ゆるゆる

ゆるゆるでおこらない、おこらない

O Show Tem Que Continuar

2006-08-27 03:03:23 | サンバ
行ってきましたよ、浅草サンバカーニバル。
涼しかったし、雨も降らなくて、よかった、よかった。
でも暑くないとちと寂しい気がしなくもないですね。
どこかに連れてけという次男の要望に答える形ででかけたのだが、
彼の要望通りでは無かったと思う。
##三男はさすがに不安を感じて"僕行かない"だった....

さて、次男だが、途中からすっかり飽きて、バテリアやら、地味な格好のアーラが通るときはどこかへ行ってしまうのですが、不思議と露出度の高いバシスタさんが通る時にはちゃっかり戻ってきて見物してやがる。
色気づいてきやがったのか...
彼が目で追うバシスタさんは、たいていワタシもいいなと思う人なので、やはり親子なのだなぁと....

タイトルはフンドジキンタルの名曲、ベッチ=カルバーリョもやってます。
本家よりベッチの方が好きですが...
分かりやすくてスケールのでかいメロディ、皆が歌える感じで、コンサートの最後とか盛り上がったときにやる曲て感じですかね。

タイトルはShow Must Go Onみたいな意味でしょうか。
Show Must...の方はQueenの曲です。
フレディがエイズで死ぬ前、最後の曲とのことです。
それが"ショーは続けねばならない"というのが、なんとも....

エスコーラの方々、ご苦労さまでした。
また楽しいショーをみせてくださいね。

ショーロの掟??

2006-06-23 00:29:01 | サンバ
ワタシが感じたショーロについてのあれこれ...
ま、間違ってるのでしょうが。

Cメロがある。(ないものもある...)
譜面(売り譜)だとCodaからがCメロだったりするが、結局戻ってAメロで終わる。
ということでやたらCodaが長かったり...
Codaをもうすぐお終いの記号と思っていると、結構そこから長かったりして...

構成が "AABBACCA" とかいうのが多いような気がしますね。

ジャズのスタンダードだと
AABAの以上繰り返し...
なので、ショーロのBメロ2回繰り返して、というのが、ワタシの場合の迷子の原因になるんじゃなかろか...(いや、注意力散漫なんだろうな)
とりあえず、Bメロ2回でAに戻ること多し!!というのに注意しましょ。

てゆうか...AメロとかBメロとか言ってるけど、実はスタンダードのAメロ、Bメロとかいう単位に比べればずっと長くて、各メロの中で、実はAABAみたいになってるような気が...

また、ソロを回す場合はCメロでまわしますね。

ソロはCメロ1コーラスでお次の人にということが多いようです。
ジャズのセッションだと、ソロは2コーラスてのが礼儀みたいなので(1コーラスで終わるとビックリされる...)ショーロの方が中身が濃くなっていいことだと思います。

フロントが2人以上居る場合、Aメロ、Bメロは1コーラスづつ回す。
最初のAABBのところ、たとえばフルートとバンドリンが居る場合、
最初のAの1コーラスをフルートが吹いて、次の1コーラスをバンドリンがというようなのが掟なのか...


Dino 7 Cordas

2006-06-10 09:47:08 | サンバ
7弦のヂノ
この人も最近亡くなりました。88歳だそうです。
7弦ギターの名手です。
ブラジルのミュージシャンはこのように"楽器名のなんちゃら"という芸名の人が多いですね。
"バンドリンのジャコー"とか"パンデイロのジョルジーニョ"とか...
きっと"風車の矢七"と同じノリなのだと思います。
^^;
##苗字ないのか???

エポカジオウロというショーロの名門バンドに居た人なんですが、他メンバーと一緒にスタジオミュージシャンとして、サンバの多くのアルバムに参加してます。
さしづめブラジルのキャラメルママといったところでしょうか??

