基本的に、気になってる作品以外の説明は省略。タイトルの下の<シネマトゥデイ><ムービーウォーカー>という文字をクリックすると紹介文を読めますので、そちらをご参照ください。
☆『FRANK -フランク-』(イギリス/アイルランド)95分 <シネマトゥデイ> <ムービーウォーカー>
マイケル・ファスベンダーがかぶり物着用で主演している、という話題作。それ以上の情報は仕入れずに臨みます。
※上映館/伏見ミリオン座
◎『少女は異世界で戦った』(日本)97分 <シネマトゥデイ> <ムービーウォーカー>
2つの世界が存在する近未来を舞台に、女剣士たちの活躍を描いたSFアクション……らしい。監督は平成『ガメラ』シリーズや『デスノート』などの金子修介。
明日は、主演の花井瑠美と清野菜名が中川コロナとシネマスコーレで舞台挨拶を行うそうです。清野菜名は『TOKYO TRIBE』の準主役の子ね。
http://ameblo.jp/seeeno7/
※上映館/シネマスコーレ/中川コロナシネマワールド
◎『誰よりも狙われた男』(アメリカ/イギリス/ドイツ)122分 <シネマトゥデイ> <ムービーウォーカー>
今年2月に急逝したフィリップ・シーモア・ホフマンの主演作。スパイによる諜報合戦を描いたサスペンス・ドラマだそうです。ウィレム・デフォー、レイチェル・マクアダムスも出演。
※上映館/TOHOシネマズ名古屋ベイシティ
◎『泣く男』(韓国)116分 <シネマトゥデイ> <ムービーウォーカー>
心に傷を負いながら任務に身を投じる孤独な殺し屋の運命を描いたクライム・アクション……らしい。監督は傑作『アジョシ』のイ・ジョンボムで、主演はチャン・ドンゴン。
※上映館/109シネマズ名古屋
◎『グレース・オブ・モナコ 公妃の切り札』(フランス)103分 <シネマトゥデイ> <ムービーウォーカー>
モナコ公国大公妃となったハリウッド女優、グレース・ケリーの知られざるエピソードを描いたヒューマンドラマ……らしい。主演はニコール・キッドマン。
※上映館/ミッドランド スクエア シネマ/イオンシネマ・ワンダー/TOHOシネマズ名古屋ベイシティ/イオンシネマ大高/イオンシネマ名古屋茶屋
○『メアリーと秘密の王国』(フランス)77分 <シネマトゥデイ> <ムービーウォーカー>
神秘的な森を舞台に、ひとりの少女が繰り広げる壮大な冒険を描いたファンタジーアニメ……らしい。監督は『アイス・エイジ』のクリス・ウェッジ。
※上映館/イオンシネマ名古屋茶屋
○『ジェラシー』(フランス)77分 <シネマトゥデイ> <ムービーウォーカー>
フィリップ・ガレル監督の新作。一組のカップルの間で起こる感情のうつろいをモノクロ映像で描いた恋愛ドラマ……らしい。
※上映館/名古屋シネマテーク
○『物置のピアノ』(日本)115分 <シネマトゥデイ> <ムービーウォーカー>
福島を舞台に、物置にあるピアノを弾くことで自分を解放していた内気な少女の成長を描いたヒューマンドラマ……らしい。kainatsu(甲斐名都)が主題歌を歌っているそうです。
※上映館/名演小劇場
○『まほろ駅前狂騒曲』(日本)124分 <シネマトゥデイ> <ムービーウォーカー>
三浦しをん原作のシリーズ2作目。テレビも入れたら3作目かな? 主演は瑛太と松田龍平で、監督は大森立嗣。
真木よう子、高良健吾など大好きな役者が出てるんですが、1作目が好きになれなかったしテレビのも全然見てなかったので今回はパス……かな。面白かったら教えてくださいませ。
※上映館/ミッドランド スクエア シネマ/イオンシネマ・ワンダー/中川コロナシネマワールド/TOHOシネマズ名古屋ベイシティ/イオンシネマ大高/イオンシネマ名古屋茶屋
○『愛しのゴースト』(タイ)113分 <シネマトゥデイ> <ムービーウォーカー>
タイで歴代最高興行No.1ヒットを記録した感動ホラーだそうです。そう聞くと、さすがに気になります。
※上映館/中川コロナシネマワールド
○『シェリー』(日本)111分 <シネマトゥデイ> <ムービーウォーカー>
尾崎豊の歌を支えに生きる孤独な若者の姿を描いた青春ドラマ……らしい。すんません、さっぱり面白そうに思えないんですが、誰か観ていたら感想を教えて!
