基本的に、気になってる作品以外の説明は省略。タイトルの下の＜シネマトゥデイ＞＜ムービーウォーカー＞という文字をクリックすると紹介文を読めますので、そちらをご参照ください。
☆『イコライザー』（アメリカ）132分 ＜シネマトゥデイ＞ ＜ムービーウォーカー＞
デンゼル・ワシントン主演作。世の中の不正に挑む男を描いた社会派アクション……らしい。クロエ・グレース・モレッツが重要な役で出てるらしいので見逃せまへん。
※上映館／ミッドランド スクエア シネマ／109シネマズ名古屋／イオンシネマ・ワンダー／TOHOシネマズ名古屋ベイシティ／イオンシネマ名古屋茶屋
◎『小野寺の弟・小野寺の姉』（日本）114分 ＜シネマトゥデイ＞ ＜ムービーウォーカー＞
片桐はいり＆向井理主演作。不器用な姉弟の姿を描いた舞台劇の映画化……らしいです。山本美月も出演。主題歌は阿部真央。
※上映館／センチュリーシネマ／イオンシネマ・ワンダー／TOHOシネマズ名古屋ベイシティ／イオンシネマ名古屋茶屋
◎『カムバック！』（イギリス）98分 ＜シネマトゥデイ＞ ＜ムービーウォーカー＞
美人上司を振り向かせるため、25年ぶりにサルサダンスに挑戦する中年メタボ男の奮闘を描いたコメディー……らしい。面白そう。『ホットファズ』『ワールズ・エンド』などのニック・フロストが原案・製作総指揮・主演。
※上映館／センチュリーシネマ
◎『ヘラクレス』（アメリカ）99分 ＜シネマトゥデイ＞ ＜ムービーウォーカー＞
ドウェイン・ジョンソン主演作。ギリシア神話の英雄、ヘラクレスを演じているそうです。「肉食系アクション」とのこと。
※上映館／ミッドランド スクエア シネマ／109シネマズ名古屋／イオンシネマ・ワンダー／中川コロナシネマワールド／TOHOシネマズ名古屋ベイシティ／イオンシネマ大高／イオンシネマ名古屋茶屋
◎『シャンティ デイズ 365日、幸せな呼吸』（日本）108分 ＜シネマトゥデイ＞ ＜ムービーウォーカー＞
二人の女性がヨガを通じて共鳴し合うさまを描いたヒューマンドラマ……らしい。主演は門脇麦と道端ジェシカ。
※上映館／伏見ミリオン座
○『女体銃 ガン・ウーマン』（日本）86分 ＜シネマトゥデイ＞ ＜ムービーウォーカー＞
体に銃を埋め込んだ女暗殺者を描いた異色バイオレンス・アクション……らしい。主演は『片腕マシンガール』の亜紗美。
※上映館／シネマスコーレ
○『郊遊 ピクニック』（台湾）138分 ＜シネマトゥデイ＞ ＜ムービーウォーカー＞
台湾の巨匠、ツァイ・ミンリャン監督最後の長編作品だそうです。
※上映館／名古屋シネマテーク
『マルタのことづけ』（メキシコ）91分 ＜シネマトゥデイ＞ ＜ムービーウォーカー＞
余命わずかな子持ちシングルマザーと孤独な主人公の出会いを通して人生のきらめきを描いた人生賛歌……らしい。
※上映館／名演小劇場
『黒執事 Book of Murder 上巻』（日本）？分 ＜シネマトゥデイ＞ ＜ムービーウォーカー＞
※上映館／109シネマズ名古屋
＜シッチェス映画祭 ファンタスティック セレクション2014＞
キョンシー／ゾンビ・リミット／モーガン・ブラザーズ／ボーグマン／パトリック 戦慄病棟／トランストリップ
『トランストリップ』にはエミリー・ブラウニングが出てるので観たいんですが、木曜と金曜の2日間だけだからなぁ。うーん。
※上映館／シネマスコーレ
＜ジョン・フォード監督生誕120年！＞
『駅馬車』『静かなる男』の2本を上映。
※上映館／名古屋シネマテーク
シネマスコーレの＜台湾巨匠傑作選＞では明日から『坊やの人形』が上映されます。僕は確か30年ぐらい前に名古屋シネマテークで観たはずなんですが、別の場所だったかも。すごく衝撃を受けて、そのあと原作も読みました。
イオンシネマ大高では『ゴーストバスターズ』がリバイバル上映されます。なんで今？ 続編が作られるんだっけ。
スカーレット・ヨハンソン主演作『アンダー・ザ・スキン 種の捕食』は11／22からシネマスコーレで上映されるそうです。楽しみ。
http://www.finefilms.co.jp/skin/
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この一週間で観た映画は5本。なんだかんだで、相変わらずけっこう観てます。
●太陽の坐る場所
高校時代のクラスメイトだった二人の女性の関係性の変化を描いた作品。ちょっと前に観た『FORMA』に似た内容ですが、こちらは普通の映画でした。過去に『ストロベリーショートケイクス』という傑作を撮った矢崎仁司監督ですが、ここんとこ少々冴えませんね。