特にカルトーラの最初の2枚では音楽監督みたいな感じです。

そんなわけでかなり裏方な人なんですが、ハファエル=ハベーロという人とデュオ名義のアルバムを残してます。
ノエル=ホーザやらナザレー、ペルナンブーコやらの古典、1x0とかもやっております。
ハファエルの流麗な演奏に耳がいきがちですが、全然控えめではないヂノの演奏、これぞセッション!!という感じです。
フェードアウトで終わる曲が多いところもそれを表してますね。
こいつらずっと演奏してたんだろうな。
皆がニコニコで演奏してる雰囲気が伝わります。
特にジョルジーニョも入った"1x0"とクラシックギターの人もよく演奏する"鐘のひびき"(こちらは完全にデュオ)がいいです。

他にソロ名義のアルバムもあるようで、昔タワレコでみかけて"お、今度買おう"と思っていて次行ったら影も形もなかったということがありました。
(ToT)
CD買うときは"好きなもの"より"希少なもの"を優先したほうがいいのかもしれません。

でも、この人の仕事で一番だと思うのはやはりカルトーラのアルバムですね。
Dino!! Dino!!とカルトーラが呼ぶところから始まる曲があります。
頼りにされてる感じしますね。
O Sol Nasceraのイントロが7弦のリフから始まるのですが、大変スキです。

7弦ギターというのは、普通の6弦のギターの低音側にもう一本弦を足したもので、通常はその弦はCに調弦するらしいです。
サンバで使う楽器でギターといえばこの7弦ですね。
##正確にはViola~o 7 Cordas

高音でコード鳴らすのはカバキーニョが担当するので、アンサンブルの中では主に低音部を担当します。

もう、皆で天国でセッションしてるんでしょうか?
"やっぱり、パンデイロはあいつじゃないと..."とか相談してるかも...
メンツが足りないやとか言ってこっちの人を呼ばないでね。

しかし、最近はお悔やみ関係が多いですね。


大人買い その2

2006-05-18 00:53:00 | サンバ
ストラディヴァリウスの"ハンマー"ちうヴァイオリンが競売にかけられ、3億9000万円で落札されたらしいです。

思い切った"大人買い"なのでしょうか??、緻密な計算の上での仕事なのでしょうか??
ちなみにワタシの使っている銘機なんちゃって335"ほげほげ(今、名前決めた!!)"は19,000円です。
^^;
"ハンマー"ひとつで、"ほげほげ"は20526本買えます。
それでおつりが6000円あります。
このおつりで松屋で豚めし(並)が20杯食べれます。
ま、このようにストラディヴァリの"ハンマー"を売ったお金でなんちゃって335の"ほげほげ"を20526本買い、松屋の豚めし(並)を20杯食べるのは立派な大人買いと言えるでしょう。
それでも200円余りますので、ここはドーンと"うまい棒(コーンスープ味)"でもいってみましょう。

と、ばかな事を言ってないで、昨日の続きです。
スイマセン...昨日買ったCDまだあまし聞いてないです。が...

昨日買った3枚のCDのうち、ルシアナ=スーザ以外の2枚は
ネイ=マトグロッソの最近のライブと、フレディ=グリーンのミスターリズムです。

ネイ=マトグロッソはブラジルの"唄うイナバウアー"と言われている背筋で唄う男です。(ワタシが今言った...)
このライブはバックの演奏がギター4本だけという、贅沢なんだか、みみっちいのだか分からない編成です。
なんか有名なフラメンコギターの人が入っているらしくて、サンバちゅうよりはジプシーキングスみたいですが、唄いこむセレナーデはなかなかいいです。

フレディ=グリーンはカウントベイシー楽団、不動のギタリスト!!
決してソロをとることはなく、常に1小節に4回ストロークで刻み続けた男です。
##3拍子の曲はないのかとかつっこまないでね。
彼が弦を一本だけ鳴らすのはチューニングのときだけといわれた人です。
##そうでもないらしい...

