『ドリームガールズ』最高最強！

　えー、アカデミー賞の予想では6部門中2つしか当たりませんでした。すんません。まあ、自分でも当たるとは思ってませんでしたが。
　それにしても最優秀作品賞が『ディパーテッド』とはねぇ。確かに見応えはあったけど、これは「優れた香港映画から“わびさび”や“機微”を抜いて外連味たっぷりに作った」とでも評すべき作品でしょ？　スコセッシ監督自身も「うれしさも中ぐらいなり」という心境じゃないでしょうか。まあ、コッポラとスピルバーグとルーカスの3人がスコセッシを呼び寄せる、という場面は確かに感慨深いものがあったけどね。

　しかし、そんなことたぁ、もうどうでもいいです。それより『ドリームガールズ』！
　いやはや凄いです。圧倒されました。メインディッシュだらけのフルコース、という感じ。すんません、僕の貧困な語彙では、この映画の魅力を伝えることはできません。とにかく観るべし。聴くべし。体感すべし！　映画と音楽を好きな方なら、きっと至福の時間を味わえます。何が何でも映画館で観るべし！

　花粉症でシンドいので、今日はこの辺で失礼。ああ、目の周りがヒリヒリする。痛たたっ。