※上映館/中川コロナシネマワールド
○『サスペクト 哀しき容疑者』(韓国)137分 <シネマトゥデイ> <ムービーウォーカー>
妻子を殺された脱北者が陰謀に巻き込まれるさまを描いたサスペンス・アクション……らしい。
※上映館/センチュリーシネマ
『銀座並木通り クラブアンダルシア』(日本)92分 <シネマトゥデイ> <ムービーウォーカー>
銀座界隈では珍しい男性クラブオーナーと、彼を取り巻く人々の人間模様を描いた人間ドラマ……らしい。主演は松方弘樹。春日井・半田・豊川コロナで上映。
『ミニスキュル 森の小さな仲間たち』(フランス)89分 <シネマトゥデイ> <ムービーウォーカー>
フランスのCGアニメシリーズ『minuscule ミニスキュル 小さなムシの物語』の劇場版、とのことです。
※上映館/イオンシネマ・ワンダー/イオンシネマ大高/イオンシネマ名古屋茶屋
『ゴッドタン キス我慢選手権 THE MOVIE2 サイキック・ラブ』(日本)117分 <シネマトゥデイ> <ムービーウォーカー>
深夜バラエティ番組「ゴッドタン」の人気コーナーの映画化第2弾で、主演は劇団ひとり。
※上映館/TOHOシネマズ名古屋ベイシティ
『それぞれの伊勢湾台風』(日本)?分 <シネマトゥデイ> <ムービーウォーカー>
1959年の伊勢湾台風について再考したドキュメンタリー……らしい。この台風で僕の実家の2階が吹っ飛んだので、その2年後に生まれた僕はずっと2階建ての家に憧れていました。
※上映館/ピカデリー/イオンシネマ名古屋茶屋
『カバディーン!!!!!!!~激突・怒黒高校篇~』(日本)92分 <シネマトゥデイ> <ムービーウォーカー>
インド発祥のスポーツ「カバティ」に情熱を注ぐ高校生たちの奮闘を描いたスポ根シリーズ第2弾……らしい。
※上映館/中川コロナシネマワールド
『THE NEXT GENERATION パトレイバー 第5章』(日本)96分 <シネマトゥデイ> <ムービーウォーカー>
※上映館/ミッドランド スクエア シネマ
『イノセントラブ 二度目の初恋!?が、やってきた』(韓国)96分 <シネマトゥデイ> <ムービーウォーカー>
※上映館/109シネマズ名古屋
<道徳のゲリラ 若松孝二監督特集>
3周忌を記念して計12本を特集上映。『腹貸し女』『日本暴行暗黒史』『聖少女拷問』など、物騒で刺激的なタイトルが並んでます。
※上映館/シネマスコーレ
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この一週間で観た映画は5本。相変わらず快調なペースですが、それはつまり仕事が少ないってことでもあるので、困ったもんでもあります。
●ミリオンダラー・アーム
インド人としては初のメジャーリーガーが誕生するまでを描いた物語。実話に基づいています。
弱小スポーツエージェント会社を経営する主人公が窮地を脱するためにインドで大々的なスカウトキャンペーンを行うのですが、そこに集まったのは使い物にならない連中ばかり。それでも、その中から才能がある若者を見つけてアメリカに戻り、プロの野球選手になるための特訓を受けさせます。そして……という展開。
まず、富めるアメリカと貧しいインド、という対比が鮮やか。その貧しい地から華やかなアメリカに来た青年二人が右往左往する様子が微笑ましく、応援したい気持ちになっちゃいます。もちろん、すんなりと事は運ばず、挫折や仲たがいも経験するんですが、最後にはとってもハッピーな気持ちにさせてくれます。オススメ。
●物語る私たち
女優であり映画監督でもあるサラ・ポーリーが自らの出生の謎を解き明かそうとする過程を追ったドキュメンタリー。要するに「自分の本当の父親は誰か」を探っていくわけです。自分の父や兄弟、母親の前夫の子供、母親の友人知人などへのインタビューも多数織り込まれ、それはどれも和やかな雰囲気で進むわけですが、語られる「事実」は迷走します。結局、ある人物が筆頭候補に挙がってDNA鑑定を受けるわけですが……。
誰が父親であるかはともかく、終盤でのインタビュー相手とのやり取りでは「ドキュメンタリーとはどうあるべきか」という問題が炙り出されていて、極めて興味深かったです。監督の身内の誰かが言った「結局、編集次第」という言葉(正確には違う言い回し)が最も的を射ていた気がします。