そんな彼のソロ名義のアルバムですが....やはりリズムギターだけです。
しかも、ソロだからといって、いつもより音がでかいとかはありません。
いつもと同じように"ジャッジャッジャッジャッ"とリズムを刻んでます。
ま、ホーンがTp Sax Tb各一本づつなんで、ベイシー楽団の時よりはギターが聞こえるというのはありますが....
彼はベイシー亡き後も楽団を支えて、天に召されるその日までステージで"ジャッジャッジャッジャッ"とリズムを刻んでいたそうです。

ということで、今月の大人買いは終わりました。



今月の大人買い

2006-05-17 01:07:42 | サンバ
日曜、練習帰りの車でサウジサウダージ聞いてたらかっこいい曲がかかってました。
歌とギターだけのサンバです。
途中からだったので曲名や演奏者わかりません。

あとでネットで調べようと思ったですが、そのことをスッカリ忘れてまして、やっと今日調べました。

ルシアーナ=スーザというサンパウロ出身で、今はNYで活躍しているジャズシンガー/コンポーザーだそうです。

ギターは"あの"ホメロ=ルバンボです。こりゃかっこいいはずだわ。

で、オンエアした曲の入ってるアルバムは、全部ギターとのデュオだそうです。
おお、ワタシ、この手のにはたいへん弱いのです。

仕事さっさと終わらせて、渋谷のタワレコに行って買ってきました。

参加してるギタリストは4人居ますが、やっぱし、ルバンボとやってるやつがいいですね~
歌は上手いですね(当たり前か...)でも、個人的にはあまり好きな声質ではないです。
どっちかっちゅうと、ワタシはエラとか、ダイアナ=ロスとかガル=コスタみたいなロリ声が好きみたいです。
^^;

ネルソン=カバキーニョ/ギリェルミ=ジ=ブリートのサンバや、ジョビンのモヂーニャなどもやってます。
モヂーニャもなかなかよいです。
これ、結構、クラシックの人、ギターで弾きますよね。

歌とギターだけというアルバムはこの他に、
エンリッキ=カゼスとクリスチーナのノエル=ホーザ集(2種類)
エリゼッチ=カルトーゾとハファエル=ハベーロ
とかを持ってますが、皆よいアルバムです。

基本的には、歌+ギター+簡単なパーカッション+リード担当
くらいな感じが好きみたいです。
この手の伴奏もハファエルは上手ですね。
お姉さんとやってるやつがあるはずなので、今度探して買おうと思ってます。

さて、今回はこのほかに2枚買いました。
そのつもりは無かったのですが、結果的にみなギター関係のものになってしまいました。
ま、今月は3枚なんで、大人買いという規模ではないな...
他のCDはまた次に。

詩人の涙

2006-05-03 01:14:27 | サンバ
昨日はやたら暑くて、車でクーラー入れたのに、今日はやたら寒くてヒーターいれてました。
ガソリン代はすごく上がるし、夜は道路やたら混んでたし....
昼は空いてたんだけどね。帰省や観光に行くのかなぁ....

で、4月の26日にサンバ作曲家/歌手のギリェルミ ジ ブリートが亡くなりました。
ま、実際、90歳近い(超えてる??)ので、"天寿を全う"なんでしょう。
でも、なんか、寂しいですね。
行ったことないけど、リオに行くと、街角で爺さんたちがサンバやってて、その中にはギリェルミが必ずいて欲しかったです。

もう故人である、ネルソン=カバキーニョと共作で、サンバの名作をいくつも作ってます。
Aパートをネルソンが、Bパートをギリェルミが作るというのが彼等のやり方だったとどこかで読んだ気がします。
どこか寂しげで、ちょっとシニカルな彼等の作ったサンバは大好きです。
たしか、彼等の歌で、こういうのがありました。
(手元に歌詞が無いのでうろ覚えです。)

死んでから、記念碑たてたり、よくしてもらってもちっともうれしくない。
よくしてくれるなら、それは生きてるうちにやってほしい。
もし、私が死んだら静かに祈るだけでいい。

また、詩人の涙という曲があります。
カルトーラで有名ですが、オリジナルは彼等です。

マンゲイラでは詩人が死んだ時、皆が泣く。
私が死んだときもきっと誰かが泣いてくれるはずさ....
でもマンゲイラの涙は他とちがっている。
それはタンボリンとバンデイロで流す涙。

きっと、多くの人が泣いてることと思います。

今頃は、迎えに来たネルソンと一緒に、ギターを持って、天国へ上る道を歩いてるかもしれません。
昔、マンゲイラの丘に二人で上って行ったようにね。


最近よく聞くもの

2006-04-27 22:08:30 | サンバ
サンバとか聴いてないなぁと思いつつ....

