＜2022年3月11日・12日公開作＞ 『THE BATMAN－ザ・バットマン－』『アンネ・フランクと旅する日記』など

週末恒例「名古屋で公開される新作映画の注目作はコレ」のコーナー！

☆『THE BATMAN－ザ・バットマン－』　＜シネマトゥデイ＞
ご存じバットマンの新作！　リブートなのか過去作と関連があるのかどうか全然知りませんが、その状態で観ようと思ってます。
※上映館／ミッドランド スクエア シネマ／109シネマズ名古屋／イオンシネマ・ワンダー／中川コロナシネマワールド／イオンシネマ大高／イオンシネマ名古屋茶屋

☆『アンネ・フランクと旅する日記』　＜シネマトゥデイ＞
アンネ・フランクが書いた日記を原案したアニメだそうです。監督は『戦場でワルツを』のアリ・フォルマン。
※上映館／伏見ミリオン座

◎『リング・ワンダリング』　＜シネマトゥデイ＞
ファンタジーっぽい内容なのかな？　よく分からないけど、阿部純子が出ているのでかなり気になっています。
※上映館／センチュリーシネマ

◎『ウェディング・ハイ』　＜シネマトゥデイ＞
結婚式をめぐるドタバタを描いたコメディーのようです。脚本はバカリズム、監督は大九明子、主演は篠原涼子。
※上映館／ミッドランド スクエア シネマ／イオンシネマ・ワンダー／中川コロナシネマワールド／イオンシネマ大高／イオンシネマ名古屋茶屋

◎『林檎とポラロイド』　＜シネマトゥデイ＞
記憶喪失に陥る病気が蔓延する世界が舞台のヒューマンドラマだそうです。
※上映館／伏見ミリオン座

◎『ロスバンド』　＜シネマトゥデイ＞
高校生たちのロックバンドの奮闘を描いた青春モノのようです。面白そう。
※上映館／名演小劇場

○『吾輩は猫である！』　＜シネマトゥデイ＞
ノワールアクションだそうです。漱石の小説とはあんまり関係なさそう。
※上映館／シネマスコーレ

○『ハングリー／湖畔の謝肉祭』
※上映館／イオンシネマ名古屋茶屋

『仮面ライダーオーズ 10th 復活のコアメダル』　＜シネマトゥデイ＞
※上映館／109シネマズ名古屋

『映画しまじろう「しまじろうと　キラキラおうこくの　おうじさま」』　＜シネマトゥデイ＞
※上映館／ミッドランド スクエア シネマ／イオンシネマ・ワンダー／イオンシネマ大高／イオンシネマ名古屋茶屋

●ドキュメンタリー

◎『標的』　＜シネマトゥデイ＞
元慰安婦の証言を報じた新聞記事をめぐる誹謗中傷や脅迫とその背景を追ったドキュメンタリーだそうです。
※上映館／シネマスコーレ

○『ヴィム・ヴェンダースプロデュース／ブルーノート・ストーリー』　＜シネマトゥデイ＞
※上映館／伏見ミリオン座

『日高線と生きる』
※上映館／名古屋シネマテーク

『JO1 THE MOVIE『未完成』-Go to the TOP-』　＜シネマトゥデイ＞
※上映館／ミッドランド スクエア シネマ／109シネマズ名古屋／イオンシネマ・ワンダー／イオンシネマ大高

●特集上映

◎＜鬼才ブリュノ・デュモンのジャンヌ・ダルク＞『ジャネット』『ジャンヌ』
ジャンヌ・ダルクを描いた2部作だそうです。
※上映館／名古屋シネマテーク

＜ムービー・オブ・ザ・イヤー2021＞
投票で選ばれた昨年の人気作4本をミッドランドスクエアシネマで再上映。どれも好きな作品です。
3月11日(金)～17日（木）「花束みたいな恋をした」「007/ノー・タイム・トゥ・ダイ」
3月18日(金)～24日（木）「映画大好きポンポさん」「少年の君」
http://www.midland-sq-cinema.jp/topics_detail/2213

アカデミー賞にノミネートされているネットフリックス作品『ドント・ルック・アップ』、シネマスコーレで上映されます。冴えないディカプリオが最高。

先週ここで書くのを忘れていましたが、昨年の傑作『アメリカン・ユートピア』がセンチュリーシネマで再上映中です。デイビッド・バーンとスパイク・リーの対談映像付きだそうです。
この作品、僕にとっては昨年の外国映画ナンバーワンでした。未見の方はこのチャンスをお見逃しなく！

もうひとつ、これも先週書きそびれていましたが、名古屋市博物館では『ＤＣ展　スーパーヒーローの誕生』を開催中です。
https://artofdc.jp/

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●観た映画

『余命10年』※オススメ！
いわゆる難病モノは苦手なんですが、これは抑制が効いた描写と演技巧者を揃えたキャスティングが功を奏してか、清々しい後味が残る秀作となっています。回想シーンを使いすぎない点にも好感を持ちました。
『新聞記者』のヒットもあって今や売れっ子監督ナンバーワンになった感がある藤井道人ですが、今回が一番の出来栄えじゃないかと思います。これからが楽しみ。

