道東を発見する旅 第3の人生

バッテリーが上がる、激やせしたおじさん、重量挙げ、神様のくれたチャンス

現在進行形

今朝は珍しく、現在進行形であわてながら記事を書いている。昨日は土曜で、夜、いつものように4人で宴会で盛り上がってしまい、酔っぱらってそのまま寝てしまったのだ。

車のキーレスエントリーが動かない

昨日の朝、N子さんと車に乗ろうとすると、車に近づいてもうんともすんとも音がしない。これは困った。どうやって車のドアを開けたらいいのだろう。

プリウスを買うまで自分たちはキーレスエントリーなんて、その存在さえも知らなかった。キーをズボンのポケットに入れて車に近づき、運転席のドアのとってに触れると、ピッピッと言って、ドアのロックが解錠できるシステムだ。

それが全く音がしない。あわててディラーの人に電話すると、「バッテリーが上がったのではないですか?JAFに連絡してみて下さい」と言う。

バッテリーの充電

結局、先週の日曜日、最後に車に乗った自分が、車の室内灯を消し忘れたのが原因でバッテリーが上がってしまったようだ。すぐJAFに連絡し来て貰うことになった。

自分は病院に行く用事があったので、どうやってバッテリーを充電したのかを見なかったのだが、N子さんの話によると、JAFの人が何やら、小さな箱を持ってきて、それをバッテリーにポンポンとつないで終わりだったらしい。

「昔のように車のボンネットを開けて車同士のバッテリーをケーブルに連結するなんて事をしなかったのよ」とN子さんは感激して話していた。これも時代の進歩に取り残されているようです。

ディーラーに車を持って行く

N子さんは、動くようになった車で買い物に行き、午後は、大阪市内の医師会の建物で開催された自殺対策の研修会に行った。自分は病院から家に戻って、午後、念のためにディラーに車を持って行った。JAFの人がそうしてくれと言っていたらしい。

半年前、大阪に戻ってきて、すぐ買ったプリウスであり、ディーラに持って行くと、何も問題はないと言う。ただ、もう一度バッテリーが上がってしまうと買い換えないとダメだそうである。最先端の車なのでバッテリーが非常に大事らしい。

激やせした、おじさん

さて、ディーラーのお店で、たまたま自分の顔を見て、挨拶に来た営業担当のおじさんが激やせしていた。

びっくりして理由を聞いてみると糖尿病だったんですわ、となげいている。身体がだるく急にやせたので病院に行ったところ、血糖が300を越えてHbA1Cが12.5もあったそうだ。発病する直前まで、ホントに酒を飲み過ぎていたんです、と言っていた。

インスリンを注射しているので体調は良いと言っていたが、体型や雰囲気が激変していた。

病気がおかしな発言をさせていた?

この人の場合、最初から何か発言の内容がおかしかった。思い起こせば半年前、車の購入を検討しているとき、何故かひどい事を言われたのである。

若かった頃と違って、最近の自分は、ほとんど腹をたてる事はない。しかし、この時は凄く腹がたって「責任者を出せ」と叫び店長に厳しく注意したのである。

きっと、あの頃から糖尿が悪化していたのだろう。インスリンをうって20キロ近くダイエットして今は調子がいいですと言っている。

あの時の、おかしな発言も身体がだるくて余裕がなかったのだろう。本人が言ったというよりは、病気が本人に言わせていたというものかもしれないと考えている。

フリークライミングのジムへ行った

車に問題はなかったので、夕方から久し振りにフリークライミングのジムに行く。ジムの雰囲気は、10年前も今も全く変わっていない。

美人の女社長、長髪の共同経営者(どちらも40代かな)がいて、ボルダリングが人生の全てというようなマニアックな何人もの若者が、何時間も、体育会の部活をやっているかのように、ずっと座り込んで課題に取り組んでいる。

自分もようやく最近身体を鍛えてきた成果が出てきた。人工壁登りの黄色の課題がだいぶこなせるようになっている。パワーがついてきたのだ。

重量挙げのトレーニング

先月の初めに、筋トレのジムで、スクワットなどにより脚力を鍛える事にしたと書いた。その後、脚の力がついてきたので、2週間くらい前からハイクリーンとかスナッチとかの重量挙げ系のトレーニングをしている。

