＜10年4月23・24日公開作＞ 『カケラ』など

　週末恒例、「名古屋で公開される新作映画の注目作はコレ」のコーナー！
　「☆＝絶対に観る！」「◎＝できれば観たい！」です。あとは優先順位が高い順に並べますが、途中からはテキトーです。

☆『カケラ』（日本）107分
　満島ひかり主演作！　ってだけで、とりあえず観ます。桜沢エリカのマンガが原作で、奥田瑛二の長女（つまり安藤サクラの姉！）、安藤モモ子の初監督作。
※上映館／名古屋シネマテーク

◎『武士道シックスティーン』（日本）109分
　剣道に青春を懸ける少女たちを描くスポ根映画……らしい。主演は成海璃子と北乃きいで、監督は『ロボコン』『さよならみどりちゃん』などの古厩智之。
※上映館／シルバー劇場

◎『てぃだかんかん 海とサンゴと小さな奇跡』（日本）119分
　サンゴ礁を復活させる夢に向かって突き進む男を描く感動作……らしい。主演は岡村隆史で、その奥さん役が松雪泰子。そして、我らが長澤まさみも出演！
※上映館／伏見ミリオン座／イオンシネマ・ワンダー／中川コロナシネマワールド／TOHOシネマズ名古屋ベイシティ／ワーナー・マイカル・シネマズ大高

◎『ウルフマン』（アメリカ）102分
　満月の夜に殺人鬼と化す狼男を主人公にしたサスペンス・ホラー……らしい。主演はベニチオ・デル・トロとアンソニー・ホプキンス。
※上映館／ミッドランド スクエア シネマ／109シネマズ名古屋／イオンシネマ・ワンダー／中川コロナシネマワールド／TOHOシネマズ名古屋ベイシティ／ワーナー・マイカル・シネマズ大高

◎『プレシャス』（アメリカ）109分
　家族から虐待を受けた少女が立ち直ろうとする姿を描く人間ドラマ……らしい。アカデミー賞で助演女優賞と脚色賞に選ばれるなど、かなり評判になってます。見応えありそう。
※上映館／伏見ミリオン座

『タイタンの戦い』（アメリカ・イギリス）106分
　80年代にヒットした『タイタンの戦い』のリメイク。ギリシャ神話をもとにした物語です。主演は『アバター』のサム・ワーシントン。リーアム・ニーソン、レイフ・ファインズも出演。
※上映館／ミッドランド スクエア シネマ／109シネマズ名古屋／イオンシネマ・ワンダー／中川コロナシネマワールド／TOHOシネマズ名古屋ベイシティ／ワーナー・マイカル・シネマズ大高

『育子からの手紙』（日本）106分
　ガンで亡くなった少女と同室に入院した主婦との交流を描く感動作……らしい。実話の映画化だそうです。
※上映館／名演小劇場

『劇場版TRIGUN（トライガン） Badlands Rumble』（日本）90分
　世界的にも人気の高い内藤泰弘のガンアクションコミックを完全オリジナルストーリーで映画化……とのこと。すんません、まったく知りませんでした。
※上映館／センチュリーシネマ

『ドン・ジョヴァンニ　天才劇作家とモーツァルトの出会い』（イタリア・スペイン）127分
　劇作家ロレンツォ・ダ・ポンテとモーツァルトの奇跡の出会いを描くドラマ……らしい。
※上映館／名演小劇場

『狙った恋の落とし方。』（中国）121分
　婚活に奔走する男と、彼が出会った運命の女性との旅を美しい映像とともに描くラブ・コメディ……らしい。中国で大ヒットし、ロケ地である北海道がブームになったそうです。
※上映館／中川コロナシネマワールド

『劇場版 銀魂 新訳紅桜篇』（日本）？分
　ジャンプのマンガが原作のアニメだそうです。
※上映館／109シネマズ名古屋／ワーナー・マイカル・シネマズ大高

『きかんしゃトーマス　伝説の英雄（ヒロ）』（アメリカ・イギリス・カナダ）60分
　ご存じ人面機関車のお話。……すんません。
※上映館／TOHOシネマズ名古屋ベイシティ

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　今日からピカデリーで『ハート・ロッカー』が8日間のみ公開されるわけですが、5／8からはイオンシネマ・ワンダーでも上映されるそうです。どっちででもいいから、これは観ておくべき！

　ミッドランドスクエアシネマで、4／27に菅野美穂の舞台挨拶付き『パーマネント野ばら』プレミア上映会が行われるそうです。あと、5／3には矢島美容室も来るんだって。
http://www.midland-sq-cinema.jp/cgi-bin/pc/index.cgi

　セガールの新作『沈黙の鉄拳』、コロナ系ではなんと料金が390円だそうです。これぞ価格破壊！
　東京では確か「セガールと同じ4/10生まれ」または「セガールと同じ59歳」のみが590円だったはずですが、それを大きく上回る太っ腹ぶりですね。どれくらい集客できるか、気になります。
http://www.korona.co.jp/Cinema/info.asp?Seq=62

　そういえば『GOAL!3』って、もうDVDが出てるんですね。たまたま覗いたサイトで紹介されていたのでアマゾンで検索してみたら、10人以上がボロカスの評価……。1作目はすごく面白かったし、2作目も悪くなかったのになぁ。自分の目で確かめたい気もするけど、どこのレンタル会員にもなってないので観る機会は当分なさそう。テレビでやってくれんかなぁ。

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　『第9地区』を観ました。面白い！　見事！　よく「娯楽性と社会性を兼ね備えた」という言い方がされるけど、その典型例じゃないでしょうか。スリリングな展開に引きずり込まれつつも、「差別」について深く考えされられちゃいました。実際問題、ああいう造形の異星人と仲良くできるかっていうと、かなり自信ないもん。なので、嬉々として卵を退治する時の主人公は、まるで自分を見ているみたいでした。ほら、害虫を退治したりする時って、あんな感じで戦闘モードになって、はしゃいだりするじゃん。向こうも自分と同じ「生き物」だなんて考えず、こっちに害を及ぼすから始末すべい、という感じになって、ついつい気分が高揚しちゃうんだよね。すんません、映画とは関係ない話になりました。
　自分とは姿形や価値観が異なる者たちと、どう接すればいいか。どうやって付き合い、もしくは距離を置くのか。それは非常に難しい問題だと思うし、この映画で描かれたような出来事が本当に起きれば、やはり「隔離」が唯一の方法のような気もします。でも、自分が隔離される立場になったとしたら、それはとんでもない事態であり……という感じで、今も頭の中ではいろんな考えが駆け巡ってます。それだけ強い影響力を持った映画、ってことですね。オススメです。