goo blog サービス終了のお知らせ 

ゆるゆる

ゆるゆるでおこらない、おこらない

演歌の花道

2006-06-16 22:32:12 | サンバじゃないもの
演歌もやってみると、結構面白いものですね。

服部良一とか、石原裕次郎あたりは最初からわりと演奏してて面白かったですが、古賀メロディとかだと、最初は"う~ん"とか思ってました。
でもいざやってみると難しい....

前にも書いたのですが、演歌とかだと、ギターのソロが必ずあります。
初見ももちろんダメなのですが、メロディ弾けるようになっても、歌わせることがまったくできません。

これがまたギターソロって、バンドではピアニシモになってる所とかが多いんですよね。
バックがドラムとベース、ピアノだけとかね。特に目立ってしまいます。

特に電気ギターで単音メロディで歌わせることは難しいような気がしますね。
悲しいメロディなのに、なんかやたら元気いっぱいな感じになったりします。
もちっと"音楽的に"弾いてくれよ などといわれたりします。
(ToT)

でもって、イヤダイヤダと思っても、そこはアンサンブル、譜面に書いてあることはできる限りやらねばなりません。

練習して、弾けるようになってくると、きらいな曲も好きになることありますよね?
美空ひばりでも、"悲しい酒"とかのベタベタな曲はダイキライだったのですが、何度も聴いて、自分でもメロ弾けるようになると、なんか、結構いい曲だなぁなどと思ってしいます。

演歌ができないやつにはジャズはできないというのはあながち嘘ではないようです。
歌わせるということは難しいですね。

ところで、7月には、本番はやはり2本決定しました。

盆踊りと老人ホームです。ともに演歌が非常に大きなウェイトを占めます。
"マツケンサンバ"も一時候補にあがっていたのですが、今のところリストから外れています。

嬉しいお知らせもありました。ピアノのおじいちゃんが復帰するそうです。
(^O^)

コレデピアノソロのトコロハヒカナクテスム


6月9日

2006-06-09 23:58:40 | サンバじゃないもの
は、ロックの日だそうです。
他にも何かありそうな日付ではありますね。^^;

こないだ、ビリー=プレストンというキーボーディスト/シンガーが死にました。
59歳だったそうです。

ビートルズのゲットバックセッションに参加していた人で、映画レットイットビーにも出てましたから、見たことある人も多いでしょう。

ワタシは、この映画を中学生の頃、なぜか鹿児島の天文館の映画館で最初に見ました。
2本立てで、もう1本は"トッポジージョ"だったと思います。
いや、3本立てで残り1本は"ハードデイズナイト"だったかな???

ゲットバックの間奏のエレピのソロはきっと彼でしょうね。
ロック界3大エレピ間奏に入る名演だと思います。
##あとの二つはナンダロウ????

その後のアビーロードには参加してないようですね。
そっちはジョージ=マーチンが帰ってきたからいらなくなったのかな???

ビートルズ解散後も、ジョンやジョージ、ストーンズのサポートメンバーとして活躍したそうです。
器用な人だったのでしょうね、

そんなわけで"5人目のビートルズ"と言われてますが、彼は本来はピンでできるR&Bシンガーだと思います。
前にも書いたのですが、ジョージ=ハリスンのバングラディッシュコンサートの映画での彼はすごいです。
ジョージの他にリンゴやボブ=ディラン、クラプトンとか有名人がいっぱい出てくる映画ですが、彼のパフォーマンスを見るだけで価値あると思いますよ。
##てか、実際、ビリー=プレストンとレオン=ラッセル以外の人たちはさほど面白くない....

で、この人のアルバムは1枚持ってたのですが、どこかへ行ってしまいました。
(ToT)
やはり、売りにしてたのでしょう、ビートルズの曲がいくつかとポップス、それにバリバリのR&Bが入ってました。

ナッシングフロムナッシングという曲が好きだったなぁ。
ポップなメロディで始まって、途中からかっちょいいホーンのリフがかぶって、最後は大騒ぎして終わるという...
ピアノがかっこよかったです。

彼にとって"5人目のビートルズ"と言われ続けたことはどうだったのでしょう。

ところで"5人目のビートルズ"ちうのは20人くらいいそうですね。
^^;

小倉生まれで玄海そだち~

2006-05-31 19:12:00 | サンバじゃないもの
図書館で音源借りてきました。村田英雄全集です。
無法松の一生(度胸千両入り)が目指す音源です。

いやはや、こりゃすごいです。
途中に入る"度胸千両"....
これは基本的に浪曲なんですね。

声と三味線の掛け合いをそのままバンドの譜面に起したようなものです。
なので、へんなところで歌が切れたり、裏から入ったり、譜割がひねりまくってます。
はっきりいってプログレです。