●ぼんとリンちゃん
オタクたちの生態をリアルに描いた作品。映画やマンガならともかくボーイズラブや美少女ゲームの世界にウトい僕にとっては、すごく勉強になりました。まあ、ホントのオタクが見たら「そこは違う」という箇所もあるかもしれませんが。
すごいのは、ものすごくセリフが多い場面をワンカットで延々と撮り続けていること。少し前に観た『FORMA』にも同じように10分以上の長回しシーンがあって大いに感心したんですが、こっちも緊張感たっぷり。よくもこんなに長いセリフを覚えたもんだ、と感心しながら観ておりました。
ボーイズラブ好きの主人公が掲げる正義感は実に青臭いものであり、その行動は「現実」の壁の前に玉砕するわけですが、僕としては大いに共感できました。幾分かの苦さを含んだ清々しい後味が残る秀作。上映後に行われた舞台挨拶での監督の自然な佇まいにも好感を持ちました。
●ふしぎな岬の物語
吉永小百合が初めて企画から関わった、という触れ込みの作品。その甲斐あってか、週末興行ランキングでは初登場1位だったようです(正確には動員で1位、興収で2位)。しかし、そのニュースを聞いて僕は「マジ?」と思いました。僕は初日の夕方に観たわけですが、約200席の劇場の中にいたのは15人前後だったもん。
それはともかく、作品そのものは素晴らしい……と言いたいところですが、はっきり言って全然パッとしません。例によって小百合嬢は「みんなから慕われる女性」という役柄。その時点で嫌な予感はしていたんですが、その後もみんながみんな小百合嬢を奉ります。しかし、そんな小百合嬢も心に闇を抱えていて、それについて独白するシーンはなかなか見応えあったんですが、いかんせん演出が平坦なせいか、心情があまり伝わってきません。
有名な役者がたくさん出ているだけに脇役にも魅力があるわけですが、その扱いはぞんざい。たとえば……あ、ここからは完璧にネタバレです。えっと、小池栄子は行っちゃったきりなんだろうか。フォローなし? 杉田二郎や因幡晃などのミュージシャン5人組は、なぜラストでは4人組になってたんだろ。スケジュール調整できなかったから? あと、新しい喫茶店、あんな安普請で大丈夫? いろんな意味で雑な映画に思えました。
●イフ・アイ・ステイ 愛が還る場所
アイドル映画のお手本のような作品。クロエ・グレース・モリッツという旬の女優の魅力を存分に活かして作られています。見事な職人芸。終盤ではいささかご都合主義が目に付いたりもするけど、それも大きな失点にはなりません。幕切れの鮮やかさも素敵。
読み終えた本は2冊。
●仁義なき日本沈没 東宝VS.東映の戦後サバイバル/春日太一
戦後の復興期、つまり日本映画の隆盛を極めた頃から衰退に向かっていくまでの時代を、東宝と東映というふたつの映画会社の変遷を通して綴った一冊。両者のつばぜり合いには冒険活劇のような味わいがあり、血沸き肉躍るような興奮を覚えました。つまり、抜群に面白い!
●わたしの舞台は舞台裏 大衆演劇裏方日記/木丸みさき
大衆演劇の裏方として働く女性が、この仕事に就くに至った経緯や、日々の仕事のあれこれ、舞台に立つ役者や毎日訪れる観客との交流などをマンガで綴った作品。大衆演劇の世界で身を立てている人々の気概も伝わってきたし、とても勉強になりました。ただ、残念ながら絵が……いや、悪くはないけど、商品として発行するなら、もうちょっと練習して描き込まないとアカンて。内容が良いだけに残念。
『みうらじゅんのサントラくん』、いつもは毎月最終火曜なんですが、今月は来週オンエアだそうです。
http://www.nhk.or.jp/r1-night/mjs/
今夜からテレビ東京系で『新・刑事吉永誠一』がスタート。船越英一郎主演の刑事モノのシーズン2だそうです。主題歌は甲斐バンドの『Blood in the Street』!
http://www.tv-tokyo.co.jp/yoshinaga2/
と書きながらも、今夜は映画を観に行く予定なのでパス。2回目には甲斐さんがゲスト出演するそうなので、それは見ようと思ってます。
明日と明後日、チャラン・ポ・ランタンが名古屋及び近郊のヴィレッジヴァンガードを回るそうです。名古屋まつりで渋滞が予想されるけど、大丈夫かな?
http://www.charanporantan.net/sp/news/