そんな日のこと。

いらっしゃい。

とっぱらやってます(幸子編)

2008-11-22 14:26:33 | とっぱら ~ざしきわらしのはなし~
バックステージ攻略中だったのですが、いまいちテンションが上がらないので
気分転換にとっぱらを買ってきてプレイしたところ
かなりの良シナリオだった為、気がついたら1人終わってしまいました

なんで今回は最初から個人別の感想でいこうと思います
以前イラストのネタにした幸子さんについて書いていきますね
(ネタばれあるんで注意です)

幸子について・・・
主人公の家の屋根裏にひょっこり住み着いていた疫病神
そこに居るだけで厄を引き寄せる厄い人
~さ、という口調が特徴的な、ロリコン体型の51歳
2、3千歳より51歳と言われたほうが年寄りっぽく感じるのは私だけか

疫病神と言っても憑いた人間を破壊するほど強烈な事をするわけではなく
抗えば跳ね除けられるほどの不幸しか運んでこないそうです
甘ったれた人間に憑いて試練を与える神様ってとこですかね
まあ、苦い薬って所でしょうか

性格はおてんば娘と言う感じで、快活な言動が目立ちますね
主人公(圭治)の神経を逆なでしては、きゃはっと笑うワルガキです
物語序盤では他人のことを考えず我が道突き進む奔放な人って感じですね

そんな、幸子さんですが、主人公と恋仲になると、疫病神とは思えない仁徳に満ちた言動を繰り返すようになります
この辺はシナリオのほうで書きましょうか

個人的に本作一番のお気に入りキャラクターにしてかなか嬢以来の大当たりキャラ
ネタでチェーンソーなんか持たせるんじゃありませんでしたね・・・
・・・謝罪もかねてちゃんとしたものでも描きましょうかねぇ・・・

シナリオについて・・・
幸子嬢に魂を持ってかれそうになった程の良シナリオでした

正直なところ終盤までは平凡な出来だったのですが
主人公が風邪を引き始めたあたりからの幸子さんの言動が
個人的につぼに入りまくりでした

ネタバレが過ぎるのでぼかした書き方をしますが
終盤、恋仲になった主人公が、幸子さんの厄を発端とした事件の影響で
死の淵をさまようほどの風邪を引くと言うシーンが出てきます
えー、そのときの幸子さんがやばすぎです

主人公につきっきりで寝ずの看病をしたり、辛そうな主人公を見て涙を流したり、疫病神である自分自身をのろったり・・・
それだけでもグッと来るものがありましたね・・・

そして最終的には病気の原因である、自分の存在がなくなれば病気が治ると
自身を犠牲にして主人公を助けようとします

人間で言うところの自殺にあたるような苦痛を味わうわけですが
そんな中でも「これでいい・・・あたしがいなくなれば・・・圭治は良くなる」と語りかけてきます

・・・これは反則だろ・・・

自己犠牲が美徳だとは思いませんが、これは感動せざるを得ませんでした・・・

そんなわけで個人的には、かなりの良シナリオでした
シナリオの尺がかなり短いのが、少し残念ですがそんなの気にしたら負けですね

幸子さんについてはこんなところです
いやー、いいもの見せてもらいました

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