今回の旅の出発は羽田から。
新しくなった空港も羽田から国際線に乗るのも初めて!
あいにくの小雨がだったが、濡れた滑走路がライトに照らされた光景にちょっとテンション
夜遅くの便だったので、早めに行ってぶらぶらと探索。
まずはすぐに、最近しつこいぐらいに宣伝している「イモトのWiFi」をレンタル。
最初は無料WiFiで大丈夫だろう、と思っていたがやはりレンタルして正解でした!
空港内はすっかり秋の装飾に。
トリノに住む友達へのお土産に「にんべん」のだしや抹茶菓子などを買い込み、夕食には蕎麦を。
チェックインを済ませ、身軽になってまたまたぶらぶらと。
そこからがちょっと、まずかった。。。
一人だったり、同行者がいたりだと、早めに出国手続きを済ませて免税店で時間を過ごして搭乗へ。
となるのだが、今回は夫が送ってくれたので間際に出国→すぐに搭乗へ、と思っていた。
しかし、時間のタイミングをどう勘違いしたのか、手荷物チェックに思ったより時間がかかり、
なんと・・・、hjyひゅjjjjjjjjjjjjjj← 膝の上に居たサクラがキーボードを横切った!
出国審査の所で係員に声をかけられ、カートに乗ってください!と言われてしまった
内心、走りますから大丈夫です・・・と冷静を装いつつも、促されてカートに乗り込むことに。。。
通路は、遅い時間とはいえまだ人もそれなりに多く、カートもなかなか真っ直ぐ進めずスローペース。
これならやっぱり走った方が速いのでは?!と思いながら、恥ずかしい~、
しょっぱなから何やっているんだろう、今回の旅、大丈夫か、私??
そして、行けども行けども、搭乗ゲートが見えてこない・・・。何メートルあったのだろう。
相当先の一番遠い、奥のゲートでした。確かにあの距離を走り切る自信はありませんでした。
カート乗車、正解でした。
お詫びと、お礼を早々に降車してエスカレーターを駆け下りると、搭乗口にはなんとカメラを抱えた
取材陣が何人もこちらを向いて待ち構えているではないですか!!
ただでさえ、焦りまくっているのに何?これは! 当然カメラは私に向けられているわけではなく、
次に来る誰かを明らかに待っているのです。
本来なら、ギリギリになってカートで乗り付けた乗客を作り笑顔で迎えるはずのエアフランスの乗務員が、
私のことなど眼中にない、という感じでスルーした。一人慌てているのが、更に恥ずかしいではないか。。。
機内に乗り込んだ時、着席している乗客にジロって見られたらやだなぁ、と思ったけど中はまだ手荷物を
入れたりザワザワしていたので、ちょっとホッとしつつ、誰が同乗するのだろう、と気になっていた。
結局、なかなか離陸せず多少遅れた出発となった。
帰ってからわかったのだが、なんと私の後に搭乗したのは「小池百合子」でした。
選挙の前日にパリへの出張で話題になっていたはず。それで取材を受け、飛行機が遅れたということでした。
小池さんが搭乗する前に、何としても私を先に搭乗させないとまずいので、カートに乗せたのでしょう。
とりあえず無事に飛び立ったことに安堵したものの、パリ経由でミラノに行き、列車に乗り換えフィレンツエで
今回旅を供にする叔母と落ち合うまで、気を許さず、早め早めで行動しなくては、と思うばかりでした。
羽田で蕎麦、つまみにビール、日本酒までいただいたので、機内ではアルコールも食事もあまり進まず。
なんせ、ドタバタで乗り込んだのでどっと疲れ、深夜にさしかかることもあり、眠るようにしました。
早朝の4時過ぎ、ようやくパリ・シャルルドゴールに到着。
ここまで来ていて、パリの地を踏まずに通り過ぎるのは、ちょっと後ろ髪ひかれつつ初のミラノへ。
EU圏内なのに、荷物チェックが意外と厳しく履いていたショートブーツまで脱がされた!
早めに搭乗口で待機!を心掛けながらも、免税店でなぜかマスタードを購入。
ミラノからの列車チケットを予約していたので、遅れがないか心配していたが、予定通りにミラノに到着!
EU圏内や国内線の空港とはいえ、これがミラノの空港?と思う程殺風景というか、簡素で拍子抜けでした。
でも、ロビーに出た時どことなくエスプレッソの香りがしたのは、イタリアだぁ~と感じられた。
出口間違えた?と思ったが、ここからシャトルバスに乗ってミラノ中央駅へ。
残念ながら、雨こそ降ってはいないがどんより真っ白というか、灰色の空。朝は靄っていることが多いようだが。
30分もしないうちに駅に到着。
やっとミラノの写真まで辿り着いた、、、
建物は風格があって、空港より雰囲気はいいが入っているお店とかはあんまりかな。
乗車ホームは3階になる。
1時間は余裕があったのでカフェに入ろうかと思ったが、スーツケースもあるし、何事も早めを心掛け、
この辺りを行った気来たり・・・。
20分ぐらい前になってようやく乗車ホームが表示されて、やっと乗り込む。
約1時間半でフィレンツェへ到着。
ホームに降り立つと、車内で隣に座っていた中年男性に声をかけるイタリア女性。
するとスマホで一緒に記念撮影、どうやらイタリアの有名人?
見たところ、ミュージシャン風かな。わからなくて残念!
ずっと音楽聴いていたり、携帯でしゃべっていたけど。(イタリアでは当たり前のように車内で携帯通話する)
10分違いぐらいで叔母の乗るローマからの列車が到着。
駅で会えた時は、思わずハグ!! よかった~、お互い無事に遅れることもなく会えて。
万が一、羽田で乗り損ねていたら・・・と思うとゾッとしますが。
まずはホッと一息。イタリア最初に飲んだのはワインではなくビールでした!
初日のフィレンツェの街まで辿りつかないまま、今回はここまで。
羽田空港での顛末を長々と書いてしまったので、いっぱいいっぱいに!
この調子では、いつまで続くことか・・・。