1.ケニー=バレルのビレッジヴァンガードのライブ
ギタートリオで~す。実はこれくらいのが好きなのかも...
結局、最近は一番よく聞いてる。

2.ブエナヴィスタソシアルクラブ
ソンてぇのがどんなものだか聞きたくて...無難な線で最近買いました
これからの季節にいい感じですね。

3.ライブデッド グレートフルデッド
あるBLOGでのコメントがきっかけで買ってしまいました...
う~ん、懐かしい...ガルシアのギター、フィルレッシュのベース
誰やらのドラム(なんちゃらハートンマンだっけか??)....
昔はゴリゴリのロックンロールと思ってたけど、今聞くとやたら綺麗な音楽に聞こえるなぁ...
ホントは、ヨーロッパライブ欲しかったのですが、高かったのです。
テラピンステーションも欲しい...
あと80年代のも1枚図書館で借りました。いやぁ、これもカッコイイのですが、ジャケットのジェリー=ガルシアがかなりヤバそう(死にそう)で、悲しくなります。

4.グレンミラーベスト
本人が亡くなってからのなんで、そういう点ではイマイチですが、録音がいいのがウレシイ。
でもタキシード=ジャンクション無いのはナゼだ!!
-------------------------------
でも実は、こないだの定演を録音したテープを一番よく聞いてたりして...
##ナルでマゾだから...

よーし、今日はサンバを聴くぞと....
車のCDをひっかきまわして、ベッチのライブをひっぱりだすぞっと...


セザール=ファリアのサムピック

2005-12-14 21:21:31 | サンバ
今、話題はマンション、マンションといえばセザール、セザールといえばセザール=ファリアですね。
##て、ナンダカワカラン??

サンバの貴公子、パウリーニョ=ダ=ヴィオラのドキュメンタリー映画、メウテンポエホジェのDVDをこないだ買いました。
##しかし、いつまで貴公子なんだろうか???髪の毛真っ白なんだが....

セザール=ファリアはパウリーニョのお父さん、エポカジオウロのギタリストです。
カルトーラのアコンテッセとかで弾いてるのもこの人じゃなかったかな???

このDVDのなかでは、セザールおじいちゃん、いっぱい出てます。
なかでもパウリーニョ、その3人娘、おじいちゃんで演奏するシーンとかはたいへん素敵です。
パウリーニョは娘3人に囲まれてニッコニコでカバコ弾いてるんですが、おじいちゃんは無表情でギター弾いてます。しかも、あまり動きません。

もうお年なので、あまり表情が無いんだろうと思っていたのですが、もともとそういう人みたいですね。
インタビューでは普通にしゃべってました。

実際、お年なんで、最近はあましギター弾いてないのかなと思ってましたが、結構音が出てます。無表情で... あまり動かずに...
仙人みたいですね。究極のスローハンドです。

サムピック使ってまして、7弦ギターみたいな"ビヨ~ン"とした音でベースライン弾きます。結構かっこいいです。
さっそく、ワタシも今度サムピック買おう!!と思いました。^^;

さて、DVDにはほかにも色々ゲストが出てきます。パウリーニョの奥さんはハファエル=ハベーロというトンデモなギタリスト(すでに故人)のお姉さんなんですが、ハファエル、パウリーニョ、あと女性ボーカルの昔風な映像があったので、ほぉ、奥さん、昔はえらく美人だったのだなぁと思ってみてたらマリーザ=モンチだったようです。

名門ハファエル家と結婚し、サンバ界に君臨するパウリーニョは、林家三平の娘(泰葉)と結婚した春風亭小朝をおもいだしますね。

7弦のジノもちらっと出てます。^^;



サンバのDVD

2005-11-29 20:42:26 | サンバ
最近、またまたサンバから遠ざかっていております。
でも聞いてますよ、サンバも ^^;