先日のロンドンオリンピックで、三宅兄弟の娘が銀メダルをとったあの種目だ。因みに、三宅兄弟は東京オリンピックで兄弟で重量挙げの金と銅メダルを獲得したのだが、その銅メダルの人の娘さんが、今回銀メダルを獲得したのだ。

スナッチとかハイクリーンは、いわゆる筋トレと違って、瞬発力が全てである。重たいバーベルを持ち上げて空中に浮遊させる。それを胸の所とか頭の上でガッチリと保持するのだ。だから上半身だけではなく下半身のパワーが必要であり全身のバネが必要だ。

3年前の自分は、50キロのハイクリーンがようやく2,3回できるくらいだった。それが、このところ調子が良くて、50キロのハイクリーンを6回、3セット軽々とできるようになった。

フォームの習得がとても難しい

重量挙げのイメージは、いわゆる「けん玉」を全身でやっている感じと言われている。

重いバーベルを全身で空中に引っ張り上げると途中で上向きのベクトルから無重力になり落下する。その無重力の瞬間、胸の前でクルッとまわして保持したり(ハイクリーン)、空中にあがったバーベルの下に潜り込むのだ(スナッチ)。

このフォームを習得するのは非常に難しい。自分が筋トレのジムで見た限りでは、きれいなフォームで出来ていた人は、たった1人だけで、残りは100人単位で見ているけど無茶苦茶なフォームだ。ネットで見ると、専門家による指導が必要であると書いている。

最初はYoutubeを見て始めた

4年くらい前、Youtubeでアメリカ人のフィットネスの動画を見ていた時、若いお姉ちゃんが果敢にスナッチに挑戦している様子を見たのが始めることになったきっかけだ。当時、ワンパターンの筋トレにあきていたこともあり、動画の様子を頭に叩き込み、筋トレのジムで初めて挑戦した。

ところが、フォームがおかしかったのだろう、背中や腰を痛めてしまい、回復に3ヶ月くらいかかってしままった。

神様がくれたチャンス

どうすればフォームが習得できるか悩みながらも、軽いバーベルで細々と続けていた。神はそんな自分を見捨てなかった。

ある日、いつも通っているジムに見慣れない、ずんぐりむっくりのおじさんが突然現れた。力はありそうだが、ボディビルダーのような美しい体型ではなく背中が盛り上がり、どちらかと言えば不格好な筋肉質体型だった。

そのおじさんが、完璧なフォームでジャークをやって見せたのだ。そのフォームを見ると、間違いなくかなり本格的に重量挙げをやっていた人のようだ。

自分はこれが神様がチャンスをくれたと思った。そのおじさんは、週に2回くらい、夜9時頃からトレーニングしていた。自分も、その人の来る時間に合わせてトレーニングするようにして、せっせとトレーニングの様子を観察した。それが約半年続いた。

足の裏でパーンと大きな音

その大きな特徴は、重いバーベルをあげる瞬間、パーンと大きな音を立てて足の裏で地面をけっている事である。

足の裏で地面が蹴れないと手の力を使わざるを得ない。全身を使えないまま、おかしなフォームが固まってしまい、かなり体力の有りそうな人でもおかしなフォームから脱却できないのである。

また、足の裏をつかうためには、ふくらはぎや太ももの筋肉が強くなければならないので、自然と全身のパワーがついていくのだ。その人を観察させてもらったおかげで、自分はコツをつかんだのである。

連休の真ん中

最後まで読んでいただき有り難うございます。

いつの間にか夢中で記事を書いていたが、あっという間に1時間半くらい過ぎてしまった。今日はこれで終わりにします。

ピッピッという車の音がしないから始まって、足の裏のパーンという音で終わったが、初めてジムで、重量挙げのおじさんを見たときは、本当に嬉しかったし、足の裏のパーンという音が今でも脳裏に浮かぶのです。

さて今日は朝から、映画の専門学校の息子と映画を見に行きます。自分が選んだ映画の内容は「極寒のシベリアの強制収容所から脱出してモンゴルを通りインドまで4500キロ歩いて逃亡した実話」の映画だそうです。

絵描きの息子は、来週の半ばが展覧会の締め切りでピリピリしています。3連休も関係なく毎日学校に行き、疲れ切って帰ってきています。

自分は、それ以外に明日も病院に行って、データを分析する予定です。これも結構面白いテーマで、そのうち紹介します。

皆様も、充実した連休をお過ごし下さるようお祈り申し上げます。
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