週末恒例、名古屋で公開される新作映画の注目作はコレ！ すみません、さほど興味が湧かない作品に関しては説明ナシです。
☆『怪物』 ＜シネマトゥデイ＞
是枝裕和の新作。子ども同士のケンカに端を発する物語のようです。脚本は坂元裕二、音楽は坂本龍一。安藤サクラ、永山瑛太などが出演。カンヌ映画祭で脚本賞に選ばれたこともあって、すごく注目されていますね。
※上映館／ミッドランドスクエアシネマ／109シネマズ名古屋／イオンシネマ・ワンダー／中川コロナシネマワールド／イオンシネマ大高／イオンシネマ名古屋茶屋
☆『ウーマン・トーキング 私たちの選択』 ＜シネマトゥデイ＞
実話に基づいたドラマ。性暴力に遭った女性たちが議論を交わすさまを描いているそうです。監督はサラ・ポーリー、主演はルーニー・マーラ。
※上映館／伏見ミリオン座
☆『渇水』 ＜シネマトゥデイ＞
水道局員の男性が主人公の人間ドラマのようです。生田斗真、門脇麦、磯村勇斗などが出演。
※上映館／ミッドランドスクエアシネマ／中川コロナシネマワールド／イオンシネマ大高／イオンシネマ名古屋茶屋
◎『苦い涙』 ＜シネマトゥデイ＞
フランソワ・オゾンの新作。ライナー・ヴェルナー・ファスビンダー監督作『ペトラ・フォン・カントの苦い涙』をアレンジした作品で、美青年に恋をして翻弄される映画監督を描いているそうです。
※上映館／センチュリーシネマ
◎『J005311』 ＜シネマトゥデイ＞
ぴあフィルムフェスティバルでグランプリを受賞した作品。ロードムービーのようです。
※上映館／シネマスコーレ
◎『ハッピーエンディングス』 ＜シネマトゥデイ＞
全編即興で演出された2作品のオムニバスだそうです。高石あかりが出てるそうなので気になっています。
※上映館／シネマスコーレ
◎『大阪古着日和』 ＜シネマトゥデイ＞
YouTubeドラマの映画化。古着を愛する芸人が主人公だそうです。主演はお笑いコンビ「さらば青春の光」の森田哲矢。
※上映館／センチュリーシネマ
◎『ジョージア、白い橋のカフェで逢いましょう』 ＜シネマトゥデイ＞
ジョージアの古都が舞台のラブストーリーだそうです。
※上映館／伏見ミリオン座
◎『Rodeo ロデオ』 ＜シネマトゥデイ＞
バイクを愛する女性ライダーの闘いを描いたドラマだそうです。
※上映館／伏見ミリオン座
◎『啄む嘴（ついばむくちばし）』 ＜シネマトゥデイ＞
多重人格性について描いたサスペンススリラーだそうです。
※上映館／シネマスコーレ
◎『ブラック・デーモン 絶体絶命』 ＜シネマトゥデイ＞
伝説の超巨大ザメが登場する海洋サバイバルスリラーだそうです。
※上映館／ミッドランドスクエアシネマ
〇『テリファー 終わらない惨劇』 ＜シネマトゥデイ＞
ピエロ姿の連続殺人鬼の凶行を描いた『テリファー』の続編。この映画、ホラー好きの間では前々から話題になっていて、公開が待ち望まれていたそうです。すでに3作目の制作も決まっているみたい。
ミッドランドシネマ名古屋空港、TOHOシネマズ木曽川、TOHOシネマズ東浦で上映。シネマスコーレでは6/17から。
〇『スパイスより愛を込めて。』 ＜シネマトゥデイ＞
金沢市が舞台の青春群像劇で、カレーが好きな高校生が主人公だそうです。ユナイテッド・シネマ豊橋18にて公開。
『美男ペコパンと悪魔』 ＜シネマトゥデイ＞
ヴィクトル・ユーゴーの幻想小説が原作のダークファンタジーだそうです。
※上映館／イオンシネマ名古屋茶屋
『アキはハルとごはんを食べたい』 ＜シネマトゥデイ＞
※上映館／ミッドランドスクエアシネマ
『タクミくんシリーズ 長い長い物語の始まりの朝。』 ＜シネマトゥデイ＞
※上映館／イオンシネマ・ワンダー
●ドキュメンタリー
◎『劇場版 優しいスピッツ a secret session in Obihiro』
※上映館／ミッドランドスクエアシネマ
◎『憧れを超えた侍たち 世界一への記録』 ＜シネマトゥデイ＞
侍ジャパン優勝までの軌跡を辿ったドキュメンタリーだそうです。
※上映館／ミッドランドスクエアシネマ／109シネマズ名古屋／イオンシネマ大高
『ライフ・イズ・クライミング！』 ＜シネマトゥデイ＞
視力を失ったクライマー、小林幸一郎さんとその相棒の挑戦を追ったドキュメンタリーだそうです。
※上映館／シネマスコーレ
『共に生きる 書家金澤翔子』 ＜シネマトゥデイ＞
書家である金澤翔子さんと母の泰子さんについてのドキュメンタリーだそうです。
※上映館／ミッドランドスクエアシネマ
『イム・ヨンウン「IM HERO THE FINAL」』 ＜シネマトゥデイ＞
※上映館／イオンシネマ大高
●リバイバル＆特集上映（一部のみ）
＜映画監督ヤン ヨンヒと家族の肖像＞
※上映館／名古屋シネマテーク
＜シャンタル・アケルマン映画祭 アンコール＞