こないだジョルジ=アラガゥンのDVD買いまして、いや、これがなかなかよろしいです。
スタジオライブみたいなつくりで、ジョルジおじさんはバンジョーカバキーニョ弾きながら歌います。
頭にバンダナみたいなのを巻いて、メガネかけた優しそうなおじさんです。
松本零二を太らせたみたいな感じです。

やはりブラジル!! ゲストもいっぱいでてきて、お得ですね。
やっぱりベッチも出てます。アルシオーネも、フンドヂキンタゥも大勢さんで出てます。
よく知らない女性歌手で、うがいしながら歌ってるとしか思えない声の人が出てました。
この人、衣装もすごくて、なんだかすごい存在感でしたね。

ゲストも豪華、曲もいい曲ばかりですが、バックの演奏がまたいいですね。
ステージ向かって左側がパーカッション隊、右側が弦楽器隊になっています。
パーカッションは、ドラムセットが一人と、パンデイロ、タンボリン等の小物を色々扱う人が二人、タンタンみたいなのを叩く人が一人。スルドも専門に叩く人が一人いたかなぁ??
弦の方は、カバコが2人、ギターはコダンの6弦(たぶんナイロン)が1人、ベースが1人で、あと、音楽監督というかんじでキーボードが一人います。
カバコと小物パーカッションは妙齢のきれいな女性です。(^^)

字幕で英語が選べるのも、ポル語知らないワタシにはありがたいです。

この人の曲はワタシ、勝手に海を連想してて、そうゆう曲が多いだろう、ブラジルの加山雄三かな?と思ったらそうでもないのですね。
昔の写真みたら、パパイヤ鈴木みたいでした。

ワタシの大好きな"Eu e Voce Sempre"がボーナスで入ってるですが、なんか、"ガンジーの子供たち"みたいなパフォーマンスグループ(??)とやってます。
ブラジルの芸能山城組かな??^^;
これはこれで面白いけど、でも、どっちかというとこれはフツーにやってほしかったなぁ。

このDVD、なんとCDもついてます。お得ですよ。

これこれ


ヤマンドゥ=コスタ日本公演

2005-11-13 02:36:56 | サンバ
行ってきました!!ヤマンドゥ=コスタ

知らない人のために、一応、どんな人かといえば、
ブラジル人で、まだ25歳くらい、20歳の時に、ギター大国ブラジルのギターに関する賞を総ナメにした人。
7弦ギターという、クラシックギターで、低音側にもう1本弦がついたギターを弾く人。
その音楽は、そうだな、サンバ+ショーロ(ブラジルの伝統器楽曲)+タンゴ+ジャズ+etc.

結局プログレが一番近いかな???
前にここでラッシュのガットギター版じゃないかと書いたことあるけど、そのとうりでしたね。
でも、こうなるとジャンル分けは意味が無いですね。

今回はドラムとベースとのトリオでの来日です。
ベースはフェンダージャズベースのフレットレス仕様という、もろにジャコの影響を受けた人(実際、演奏も動きもジャコっぽい)。
ドラムもなかなかなものでした。

ギターは叩くは、ハウリングを利用してフィードバック奏法をするは(をい、君のそれはクラシックギターだろ)、フレットの無いところで弾くは、めちゃめちゃやるのですが、音楽になっています。ほぼノーミスです。涼しい顔で弾いてます。

とにかくダイナミクスがすごくて、ffになったら、クラシックギターのくせしてドラムに勝つ音のでかさ!!(マイクは使ってても、生音がでかくないと負けるもんね)

バンドとしてもすごくまとまってて、やたら早いパッセージの変拍子をバッチリあわせます。(すご~)

あまりにすごすぎて、口あけてみてるだけ....
何々風みたいなものがあるのですが、明らかに誰でもない、ヤマンドゥ風ですね。
最初にベースでジャコがでてきた時みたいなものでしょう。
でも、ジャコもとても誰も真似できないだろうと思ったけど、今は教則ビデオがでてるくらいだから、ヤマンドゥもフォロワーがいっぱいでてくるでしょうね。

最新のアルバムでもジャケット写真みるとまだ若いというか、やんちゃな感じがあったですが、今日みたらすごい貫禄でしたね。体型的には立派なサンバミュージシャンでした。

いや、でもとにかくすごかった。