基本的に、気になってる作品以外の説明は省略。タイトルの下の<シネマトゥデイ><ムービーウォーカー>という文字をクリックすると紹介文を読めますので、そちらをご参照ください。
☆『チョコリエッタ』(日本)159分 <シネマトゥデイ> <ムービーウォーカー>
愛知県出身の作家、大島真寿美の小説の映画化。映画を撮るために旅に出た若い男女のひと夏の交流を描いた青春ロードムービー……らしい。主演は『おんなのこきらい』で超好演していた森川葵と『共喰い』『そこのみにて光輝く』『海月姫』などで絶好調の菅田将暉。監督は『せかいのおわり』の風間志織。
※上映館/名古屋シネマテーク
◎『クリミナル・アフェア 魔警』(中国/香港)111分 <シネマトゥデイ> <ムービーウォーカー>
主演ニック・チョン、監督ダンテ・ラムという『激戦 ハート・オブ・ファイト』コンビの新作。実際に起きた警官射殺事件をもとに、心にトラウマを持った警察官の心理を描いたサスペンス・アクション……らしい。
※上映館/シネマスコーレ
○『いつかの、玄関たちと、』(日本)111分 <シネマトゥデイ> <ムービーウォーカー>
NMB48の藤江れいな(って、まったく知らないですが)の主演作。名古屋ではなぜか1回のみの上映だそうです。
※上映館/TOHOシネマズ名古屋ベイシティ
○『迷宮カフェ』(日本)111分 <シネマトゥデイ> <ムービーウォーカー>
骨髄移植をテーマに、カフェの店主とそこに訪れる客たちの姿を描くヒューマンドラマ……らしい。関めぐみ、市川由衣などが出演。
※上映館/伏見ミリオン座
○『映画 暗殺教室』(日本)109分 <シネマトゥデイ> <ムービーウォーカー>
地球破壊を目論む超生物の教師と暗殺を託された学生の姿を描いた人気マンガの映画化……らしい。こっちにも菅田将暉が出てますね。
※上映館/ミッドランド スクエア シネマ/109シネマズ名古屋/イオンシネマ・ワンダー/中川コロナシネマワールド/TOHOシネマズ名古屋ベイシティ/イオンシネマ大高/イオンシネマ名古屋茶屋
○『ナイト ミュージアム/エジプト王の秘密』(アメリカ)98分 <シネマトゥデイ> <ムービーウォーカー>
人気シリーズの3作目。ロビン・ウィリアムズの遺作でもあるそうです。1作目がなかなか面白かったことは覚えてるんですが、2作目を観たかどうか記憶が曖昧……。情けなや。
※上映館/ミッドランド スクエア シネマ/109シネマズ名古屋/イオンシネマ・ワンダー/中川コロナシネマワールド/TOHOシネマズ名古屋ベイシティ/イオンシネマ大高/イオンシネマ名古屋茶屋
○『あしたになれば。』(日本)98分 <シネマトゥデイ> <ムービーウォーカー>
町おこしのグルメコンテスト参加を機に料理の楽しさを知る男子高校生の姿を描いた青春ドラマ……らしい。
※上映館/中川コロナシネマワールド
『陽だまりハウスでマラソンを』(ドイツ)115分 <シネマトゥデイ> <ムービーウォーカー>
老人ホームに入居したオリンピック金メダリストの元マラソン選手が再びフルマラソンに挑戦する姿を描いた人間ドラマ……らしい。
※上映館/名演小劇場
『スーパーヒーロー大戦GP 仮面ライダー3号』(日本)95分 <シネマトゥデイ> <ムービーウォーカー>
幻の「仮面ライダー3号」が登場するそうです。
※上映館/109シネマズ名古屋/イオンシネマ・ワンダー/中川コロナシネマワールド/TOHOシネマズ名古屋ベイシティ/イオンシネマ大高/イオンシネマ名古屋茶屋
●ドキュメンタリー
『ヴァチカン美術館4K3D 天国への入口』(イタリア)66分 <シネマトゥデイ> <ムービーウォーカー>
これ、109では3D、センチュリーでは2Dらしいです。
※上映館/109シネマズ名古屋/センチュリーシネマ
『わたしの、終わらない旅』(日本)78分 <シネマトゥデイ> <ムービーウォーカー>
核エネルギーの歴史をたどる旅を記録したドキュメンタリー……らしい。
※上映館/シネマスコーレ
『地球交響曲(ガイアシンフォニー) 第八番』(日本)115分 <シネマトゥデイ> <ムービーウォーカー>
シリーズ第8弾。すんません、このシリーズのことはまったく知りませんです。。
※上映館/伏見ミリオン座
* * * *
今週の感想コーナー。
<映画>
●パンク・シンドローム
4人の知的障害者によるパンクバンドの活動を追ったドキュメンタリー。互いに容赦なく罵声を浴びせ合いながらもステージでは一緒に演奏する姿を見ていると、なんとも微笑ましい気分になりました。すでに中年の域に差しかかってるメンバーもいるわけですが、彼らが長く活動を続けることができますように。
●色道四十八手 たからぶね
いわゆるピンク映画。とはいえエロ度はさほど高くなく、『フィフティ・シェイズ』と同程度……でもない?
