☆『リリーのすべて』(イギリス/ドイツ/アメリカ)120分 <シネマトゥデイ> <ムービーウォーカー>
トランスジェンダーのパイオニアであるデンマーク人画家リリー・エルベと夫婦の愛を描いた人間ドラマ……らしい。『博士と彼女のセオリー』でアカデミー賞主演男優賞に選ばれたエディ・レッドメインが主演。『ジュピター』ではラジー賞にも選ばれているわけですが、それはまあ、忘れてあげましょう。監督は『英国王のスピーチ』『レ・ミゼラブル』のトム・フーパー。
※上映館/伏見ミリオン座/TOHOシネマズ名古屋ベイシティ/イオンシネマ大高
☆『僕だけがいない街』(日本)120分 <シネマトゥデイ> <ムービーウォーカー>
人気マンガの映画化。身近で起きる事件の直前へとタイムスリップしてしまう能力を持つ主人公が凶悪犯に挑む姿を描いたミステリー。藤原竜也、有村架純などが出演。
原作は未読ですが、深夜にオンエアされているアニメは見ています。その最終回が終わってから映画を観るべきかどうか迷い中。
※上映館/ミッドランド スクエア シネマ/109シネマズ名古屋/イオンシネマ・ワンダー/中川コロナシネマワールド/TOHOシネマズ名古屋ベイシティ/イオンシネマ大高/イオンシネマ名古屋茶屋
☆『ちはやふる -上の句-』(日本)111分 <シネマトゥデイ> <ムービーウォーカー>
競技かるたに青春を燃やす高校生を描いた人気マンガの映画化。主演は広瀬すず。監督は『カノジョは嘘を愛しすぎてる』の小泉徳宏。後編は4月29日公開だそうです。
※上映館/ピカデリー/109シネマズ名古屋/イオンシネマ・ワンダー/TOHOシネマズ名古屋ベイシティ/イオンシネマ大高/イオンシネマ名古屋茶屋
◎『神なるオオカミ』(中国/フランス)121分 <シネマトゥデイ> <ムービーウォーカー>
ジャン=ジャック・アノー監督作。文化大革命期のモンゴルを舞台に、人間とオオカミの魂のぶつかり合いを描いた感動作……らしい。
※上映館/シネマスコーレ
◎『幸せをつかむ歌』(アメリカ)101分 <シネマトゥデイ> <ムービーウォーカー>
メリル・ストリープ主演作。ロックミュージシャンを演じているそうです。
※上映館/センチュリーシネマ
◎『Mr.ホームズ 名探偵最後の事件』(イギリス/アメリカ)104分 <シネマトゥデイ> <ムービーウォーカー>
93歳になったシャーロック・ホームズが30年前の未解決事件に挑むさまを描いたミステリー……らしい。ホームズを演じるのはイアン・マッケラン。監督は大傑作『ドリームガールズ』のビル・コンドン。真田広之も出てるみたい。
※上映館/伏見ミリオン座/TOHOシネマズ名古屋ベイシティ
○『コインロッカーの女』(韓国)111分 <シネマトゥデイ> <ムービーウォーカー>
※上映館/シネマスコーレ
『天使にアイム・ファイン』(日本)114分 <シネマトゥデイ> <ムービーウォーカー>
※上映館/中川コロナシネマワールド
『甲鉄城のカバネリ 序章』(日本)70分 <シネマトゥデイ> <ムービーウォーカー>
※上映館/ミッドランド スクエア シネマ
『映画プリキュアオールスターズ みんなで歌う♪奇跡の魔法!』(日本)70分 <シネマトゥデイ> <ムービーウォーカー>
※上映館/109シネマズ名古屋/イオンシネマ・ワンダー/中川コロナシネマワールド/TOHOシネマズ名古屋ベイシティ/イオンシネマ大高
●ドキュメンタリー
○『袴田巖 夢の間の世の中』(日本)119分 <シネマトゥデイ> <ムービーウォーカー>
※上映館/シネマスコーレ
●特集上映
○<MoMA ニューヨーク近代美術館 映画コレクション>
『悲しみよこんにちは』、『バンド・ワゴン』、アンディ・ウォーホルの短編など、計7プログラム。
※上映館/名古屋シネマテーク
○<未体験ゾーンの映画たち2016>
カリキュレーター/SKOOPS スクープス MI-5/SPY TIME スパイ・タイム/口裂け女 in L.A.
※上映館/シネマスコーレ
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<観た映画>
●マネー・ショート 華麗なる大逆転
アメリカの金融危機の現実を、時にリアル、時にマンガチックに描いたドラマ。難しい経済用語が出てきたりして難しい箇所もありますが、大いに知的好奇心を刺激される作品でした。ただし「華麗なる大逆転」という邦題から予想される展開とは全然違うので、その点はご注意を。というか、この邦題を考えたヤツ、理解力が乏しすぎ。
●牡蠣工場
今の日本社会が抱える諸問題を凝縮したかのようなドキュメンタリー。かといって決して堅苦しい内容ではなく、むしろ笑える箇所が多々ありますし、のどかで素朴な雰囲気も楽しめます。普段ドキュメンタリーを観る機会が少ない人には、良き入門作となるんじゃないでしょうか。
●ヤクザと憲法
ヤクザに人権はあるのか、という問いを突き付けるドキュメンタリー。宮崎学の『突破者』に感化されてヤクザの道に入った若者は何をやってもダメなヤツで、とても他人とは思えませんでした。がんばれ!
●殺されたミンジュ
キム・ギドク監督の新作。凄惨すぎる復讐劇で、思わず「痛たたたたっ」という叫びたくなるような描写が続出します。でも見応えがある……と言いたいところですが、『牡蠣工場』『ヤクザと憲法』に続いての3本目だったので目が疲れてしまい、ちょっとウトウトしちゃいました。なので評価する資格はありません。
●偉大なるマルグリット
思いっきり音痴だけど歌うのが大好き、という有閑マダムが主人公。人前で歌うことに喜びを見出した彼女の奮闘が描かれているわけですが、このキャラが実に微笑ましくて、いじらしくて、思わず手を差し伸べたくなりました。物語としてはいまひとつですが、キャラは最高。
●星ガ丘ワンダーランド
僕が知る限り、映像の完成度は近年の日本映画の中で一番。ワンシーンワンカットを多用した演出も見事で、菅田将暉が主人公と対峙するシーンには大いに唸りました。それだけに、終盤に向かうにつれて物語としての弱さが露呈してしまうのが残念。もうちょっと脚本を練るべきだったと思います。とはいえ、オリジナル脚本で勝負しようとした心意気は立派。
<読んだ本>
●世にも奇妙な君物語/朝井リョウ
●紋切型社会――言葉で固まる現代を解きほぐす/武田砂鉄
●モナドの領域/筒井康隆
すんません、またもや感想を書く時間がなくなっちまいました。
今週は今年に入ってから一番仕事がヒマな一週間だったんですが、その分せっせと読書に励んでしまったので、またもやブログを充実させることはできませんでした。というか、どうして金曜になるとバタバタと用事が入るんだろ。今から打ち合わせに行ってきます。