少年トッパ

<2022年4月8日・9日公開作> 『アネット』など

週末恒例「名古屋で公開される新作映画の注目作はコレ」のコーナー!

『アネット』 <シネマトゥデイ>
『汚れた血』や『ポンヌフの恋人』などで一世を風靡した(というのは大げさ?)レオス・カラックスの新作。ミュージカル仕立てのダークファンタジーだそうです。
※上映館/伏見ミリオン座イオンシネマ名古屋茶屋

『今はちょっと、ついてないだけ』 <シネマトゥデイ>
伊吹有喜の小説の映画化。玉山鉄二、深川麻衣などが出演。
この本は未読ですが、少し前に読んだ『犬がいた季節』はなかなかの良作でした。
※上映館/ミッドランド スクエア シネマ

『親愛なる同志たちへ』 <シネマトゥデイ>
ロシア映画。1962年に実際に起きたストライキ事件を題材にした社会派ドラマだそうです。今のウクライナ侵攻にも通じるものがありそう。
※上映館/名演小劇場

『とんび』 <シネマトゥデイ>
重松清の小説の映画化。監督は瀬々敬久で、阿部寛、北村匠海、杏などが出演。
※上映館/ミッドランド スクエア シネマ109シネマズ名古屋イオンシネマ・ワンダー中川コロナシネマワールドイオンシネマ大高イオンシネマ名古屋茶屋

『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』 <シネマトゥデイ>
シリーズ第3弾。エディ・レッドメインが好きなので前2作は観ましたが、もういいかな、という気もしています。すんません。でも、時間があれば観るかも。
※上映館/ミッドランド スクエア シネマ109シネマズ名古屋イオンシネマ・ワンダー中川コロナシネマワールドイオンシネマ大高イオンシネマ名古屋茶屋

『連鎖』 <シネマトゥデイ>
韓国映画。偏見によって起こる負の連鎖を描いたドラマだそうです。
※上映館/伏見ミリオン座

『その神の名は嫉妬』 <シネマトゥデイ>
※上映館/シネマスコーレ

『ヒットマンズ・ワイフズ・ボディガード』 <シネマトゥデイ>
『ヒットマンズ・ボディガード』の続編。って、そんな映画、あったっけ。と思って調べたらネットフリックス作品でした。なぜ2作目のみ劇場公開?
ライアン・レイノルズ、サミュエル・L・ジャクソン、サルマ・ハエック、アントニオ・バンデラス、モーガン・フリーマンなど、キャストがやたら豪華。
※上映館/ミッドランド スクエア シネマイオンシネマ名古屋茶屋

『チェリまほ THE MOVIE ~30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい~』 <シネマトゥデイ>
人気ドラマの劇場版。原作のマンガも大人気みたい。
※上映館/ミッドランド スクエア シネマ109シネマズ名古屋イオンシネマ・ワンダー中川コロナシネマワールドイオンシネマ大高

『THE3名様 ~リモートだけじゃ無理じゃね?~』 <シネマトゥデイ>
人気ドラマシリーズの約12年ぶりの復活となる劇場版だそうです。
※上映館/ミッドランド スクエア シネマ

『われ弱ければ 矢嶋楫子伝』
女性解放運動の先駆者、矢嶋楫子の伝記映画だそうです。主演は常盤貴子。
※上映館/シネマスコーレ

●ドキュメンタリー

『スパークス・ブラザーズ』 <シネマトゥデイ>
約50年のキャリアを持つバンド、スパークスの魅力に迫るドキュメンタリーだそうです。監督はエドガー・ライト監督。
※上映館/センチュリーシネマ

