＜08年5月3日公開作＞

　週末恒例「名古屋で公開される新作映画の注目作はコレ」のコーナー！
　☆印付きのは絶対に観るつもり……ですが、今回はゼロ。とりあえず優先順位が高い順に並べましたが、途中からはテキトーです。なお、特に劇場名を記していない作品は、シネコンなど複数の映画館で上映されます。

『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』（米）158分・PG-12
　米国西部の荒野を舞台に、富と権力を手に入れた石油王の破滅的な運命を描き出す大河ドラマ……らしい。監督は『マグノリア』のポール・トーマス・アンダーソン。主演のダニエル・デイ＝ルイスは、この作品でアカデミー賞主演男優賞に選ばれました。名古屋市内では伏見ミリオン座とTOHOシネマズ名古屋ベイシティにて。

『泪壺』110分・R-15
　美人姉妹と一人の男が繰り広げる切ない恋愛模様を描く官能的な物語……らしい。渡辺淳一の短編小説の映画化で、監督は瀬々敬久。小島可奈子が過激なベッドシーンに挑戦しているそうです。昨年の『聴かれた女』で好演していた蒼井そらも出演。シネマスコーレにて。

『軍鶏　Shamo』（日・香）105分・PG-12
　ひ弱な少年が獰猛な戦士へと変貌していくさまを描くバイオレンス・アクション……らしい。日本のマンガが原作。主演は『インファナル・アフェア』シリーズに出ていたショーン・ユー。他に魔裟斗、石橋凌など。予告編の印象では、かなり迫力ありそう。名古屋市内ではピカデリーにて。

『光の六つのしるし』（米）99分
　壮大な宿命を負った少年の時空を超えた冒険を描くファンタジー……らしい。シネマスコーレで1週間、1日2回のみ。ものすごく大作っぽいのに、なんでこんなに公開規模が小さいの？

『タクシデルミア　ある剥製師の遺言』（ハンガリー・オーストリア・仏）91分
　ある親子3代の歴史をグロテスクかつトリッキーな映像で描くダーク・ファンタジー……らしい。監督は、その方面じゃ有名らしいパールフィ・ジョルジ。デビッド・リンチの再来とも言われているそうです。名古屋シネマテークにて。

『相棒　劇場版　絶体絶命！42.195km東京ビッグシティマラソン』117分
　人気TVドラマシリーズの映画化。警視庁きっての名刑事コンビが首都を震撼させる未曾有の事件に挑む……らしいです。もちろん、主演は水谷豊と寺脇康文。って、実は一度も見たことないんですが。5/1から公開中。

『デイ・ウォッチ』（ロシア）131分
　ロシア製ファンタジー『ナイト・ウォッチ』の続編。世界崩壊の危機を巡る激闘を描いているそうです。シネマスコーレにて。

『ラフマニノフ　ある愛の調べ』（ロシア）96分
　数々の名曲を生んだピアニスト、セルゲイ・ラフマニノフの波乱の人生を描く伝記映画……らしい。伏見ミリオン座にて。

　109シネマズでは、10周年を記念して今年5月から来年4月まで「毎月10日は誰でも1000円」「毎月19日はシネマポイントカード会員1000円」というサービスを行うそうです。
　ちなみに、TOHOシネマズは毎月14日が1000円デー（今年8月まで）。あと、伏見ミリオン座は毎月17日が1000円デーです。こういうのは覚えておかなきゃね。いや、そんなことばっかり覚えてるヤツもイヤですが。