物語の軸となるのは、高校時代にクラスの女王的存在だった女子生徒と、転校してきた女子生徒。この二人がたまたま同じ「キョウコ」という名前だったわけですが、女王はそれが気に入らず（という表情は見せませんが）、勝手に仇名を付けてしまうわけです。キョウコは自分一人だけ、というわけですね。
で、そうした高校時代の出来事と現在の出来事とが交互に語られるのですが、ここで主役の二人を霞ませるほどの存在感を見せるのが由希という女。というか、おそらく作り手もこのキャラクターに重きを置いて物語を作っていったのではないでしょうか。女（というより、すべての人間）のズルさ、卑屈さ、したたかさ、弱さがすべて詰まったような人物でした。そして、その女に振り回される男の純情っぷりには、何とも切ない気持ちになっちゃいました。
●FRANK -フランク－
常にデカいマスクをかぶっているアマチュア天才ミュージシャンと、たまたま彼と一緒に音楽活動を始めることになった平凡な青年の物語。天才の方が心に抱えている闇の深さも描かれているわけですが、それより何より印象に残るのは、主人公の青年が味わう強烈な疎外感。本来なら自分が入ることのできない集団に入ってしまった者の悲劇として秀逸な物語でした。
●少女は異世界で戦った
優れた身体能力を持つ若い女の子たちが、太股を露わにして（ここ重要！）悪いヤツらと戦う。それだけでもう100点満点……と言いたいところですが、映画としては欠点だらけ。主役である4人の女の子はともかく、他の出演者の演技が総じて拙いし、魅力ある登場人物がまったく出てきません。ストーリーにも意外性ナシ。『クロスファイア』や平成ガメラシリーズで名を馳せた金子修介監督の作品としては、かなり残念な出来栄えでした。
とはいえ、4人が息の合ったアクションを見せるシーンは、なかなかの見応え。ハードルを低くして観ることをオススメします。
●あの娘、早くババアになればいいのに
アイドルを目指す女子高生と、その父親が主人公。とはいえ父親は実の親ではなく、あくまで育ての親。子どもを産んですぐに死んでしまったシングルマザーの娘を引き取った、という設定です。
で、要はこの二人の純愛物語。それぞれにお似合いの相手が現れ、お互いに気持ちが揺れたり嫉妬に震えたりするわけですが、その様子がすごく微笑ましく、なおかつ真実味があります。微笑ましいと言えば、部屋の中で二人がレッスンしているシーンが最高に微笑ましいです。ごく普通の和室でカラオケを流し、娘はマイクを持って踊りながら歌い、父親はファンとして声援を送るわけですが、それで練習になるのか、と誰もがツッコミを入れたくなるんじゃないでしょうか。でも、これほど幸せな親子っていうのも、そうそういないでしょうね。いいじゃん、本人たちが幸せなら。
●ニンフォマニアック Vol.1
色情狂の中年女が、たまたま出会った親切なおじいさんに自分の半生を語る、という構成。あのラース・フォン・トリアー監督がズバリ「セックス」をテーマにした映画を撮った、ということでものすごく強烈な作品だと予想していたせいか、ちょっと肩透かし。でもまあ、これは前編なので後編は強烈なのかも。いや、別に強烈じゃなくても面白ければそれでいいんですが。
この前編で強く印象に残ったのは「Mr.H」のエピソード。主人公のセックス相手の一人である中年男が妻と離婚して主人公のもとに駆けつけると、そこに妻である「Mr.H」も現れる、という展開です。しかも三人の息子を連れて！ つまり「この修羅場を息子たちにも見せておこう」ということなんですが、そんなん見せられたらトラウマになっちゃうじゃん。でも、この奥さんの言うことにはいちいち説得力があって、女の強さをまざまざと感じさせます。このエピソードを見るだけでも映画館へ行く価値がある……かも。
読み終えた本は1冊のみ。
●ナタリーってこうなってたのか／大山卓也
ポップカルチャーの情報サイトとして今や絶大な信頼性を誇る「ナタリー」の創設者による著書。前身である「ミュージックマシーン」の頃からサイトを見ていた者としては、その軌跡は実に興味深いものでした。
印象に残るのは、とことん生真面目で、何事にも筋を通そうとする姿勢。法令順守を徹底し、ちゃんと裏付けを得た上で記事を載せる、というポリシーはまさしくメディアの見本と言えるでしょう。新聞社は見習うべし。
先週の土曜日、チャラン・ポ・ランタンの無料ライブに行ってきました。場所は名駅西のビックカメラの1階。相変わらず自由奔放で闊達、遊び心満載で芸人魂炸裂のパフォーマンスを見せてくれました。まったくもって、すげえ姉妹です。新しいアルバムがますます楽しみになりました。あ、その前に高橋克美とのコラボシングルが出るそうです。
http://ameblo.jp/suttokodokkoi-blog/entry-11941310776.html
