※名古屋市内の映画館に配布された（らしい）エキストラ募集用チラシ。
※これが参加記念のＴシャツ。白、黒、赤、ピンク、緑、カーキなどもありましたが、青を選びました。
生まれて初めて映画のエキストラってヤツを体験した。来年GWに公開予定の『ガメラ』に、「怪獣から逃げる人々」の一人として参加したのだ。正式タイトルは『小さき勇者たち～GAMERA～』。みなさま、ぜひともご覧くださいませ。僕の勇姿……じゃなくて、必死こいて走ってる姿を見られるかもよ。全然写ってないかもしれないけどね。
当日の集合場所は栄のテレビ塔の下。集合時間は夜の9時半。てっきり夜のシーンを撮るのかと思っていたら、そうではなく地下街を使っての撮影だった。伊勢志摩から名古屋港を経由して名古屋市内に入った殺人怪獣が地下街にまで攻め込んでくる、という設定らしい。地下街に入る前に3つの班に分けられる。僕は1班だ。1班ってことは2班や3班よりも出番が多かったりするのかな？
まずはスタッフから注意事項。「叫びながら走ってください」「笑顔は厳禁です」とのこと。そりゃそうだよね、殺されるかもしれない状況なんだから。配置が決められ、一度目のリハーサル。「3割程度のスピードで走ってください」と言われたのに、みんな7割以上の速さで走る。思わず笑っちまう。気付いたら満面の笑みを浮かべて走っていた。反省して、次からは「わーっ」「ぎゃあーっ」と叫びながら走ることにする。何度かリハーサルを行って、いよいよ本番。全速力で走る。カーブを曲がる直前、すぐ前を走っていた女性に軽く接触してしまい、その女性は思いっきり転倒。すんません。そのせいじゃない（と思いたい）けど、本番やり直し。息が切れてきたので、幸か不幸か笑ってしまう心配はない。あ、転倒した女性には、「カット！」の声がかかってから謝りました。
その後は、待って走って待って走って、待って待って待って待って待って走って待って走って待って走って、という感じ。さすがに疲れる。しかも底の薄い靴を履いてきたので、地下街のツルツルの床だと滑って仕方ない。いっそのこと裸足になりたいけど、それもヘンだしなぁ。それにしても、速い人はホントに速い。こっちもそれなりに懸命に走ってるのに、軽々と追い抜いていく若者が何人かいたもん。スゴいっすわ。
1班に選ばれたのも少々不運だった。カメラから遠い順に、1班、2班、3班と配置されたのだ。つまり一番長い距離を毎回走ることになったのである。まあ、1班の中でもまだカメラ寄りの方だったので、最後尾の方よりは随分マシだったろうけどね。ただし、最後のシーンでは配置がガラリと入れ替わり、僕はカメラから割と近い場所から走り出すことになった。うん、これならラクじゃん。まだ何回か走れるよっ。と思ってたけど、「オーケーです！」とスタッフさんたちが大声で告げ、撮影は終了。確か深夜1時ちょっと過ぎだったかな。結局、撮影自体は2時間程度で終わったのだ。
日頃の運動不足がたたり、終わった直後は歩くのもシンドいほどの筋肉痛に襲われた。でも楽しかったなぁ。今度はもっと走りやすい靴にしなきゃ。
で、今日も撮影のはずだったんだけど、「撮影が順調に進んだので、17日の分はなくなりました」という電話が一昨日かかってきたのよ。しゅん。一緒に行くはずだった方々、残念でしたね。
『小さき勇者たち～GAMERA～』公式サイト→http://www.gamera.jp/
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＜追記＞ 「ガメラ医師」さんからのご要望に応えて、当日の情報を書き添えておきます。
日時・集合時間……8／12（金）21：30
集合場所……栄 テレビ塔の下
ロケ場所……セントラルパーク地下街
エキストラの人数……150名程度（たぶん）
ロケに参加した主要キャスト……主役の富岡涼君を含む男の子3人 ※他に端役っぽい方々数名
終了時間……深夜1：00少し過ぎ（その後、テレビ塔の下に戻って記念品のTシャツを受け取る）
記念品……Tシャツ（色は白・黒・青・赤・ピンク・緑・カーキなどから各自で選択）
ロケ弁当……「地雷也（じらいや）」の天むす（6個入り）＋お茶のペットボトル
なお、解散後に近くのホテルの宴会場へ案内されました。公共交通機関で来て始発まで帰れない人のための仮眠用、とのことです。しかし、この部屋、座敷じゃなくて洋間。なので床に寝るわけにもいかず、みんな椅子を幾つかくっつけて、その上で寝ていました。しかも冷房が効き過ぎていて思いっきり寒かった！ 起きた時、身体の芯から冷えてたもん。慌てて外へ出て、温かい空気を浴びました。風邪をひかなかったのは奇跡かも。それともガメラのご加護？
「ガメラ医師」さんのブログ→http://blog.goo.ne.jp/gameraishi/