『歌と羊と羊飼い』 <シネマトゥデイ>
日本のゴスペル界で活動するアーティストたちにスポットを当てたドキュメンタリーだそうです。
※上映館/名古屋シネマテーク

●リバイバル

『サタデーナイトフィーバー』
※上映館/ミッドランド スクエア シネマ

『クラム』
※上映館/名古屋シネマテーク

●特集上映

<第3回インド大映画祭>
※上映館/シネマスコーレ

シネマスコーレでは『愛について語るときにイケダの語ること』と『マイノリティとセックスに関する、極私的恋愛映画』も上映。

大須シネマでは11日(月)から『女番長 野良猫ロック』と『ザ・スパイダースのゴーゴー・向う見ず作戦』を上映。

*     *     *     *     *

●観た映画

『TITANE/チタン』
評判通りの鮮烈な作品。とにかくもう、序盤から暴力描写が半端じゃありません。何度も片目を閉じ、顔を歪ませながら観ました。勘弁してくれよ、という感じ。
でも、主人公の女性はすさまじく魅力的。次々と髪型を変え、風貌さえも「改造」していくんですが、どんな時にも妙な凛々しさと清々しさを感じさせます。演じたアガト・ルセル、圧倒的な存在感でした。
痛々しい描写が苦手な人にはオススメできませんが、それ以外の方々には一見の価値ありかと思います。

『女子高生に殺されたい』
タイトル通り「女子高生に殺されたい」という願望を持つ青年の物語。彼がターゲットとしている(つまり、自分を殺してほしい)女子高生が誰なのか、というサスペンス趣向で中盤まで引っ張ります。
けっこうややこしい話で、回想シーンも多かったりするのですが、それを分かりやすく見せる手腕は、さすが城定秀夫監督。

『モービウス』
作品単体としては、まずまずの面白さ。目新しさはないものの、ジャレッド・レトの熱演もあって見応えは大いにあります。
ただ、これは「ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース」の3作目なんだよね。エンドロール中の映像に、取って付けたようにスパイダーマンの名前が出てくるわけですが……うーん、そういうの、ちょっと飽きてきました。
『スパイダーマン ノー・ウェイ・ホーム』は大傑作だったし、これからのスパイダーマン映画も観るつもりなんですが、こうもユニバースものばかりになると、さすがに追っかけるのが面倒になってきます。

●読んだ本

『最後の角川春樹』伊藤彰彦
『正欲』朝井リョウ

●最近のお気に入りMUSIC

FINLANDS『FLASH』
スクールガールズエンド『存在証明』

どちらも昨年リリースですが、最近になってハマりました。

*     *     *     *     *

宮崎学氏が亡くなってしまいました。『突破者』を読んだのは、もう20年以上前。一時期は貪るように宮崎学氏の著作を読み、大須演芸場で行われた講演会にも足を運んだものです。
自分のようなヘタレが絶対に足を踏み入れることができない裏社会の諸々について、著作を通じて学ばせてもらいました。

藤子不二雄A先生も他界。88歳ということだから大往生と言っていいでしょう。藤子不二雄時代の『オバケのQ太郎』は小学生の頃に自分にとって一番好きなマンガでしたし、『忍者ハットリくん』も『まんが道』も大好きでした。

*     *     *     *     *

ここんとこ映画業界での不祥事、というか、過去の悪事が告発されることが増えていますね。これは良い傾向だと思います。自分の立場を利用して何かを強要したり、相手の尊厳を踏みにじるような行為をするのは絶対にダメ。すでに作られた作品が観られなくなるのは残念だし、そのあたりは議論の余地があるでしょうが。
海外ではエズラ・ミラーが起こした事件が問題になっていて、その影響で『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』の日本での公開も危ぶまれるのかと思いましたが、これは予定通り上映されるみたいですね。でもDC映画『フラッシュ』はお蔵入りになりそう。
https://www.cinematoday.jp/news/N0129372
https://www.cinematoday.jp/news/N0129537

ニュース番組を見ていると、気が重くなるような映像の連続。国際社会からどれだけ非難されても、ロシアは聞く耳を持たないようです。
そんな時に飛び込んできた言葉が、イベントワクワク割。何それ。マジ?
この名称に決めた方々は「国民のみなさんが重い気分になっているでしょうから我々が笑わせてあげよう」と思ったのでしょうか? 確かに笑いましたが、それは苦笑い、または呆れ笑いってヤツです。
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「 新作映画公開情報@名古屋」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事