少年トッパ

<2021年9月17日・18日公開作> 『由宇子の天秤』『マスカレード・ナイト』など

週末恒例「名古屋で公開される新作映画の注目作はコレ」のコーナー!

『由宇子の天秤』 <シネマトゥデイ>
ドキュメンタリー番組づくりを題材にしたドラマのようです。監督は『かぞくへ』の春本雄二郎、主演は『火口のふたり』の瀧内公美。予告編の印象では、すさまじく見応えありそう。
※上映館/伏見ミリオン座

『マスカレード・ナイト』 <シネマトゥデイ>
人気シリーズ(なの?)の第2弾。主演は、もちろん木村拓哉と長澤まさみ。まあ、まさみが出ている以上は観るわけですが、予告編の印象では面白くなさそうな気が……。
※上映館/ミッドランド スクエア シネマ109シネマズ名古屋イオンシネマ・ワンダー中川コロナシネマワールドイオンシネマ大高イオンシネマ名古屋茶屋

『君は永遠にそいつらより若い』 <シネマトゥデイ>
芥川賞作家である津村記久子のデビュー作の映画化。主演は佐久間由衣。このタイトル、すごく好き。
※上映館/センチュリーシネマ

『レミニセンス』 <シネマトゥデイ>
ヒュー・ジャックマン主演作。他者の記憶に潜入するエージェントを演じているようです。
※上映館/ミッドランド スクエア シネマ109シネマズ名古屋イオンシネマ・ワンダー中川コロナシネマワールドイオンシネマ大高イオンシネマ名古屋茶屋

『スイング・ステート』 <シネマトゥデイ>
アメリカの田舎町で行われた町長選挙の行方を描いたコメディーだそうです。予告編の印象では、ものすごく面白そう。
※上映館/伏見ミリオン座

『スクールガールズ』 <シネマトゥデイ>
修道院に通う少女たちが成長する姿を描いた青春ドラマだそうです。
※上映館/センチュリーシネマ

『アイダよ、何処へ?』 <シネマトゥデイ>
ボスニア・ヘルツェゴビナ紛争中の1995年が舞台の社会派ドラマだそうです。
※上映館/名演小劇場

『片袖の魚』 <シネマトゥデイ>
トランスジェンダーの女性が主人公のドラマだそうです。
※上映館/名古屋シネマテーク

『MIRRORLIAR FILMS Season1』 <シネマトゥデイ>
俳優や映画監督、漫画家などが監督を務めた9作品によるオムニバス映画。監督としては安藤政信、山下敦弘、武正晴、三吉彩花などが参加しています。
※上映館/シネマスコーレイオンシネマ・ワンダーイオンシネマ名古屋茶屋

『食人雪男』 <シネマトゥデイ>
※上映館/センチュリーシネマイオンシネマ名古屋茶屋

『クロガラス3』 <シネマトゥデイ>
※上映館/ミッドランド スクエア シネマ

『劇場版 Free!-the Final Stroke- 前編』 <シネマトゥデイ>
※上映館/ミッドランド スクエア シネマ109シネマズ名古屋イオンシネマ大高

●ドキュメンタリー

『ザ・パブリック・イメージ・イズ・ロットン』 <シネマトゥデイ>
※上映館/名古屋シネマテーク

『日常対話』 <シネマトゥデイ>
※上映館/名古屋シネマテーク

『シー・イズ・オーシャン』 <シネマトゥデイ>
※上映館/伏見ミリオン座

『発酵する民』 <シネマトゥデイ>
※上映館/シネマスコーレ

●リバイバル

『仁義なき戦い 代理戦争』(35mmフィルム上映)
※上映館/ミッドランド スクエア シネマ

最近、大須シネマの上映作をチェックしていなかったのですが、なんと今、ぴあフィルムフェスティバルの歴代グランプリ作品を上映しておりました。
http://www.osucinema.com/
その後もジャック・ドゥミ監督作、アニエス・ヴァルダ監督作などが予定されていて、映画好きとしては「おおっ」と思うわけですが、採算的には大丈夫なんでしょうか。

*     *     *     *     *

●観た映画

『先生、わたしの隣に座っていただけませんか?』※オススメ
いやはや面白い。黒木華の魅力が炸裂しまくっていました。柄本祐も適役なんだけど、少々オーバーアクト気味。ただ、いかにも説明台詞っぽい独り言は脚本通りだろうから、本人のせいじゃないと思います。
実に愉快なのが奈緒。悪事がバレてもまったく悪びれず、かといって居直るわけでもなくサバサバとマイペースを貫くあたりが、演じる本人のキャラクターも相まって素晴らしく魅力的でした。
<以下ネタバレ>なんだかんだ言って最後は収まるべきところに収まるんだろうな、と思っていたんですが、まさかの終わり方。まあ、完全に因果応報なわけなので、ああいう目に遭っても仕方ないですよね。

『浜の朝日の嘘つきどもと』※とりあえず、観る価値はアリ
タナダユキは「行間」とか「余白」とかを大切にする監督だ思っていましたが、この作品には違った印象が受けました。特に終盤は登場人物たちが自分の思いをストレートに訴えるばかりで、観る者に考えるスキを与えません。
もちろん、古い映画館への愛着心とかそういうものはよく分かるんだけど、それを逐一セリフで説明されてもね。「うんうん、気持ちは分かった」としか言いようがありません。高畑充希は抜群に上手い役者なんだけど、その上手さが今回は仇になったような気がします。
あと、野暮を承知で言わせてもらえば、ああいうタイプの映画館に生き残ってほしいとは、現役映画好きの自分としてはまったく思っていません。椅子は堅そうだし、床に勾配が乏しいから前の席の人の頭が邪魔になりそうなので、すごく疲れそうじゃん。
昔はああいう映画館で2本立てを観るのが普通だったのでそういうものだと思ってたけど、快適なシネコンの椅子に慣れた今では、同じくらいのお金を払うなら新しい映画館の方が断然いいじゃん、としか思えません。
なのでまあ、劇中で語られている通り、あの建物を壊して新しい複合施設を建て、その中に映画館を作る、というのがベストな選択肢だったんじゃない? それだと映画のストーリーとしては盛り上がらないだろうけど。

●読んだ本
『貝に続く場所にて』石沢麻依

*     *     *     *     *

夏のドラマ、次々と終わりつつありますね。人気度トップ2とおぼしき『TOKYO MER』と『ハコヅメ』は、どちらも見応えありました。主演の俳優の演技が達者で、なおかつ物語が面白ければ成功するのは当然なんですが、これがなかなか難しいものなんですよね。
いい俳優を使っているのにさっぱり面白くなく、2回目か3回目で見るのをやめてしまったドラマが、今シーズンはいくつもありました。まあ、もちろん好き嫌いの問題もありますが。
ともかく、中川大志君には次回作で頑張ってほしいもんです。というか、TVドラマよりも映画に出てほしいと思ってます。

で、今やってるTVドラマで一番のお気に入りは『お耳に合いましたら。』。とにかくもう、伊藤万理華が可愛くて面白くて最高に愉快。エンディングで見せるダンスも最高です。
一話完結モノなので最新回だけ見ても楽しめるはず。ぜひ!
https://tver.jp/corner/f0083808

コロナの状況は着々と良い方向……というか、マシな方向に向かっているようですね。そのせいか、やたらとニュースに登場するのが自民党総裁候補の面々。結局のところ、ニュース番組が政治家のプロモーションに使われちゃってるようにしか見えません。♪だからぁ テレビまでもぉ切っちまった♪
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