※上映館／名古屋シネマテーク
＜たまこまーけっと 10th anniversary 特別上映＞
※上映館／ミッドランドスクエアシネマ
『ナワリヌイ』がミッドランドスクエアシネマ、イオンシネマ・ワンダー、イオンシネマ名古屋茶屋で再上映されます。これは観ておくべき作品。
『妖怪の孫』は名古屋シネマテークにて再上映。これまた現代ニッポンに生きる者は観ておくべき作品。
伏見ミリオン座では『地獄の黙示録』のファイナル・カット版を上映。「大音響重低音上映」だそうです。
名演小劇場、大須シネマ、三越映画劇場、シアターカフェに関しては、各自でチェックしてくださいませ。
最近の大須シネマの上映作品、すごいですね。12日からは前衛映画『天使/L'ANGE』が上映されるし、6月後半からはサメ映画を続々と上映するようです。
109シネマズが7月7日から鑑賞料金を値上げするそうです。TOHOシネマズはすでに6月1日から値上げしてましたが、名古屋市内の映画館では109シネマズ名古屋が初めて（だよね？）。他が追随しないことを願うのみ。
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●観た映画
『クリード 過去の逆襲』※観る価値あり
数あるスポーツ種目の中でも、最も多く映画の題材になっているのはボクシングじゃないでしょうか。一対一の闘いだから絵になりやすい、ってことが大きいのでしょうね。
というわけで近年のボクシング映画の中にも見応えある作品は多く、この『クリード』シリーズ3作目もなかなかの迫力で楽しませてくれるんですが……、
＜以下ネタバレ＞クライマックスの対戦シーン、3ラウンド目（だよね？）からは観客の姿が消え、まるでＣＧ空間みたいな場所で二人が闘っているような雰囲気になります。マンガやアニメのような描写で、それはそれで悪くないんだけど、結果的にリアリティーが削がれてしまったような印象を受けました。
で、普通の描写に戻ったと思ったらもう最終ラウンドになってた、ってのにも少々拍子抜け。主演兼監督のマイケル・B・ジョーダンは日本のマンガやアニメが大好きで強い影響を受けており、だからああいう演出にしたんだろうけど、いまひとつ成功していなかったように思えました。
そんでもって、例のアニメ。ご存じない方のために書いておくと、本編のあとにマイケル・B・ジョーダンが趣味で（だよね？）作った特典映像みたいな感じのアニメが流れます。これがね、なんちゅうか、出来は決して悪くないのよ。日本のアニメとアメコミをミックスした感じで、まあ、オリジナリティーは感じられないものの「こういうのが好き」という想いが伝わってくる微笑ましい作品ではあります。しかし、中途半端に長い！ 最初は予告編みたいなものかと思ったら、むしろダイジェストみたいな感じ。いわゆるパイロットフィルムみたいなつもりで作ったんだろうけどさ、結果的に『クリード』の余韻を完全に打ち消してしまう効果しかなかった気がします。
『THE WITCH／魔女 －増殖－』※オススメ
いやぁ、すごい迫力。ものすごく風呂敷を広げて登場人物を増やし、どう決着をつけるかと思ったら、終盤は怒涛の殺戮シーン。雑魚どもはすべて処分されます。この時の主人公の無敵っぷりが、もうカッコいいのなんの。しびれました。
しかし、この映画にも大きな問題点が！ 観る前から知っていたことですが、『ワイルド・スピード／ファイヤーブースト』と同じく、途中で話が終わるんです。まあ、面白いからいいんだけどさ。
それにしても、最近はシリーズものが多すぎ。この1ヶ月の間に観たものだけでも、ガーディアンズ、ワイスピ、クリード、THE WITCHと4本もありました。『東京リベンジャーズ』も入れると5本か。
問題は、こっちの記憶力が悪いことあって、前作の内容をさっぱり覚えていないこと。なので「コイツとコイツ、どういう関係だったっけ」と思うようなことがしょっちゅうあるわけです。新作を観るたびに過去作を復習すればいいんだろうけど、なかなかそういうわけにもいかないもんね。困ったもんです。
●読んだ本
『ヤラセと情熱 水曜スペシャル『川口浩探検隊』の真実』プチ鹿島
●お気に入りor気になるMUSIC
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今日は全国的に大雨でしたね。名古屋でも雨がザーザー降りましたが、大きな被害が出ることはなさそう……と思います。
そういえば、東海地方はもう梅雨入りしたんでした。しかしまた、あとになって「実は梅雨入りしてなかった」とか言いそう。
スマホの歩数計が、機種変更から1年2ヶ月で3000kmに到達しました。東京からマニラまでの距離に相当するそうです。我ながら、よく歩いたもんです。