見るからに低予算映画なので映像は安っぽいんですが、それが逆に何とも言えない風情を醸し出しており、男たちの愚かさや浅はかさをユーモアたっぷりを描いた作風に実にマッチしていました。主演女優の愛田奈々は、すごく端正な顔立ちでプロポーションも抜群。目の保養になりました。
●劇場版 境界の彼方 I’LL BE HERE 過去篇
深夜テレビの劇場版2部作の前編。テレビ版をまったく見たことがなかったんですが、とある事情があって観てきました。
冒頭からいきなり意味不明の単語とかが出てきて「???」でしたが、好きなタイプの絵柄だったこともあって、それなりに楽しめました。映像的な完成度はかなり高いんじゃないかと思います。とはいえ、後編を観るかどうかは未定。
●風に立つライオン
立派な人の立派な行いを描いた作品。それ以上でもそれ以下でもありません。なので「立派な人だなぁ」とは思うものの、それ以上の感動はナシ。とはいえ、主人公のモデルになった方の行動力や考え方にはホントに感服させれらました。
●幕が上がる
評判通り、演劇女子たちのいきいきキラキラした姿が実に魅力的な作品。ももいろクローバーもさることながら、教師役の黒木華が素晴らしいです。オススメ。
とはいえ、正直言って原作を読んだ時ほどの爽快感や高揚感は感じられませんでした。余計なギャグがノイズになってしまっていたし、やたらとナレーションを使いすぎたりしたのがマイナス要因になったのかも。とはいえ、観ておく価値は充分にあります。
●おんなのこきらい
可愛さだけを取り柄に世渡りしてきた女の子が、自分になびかない男に出会ってしまって、さあどうする……という展開。この主人公を演じる森川葵という子がホントに可愛らしくて、でも性格が曲がってそうで(本人はそうじゃないと思いたいけど)、すごく現実味があります。映画やドラマでいかにキャスティングが重要であるのかを改めて感じました。彼女が泣いたり笑ったりキレたり地団太踏んだりする表情を見るだけでも、すこぶる眼福。オススメです。
<本>
●東京ブラックアウト
現役のキャリア官僚による告発小説として話題を集めた『原発ホワイトアウト』の続編的な作品。文体こそいささか素人っぽいものの、明日にも起こるかもしれない原発事故の模様を生々しく描いています。
かの高貴なお方を登場させたことに不快感を持つ向きもあるでしょうが、この本で描かれたようなことが実勢に起これば、あのお方だって黙っていられないでしょう。実際問題、どんな風にお考えなんでしょ。
で、今は家の中では朝井まかての『ぬけまいる』、電車の中とかでは烏賀陽弘道という人の『Jポップとは何か』を読んでるんですが、どちらもめっぽう面白い! 世の中には僕が知らない面白いものがまだまだたくさんあるんだなぁ、と改めて感心する日々です。