ああ、リストラの嵐。

　世話になっている会社が、経営不振につき大幅な人員削減を行う。バイトを含めて40名弱のメンバーのうち、10名ぐらいが退職するのだ。まさに、絵に描いたようなリストラである。ちなみに、リストラって言葉はそもそも「リストラクチュアリング（restructuring）」の略であり、「企業再構築」という意味だ。なので、必ずしも「リストラ＝人員削減」という訳ではない（よね？）。とはいえ、今回のリストラは、まさしく人員削減以外の何物でもない。
　「世話になっている会社」と書いたけど、要は僕がほぼ毎日通っている小さな広告代理店だ（僕は社員でもバイトでもなく……って話は面倒なので割愛）。
　まあ、こうなった原因は明らかだ。優秀な経営パートナーを社長が追い出してしまったわけである。あのまま彼を会社に残しておけば、これほど経営不振に陥ることはなかっただろう。ああ、もったいない。
　一方、会社を追われた経営パートナー氏は新会社を興すべき準備を進めていたのだが、もう一年以上も暗礁に乗り上げたままだ。文字通り、共倒れ。いや、まだ倒れちゃいないけどね。
　で、その経営パートナー氏が興す会社を僕も手伝うことになっているのだが……さあ、どうなる？