『衝動』
違法薬物の運び屋をしている少年と、ショックな出来事があって声を出せなくなった少女の物語。典型的なボーイ・ミーツ・ガールものです。舞台は池袋。
ヒロインの見上愛は今回も魅力的。倉悠貴も熱演しています。しかし、あまりに心情をモノローグで説明しすぎることもあって、観ている側の感情に訴えてくるものが希薄です。
コメディーっぽい描写が時折入るのは完全に余計。残念ながら中途半端な出来の作品でした。とはいえ、役者陣（特に女性たち）はおおむね好演しているので、観て損はないかと思います。

『その消失、』※観る価値あり
まったく知らない監督の作品で、予告編も一度も見たことありませんでしたが、平祐奈と泉里香が出ているので観ました。泉里香は少し前に見た『高嶺のハナさん』という深夜ドラマに主演していて、それがすごく可愛かったので。
で、観てみたら、これがすごく手が込んだ作品。映像の加工処理は細部に至るほど精緻に施されているし、構成も凝っています。今回が初監督作とのことなので、さぞかし気合いが入っていたのでしょう。その意気込みは、しっかりと伝わってきました。
ただ、それが作品の面白さ、見応えに結実しているかというと、ちょっと疑問。凝ってはいるもののストーリーや展開は決して目新しいものではなく、どこかで見たことがある、というような印象を受けてしまうんです。
それでも、やはり隅々まで緻密に作られた作品であることは間違いなく、作り手の誠意も感じられます。興味のある方は、ぜひ劇場で！
しかし、この作品、なぜか公式サイトも作られていないみたい。それなりの予算を費やして作られていると思うんですが、採算は取れるんでしょうか。ちょっと心配。

●読んだ本

『黒牢城』米澤穂信
戦国時代を舞台にしたミステリー。直木賞に選ばれただけあって、さすがに読ませます。いや、難しい単語が頻出するので実は最初のうちは少々手こずったんですが、謎が謎を呼ぶ展開にページをめくる手を止められず、けっこう速いペースで読み終えてしまいました。
それにしても、戦国時代ってのは刀や槍を使った武力スキル以上に、人心掌握のノウハウがモノを言う時代だったわけですね。そのことを改めて痛感しました。まあ、今の時代も同じでしょうが。

●最近の気になる新譜
ヤユヨ『日日爛漫』

●無料視聴できるオススメ（？）映画

『ヤンキーアイドル』
『アルプススタンドのはしの方』が高く評価され、『愛なのに』も絶賛公開中、さらに4月には『女子高生に殺されたい』も公開と、絶好調の城定秀夫監督による悪ふざけ満載コメディー。これはまあ、秋●氏に激怒されても仕方ないっすよね。
『アルプススタンドのはしの方』や『愛なのに』で城定ファンになった方が観たらドン引きするかも。まあ、それも人生。なんのこっちゃ。

『惡の華』
観る者の共感を拒むような物語。僕にとっても大好きな作品というわけじゃないんですが、最初は優等生キャラだった秋田汐梨の変貌ぶりに魅せられ、すっかり虜になってしまいました。
特に素晴らしいのは終盤、喫茶店で秋田汐梨が伊藤健太郎と対峙する場面。ここで彼女が放つセリフには身震いしました。

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佐津川愛美の主演映画『蜜月』、公開中止になってしまいましたね。
https://natalie.mu/eiga/news/468850
https://www.cinematoday.jp/news/N0129063

監督の榊英雄による複数の女性への性行為強要が明るみに出たためのようです。この監督の映画は『誘拐ラプソディー』や『捨てがたき人々』など何本も観ているし、舞台挨拶にも行ったことがあるので、かなり驚きました。そういえば、甲斐バンドの楽曲をテーマにしたオムニバス映画『破れたハートを売り物に』の中の一作も榊監督が撮ってましたね。
『蜜月』の予告編では佐津川愛美が気合いの入った演技を見せていたので、かなり楽しみにしていました。残念です。

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ロシアによるウクライナ侵攻、終わる気配がないですね。原発の施設や小児病院まで攻撃するとは、もはや鬼畜の所業じゃん。戦争も外交の手段のひとつ、とはよく言いますが、限度を超えています。

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来週月曜（3/14）に3回目のワクチン接種に行ってきます。無事に済みますように！

最後にお知らせ。このブログ、8月1日（月）13：00をもってサービス終了となるようです。詳しくは下記を参照。
https://navy.ap.teacup.com/info/960.html

これ、3月1日に告知されたそうですが、迂闊にも昨日までまったく気付いていませんでした。うーん、どうしよう。この機会にすっぱりブログをやめるか、新しいところを探すか……。ちょっと悩みます。