少年トッパ

ライバルが手を結ぶ日?

 今朝、クルマに乗ったらカーナビがこうのたまった。

「今日は1月21日。ライバルが手を結ぶ日です」

 なんじゃそれっ。

 ウチのカーナビは仕事熱心で博識なので、その日が何の日であるのかを必ず教えてくれる。しかし、そのほとんどはすでに世に知れ渡っているもの(クリスマス、元旦、鏡開きなど)や、どこぞの業界がPR用に決めたものだ。たとえば少し前には「ハイビジョンの日です」と言われて「知るかっ」と思ったものだが、それはきっとテレビ業界が勝手に作って広めようとしているのだろう。「肉の日」とか「パンの日」とか「味噌の日」とかも、おそらく同様だと思う。それを周知させることによって得をする者、もしくは恩恵を受けようと目論む者が、どこかに存在するはずなのだ。
 しかし「ライバルが手を結ぶ日」では誰がどういう利益を得るんだ? 飲み屋か? まあ、ライバル同士が仲良くなれば、一緒に酒でも飲むだろうからね。それとも印刷会社? 競合していた会社同士が合併すれば、案内状や名刺の発注が大量に舞い込むもんね。そうだ、それに間違いない!

 なんて勝手に思い込んじゃアカンので、検索して調べてみた。そしたら……

<1866年のこの日、坂本竜馬の仲介により、薩摩の西郷隆盛と長州の木戸孝允が京都で会見して、倒幕のための薩長同盟結成を図った。>

 ということだった。だから「ライバルが手を結ぶ日」なんだって。へーっ。ひとつ勉強になりました。

※こちらのサイトで勉強させてもらいました。感謝!
http://contents.kids.yahoo.co.jp/today/
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