譜面読めないワタシは、まるまる覚えないと、演奏できないですね。
空中奏法という手もありますが...
(^o^)

無法松の方も度胸千両ほどではないにしろ、相当複雑です。
なんせ歌の最初は8分休符で1拍裏から始まります。
間奏で太鼓と三味線だけになって、ベースとドラム、ギターが入るところがあるのですが、ここも2拍目裏からとかの念の入れようです。
作曲者(古賀政夫)がすごいのか、編曲者がヘンタイ(もちろんいい意味で...)なのか....
とにかくこれをすんなり歌える村田英雄という人はすごいです。

みなさん、カラオケで、ぜひチャレンジしてみてください。
^^;


セッション

2006-04-27 02:02:03 | サンバじゃないもの
八王子へセッションに行ってきました。
場所は個人が道楽で作ったスタジオです。
実は、主催者と知り合いになりまして。えへへ。
月に2回ほどのペースでやってます。
とても個人で作ったとは思えない素敵な場所です。
そのままライブハウスで営業できそうなくらい。

狭い場所ですが、会社帰りの人など20人弱が入ってます。

編成を担当してるのは、これまた知り合いのとてもチャーミングなお嬢さん。
"とりさん、イパネマできる??"
"へ?? まぁ、なんとか..."
"じゃあ、次、イパネマやりま~す。えとドラムさんはそのままで、ベースXXさん、ギターとりさん、えと、フロントは**さんアルトでおねがいしま~す"
とかいう感じでキビキビやっていきます。

ということで、イパネマやったのですが、イントロはギターからといわれてテンポ出したのがいつも一人でソロギターでやってるときの早めのテンポ...
ドラムさん、フロントさん辛そうでした....ゴメンナサイ.....
しかもKeyはジャズでよくやる"F"、いつもやってるKey=Dで指で覚えてるので、サビで大変なことになります。おぉ、半音まちがえた!!とかやってます。
ギターソロになって、コードでガガガガとか弾いてると音が変...
うお、コーラス入ってやがる(アンプはスタジオのJC)。
ありゃーどうやってOFFするんじゃい!!。
俺の使ってるJCと違うじゃねえか...
うぉ、ドラムどうするんじゃい!! 4バースやるんか?、え、終わっていいのか???
えい、終わっちゃえぇ... スタトン...

とかまぁいろいろあって崩壊でした。

他にも定番、枯葉やりました。
こちらも最後の4バースで数間違えておかしなところで終わったりして....

とまぁ、このように面白かったです。
また行こうっと!!

道楽JAM

午前3時の山の手通り

2006-03-05 00:52:09 | サンバじゃないもの
は、中原理恵の東京ららばいという曲の歌詞からとったつもりですが、調べたら、午前6時でした。
^^;

こうなっております。

午前六時の山の手通り シャワーの水で涙を洗う
鏡の私二重映しに レースの服の少女が映る
愛をうばった二年が映る 
愛した?そう数知れないわね
別れた?もう慣れっこみたいよ

詩 松本隆 曲 筒見京平です。
歌謡曲ですねぇ、この曲は、当時ちょっと流行ったスパニッシュ風ポップスですが、アルバムの方はえらく上質なクロスオーバーサウンド(^^)でした。

ギターがすんごくよくて、たぶん松原正樹クラスの超一流のスタジオミュージシャンではないでしょうか???
サックスはジェイクHコンセプションだな、きっと。

日本のポップス歌手でワタシがアルバムを買ったのはこの人くらいです。

中原理恵はこの歌でデビュー、実は18歳だったのに、20歳と年齢を上に偽ってたのですね。フケ顔だったのでしょう。

すんごい美人で、アイドルというより、クールビューティというイメージでしたが、その後、欽ちゃんの番組でギャグやって芸の幅を広げて、女優になって、サスペンスとかでちょこっと見かけてたのですが、最近見てないですね。
YMOの高橋幸宏とくっついただのなんだのという話題もあったような気もしますが...

で、先の歌詞は2番、1番はこうなっております。

午前三時の東京湾(ベイ)は 港の店のライトで揺れる
誘うあなたは奥のカウンター まるで人生飲み干すように
苦い瞳をしてブランディーあけた

フラメンコギターだけのバックでこう唄います。

孤独さ そうみんな同じよ
送るよ いい車を拾うわ

うん、松本隆、さすがです。
バブル前の東京の夜が浮かびあがりますね。

ロケ地 品川 ...


