「人生は継続なり」と昔の人は言っている通りである。いつの日にか脳内で爆発が起こる日を信じて一生懸命取り組み続ける事だ。今日も細々でもいいから目の前の課題に取り組んで1日を過ごそう。
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