愛しのフィリー

2006-03-03 21:24:32 | サンバじゃないもの
フィリピンパブの話じゃないよ。
##そんなにしょっちゅういけるわけないじゃん!! 沖縄飲み屋にはよく行くけど。
70年代フィラデルフィアのソウルミュージックのことをフィリーソウルとか言ってました(たぶん)です。

昨日、ダイソーのCDのこと書いたので、こりゃきいとかなきゃいかんだろうと、買いに行ってきました。
なんと、ライブ盤でしたね。

出演はハロルドメルヴィン&ブルーノーツ、ビリー=ポールに"世界の恋人"スリーディグリーズです。
演奏はスリーディグリーズオーケストラとなってますが、オーケストラというには少人数ですね。ストリングスはキーボードでやってるようだし、ホーンもテナー一本て感じです。

Me & Mrs. Jonesがやはり白眉です。しっとり系でジャジーなスローナンバーです。
たぶん不倫系の歌詞なんでしょうね、白昼のデートみたいな感じです。
なんたってミセスジョーンズですからね、どうしましょ、奥さん!!
ぜひチークタイムに踊りたいものです。
^^;

昔、この手の曲を集めていわゆる"必殺テープ"なるものを作ってましたねぇ。
ドライブでデートするときに聞かせちゃおう、これで落としちゃおうと妄想は膨らむのですが、実際に使った機会はほとんどありませんで、バージョンアップを繰り返すばかりでした。
そんなテープには、Me & Mrs. Jonesと、マンハッタンズのKiss & Say Good Byeは必ず入れたものです。
下心がはっきり見えますね。^^;
しかし、ワタシがいうのもなんですが、かなりいい選曲ですよ。
これを聞きながら"午前3時の山の手通り"を一緒にドライブしたい人、募集中です。
......

やはりポップスというのはダンスミュージックが基本です。
バラードはチークタイム用だなぁとワタシは思うのであります。

しかし、今となってはチークタイムで、腰絡める前に腹がじゃまするんだろうな.....
(ToT)

スリーディグリーズについては、またの機会に...


ザ サウンド オブ フィラデルフィア

2006-03-02 22:22:38 | サンバじゃないもの
略してTSOP、ソウルトレインのテーマとして有名な曲の名前。
いわゆるフィラデルフィアサウンドというヤツでして、ワタシが昔、相当入れ込んでた音楽です。

この曲、スリーディグリーズもクレジットされてますが、MFSB(Mother Father Sister Brotherの略)が演奏してることになってます。この人たちは、フィラデルフィアのスタジオミュージシャン。他にもリッチーファミリーとかいう名前も使ってたはずです。

ダイソーの200円CDで、フィラデルフィアサウンドというの売ってまして、結構おもだった名曲が聞けます。
##しかし、こちらお買い得というか、お買い得を通り越して、冒涜に近いな。

かっちょいいし、モダンだし、それでいてどこかイナタイ感じがするです。
メンフィスのハイと同じで、フィラデルフィアインターナショナルレコード(PIR しかし、こいつら略すのが好きだなあ...)を中心に、シグマサウンドスタジオというスタジオで、ギャンブル&ハフというプロデューサー達のもとで作られた楽曲です。

ミュージシャンには、スリーディグリーズ、オージェイズ、ハロルドメルヴィン&ブルーノーツ、ビリーポール DDブリッジウォーターも一時こちらでアルバム出してました。

さて、その特徴はというと、よくモータウンと比べられるのですが、

モータウンサウンドから、
タンバリンを抜いて、コンガとかボンゴとかのラテン系叩き物をいれて、
ドラムをドンタンドンタンから、ドッチー、ダッチーにして、
ギターをちょっと大きめに、時々テンションでアルペジオ混ぜたの入れて、
ストリングスをいれて、ホーンもブラスというより木管系を中心にして、

できあがりです。

音の作りは、もうほとんど今日のものと同じレベルですが、そのウラでは、モータウンと同じノリでピアノとベースが鳴ってます。(^^)
ここがミソだろうとワタシ思っております。

ソウルシリーズ第2弾(第3弾か???)でした。

ところで、ワタシ、今NHK(眠い、腹減った、くたびれたの略)です。

ボボミスターソウル

2006-03-01 03:06:48 | サンバじゃないもの
という歌手が居ます。
つかみはオッケーという名前ですね。
メンフィスのハイレコードというレーベルの歌手なんです。
名前のとおり、そのまんまソウルの歌手です。

この人はどんな人かよく知らないのですが、ハートブレークトゥヒッチハイクロードという歌を歌ってます。なかなかかっこいいジャンプナンバーです。
すごい昔、ピンクフラミンゴスという日本のR&Bバンドがカバーしてて、ビックラしたことがあります。

ちなみにピンクフラミンゴスと当時、チャーの居たピンククラウズを間違えて見に行きそうになったことがあります。

さて、このハイレコード、60年代から70年代にかけて、メンフィスでがんばってたソウルのレーベルです。
メンフィスというとスタックスという有名なレーベルがあるのですが、こちらハイレコードには、いわゆるハイサウンズという、とてもナイスな楽曲が多いです。

このレーベルの要が、スタジオミュージシャンたち、ハイリズムスです。
ホッジス兄弟というのが居て、ギターのティニー、ベースのリロイ、オルガンのチャーリーという3兄弟、これにドラムのなんちゃら(ゴメン、忘れた...)を加えたバンドです。
スンゴイ強力です。
60年代のR&Bで、サザンソウルという南部にあるレーベルの場合、バックミュージシャンは、ステーブ=クロッパーとか、デュアン=オールマンとか、わりと白人がやってる場合が多かったんですよね。意外とカントリー系の人が多いのですね。

もちろん、これはこれですんばらしい(おお、愛すべきマスルショールズのミュージシャンたち!!!)のですが、ハイリズムスは全員黒人です。
ま、だから何よという気もするのですが、重たいです。ひたすら重たいです。
ドラムは3点しかないみたいなシンプルさで、おかずなんてほとんど叩かずに、ドドダド、ドドダドと演奏してるだけで、ギターもベースもひたすらゴゴガゴ、ゴゴガゴとビートを刻むだけです。
で、このリズムの上にハモンドオルガンが、ギュィっ ゴッゴーーー とかぶってきます。
でもダンサブルなんですよね、腹からゆさぶられる感じです。

そして、ホーンセクションはメンフィスホーンズの方々。
泣けます.....

ハイリズムスですが、もう20年以上前でしょうね、オーティス=クレイが日本に来たときバックバンドで一緒に来日しまして、そのとき見に行きました。
もちろん、重たいリズムはもちろんレコードそのままでしたが、ベースがチョッパーやったり、ギターも結構ソロ弾いたりしてまして、ビックリしました。
でもほんとに上手でしたよ。
日本人向けに"いとしのエリー"をやってまして、初日は譜面見ながらでしたが、その後は譜面なしで演奏してました。

さて、LPの話ですが、ハイレコードのレーベルは、ターンテーブルの棒を、女の人の親指とひとさし指でつまんでるようなデザインになっておりまして、これがくるくる回る姿というものは、たいそう、男心をくすぐるものでした。

しかし、ソウルの話をするといってボボミスターソウルかい!!

調布でライブ見てきました

2006-02-27 18:43:03 | サンバじゃないもの
ま、タイトルのまんまですが...
ビッグバンド関係の友人がはいってるバンド(やはりビッグバンド)です。
調布のGinzというお店、初めて行きました。
このお店、ステージがオケピみたいに1mくらい客席より下に下がっているんです。面白い!!

とてもビッグバンド(20人くらい)が入れるスペースでは無いのですが、無理して詰め込んでる感じです。なんせ、グランドピアノと箱ベースもいるもんね。

結成は去年の8月という若いバンドで、今回が初ライブです。
プロの人も参加しているというバンドです。
あたりまえですが、すごく上手でしたね。

自分がリズムセクションなんで、リズム隊にばかり目が行きます。
ギターの人、プロか元プロらしいです。
半分くらい指で弾いてました。タッチが繊細ですね。いい音でした。
勉強になりました。
使ってたのはGibsonのL-5かな??、エコーとか結構エフェクター使ってます。
歪み系も使ってたかな??、ビッグバンドのギターって、フレディ=グリーン命の人ばかりと思っていたのですが、そうでもないですね。
もちろん、刻みも上手です。刻みのときはほとんど生音かもしれません。

アンプは寝かせて上向いて使ってたようです。自分によく聞こえるからいいですね。

ベースもプロの人で、優しい弾き方してるのですが、太い音がでます。
安定感がちがいますねぇ。

ホーンセクションも生音でしたが、バランスが全然いいです。
ダイナミクスも音の粒もドンピシャです。すごいなぁ...

やはり生はいいですね。(^^)


たまにはスィングジャズなぞを

2006-02-22 23:53:16 | サンバじゃないもの
バンドで曲やってまして、今のところ、一番難しいのがグレン=ミラーだったりします。
フルコピーの譜面だからかもしれませんが、恐ろしいほどのコードです。
テンション指示は細かくてばりばりだし、ほぼ一拍毎にコロコロコードが変わったりします。

この人の曲は相当ねってありますね~。
せつなくて分かり易いメロディに、変な、ちょっと毒のあるコード進行、でもちゃんと、根っこにはブルーズがあるんですね。

ムーンライトセレナーデとか、演奏する度に、やはり名曲だなぁと思います。

今度から他の曲もちゃんと聞いてみようっと。