週末恒例「名古屋で公開される新作映画の注目作はコレ」のコーナー!
☆『ブラックアダム』 <シネマトゥデイ>
ドウェイン・ジョンソン主演のDC映画。監督は『エスター』『ジャングル・クルーズ』などのジャウマ・コレット=セラ。
※上映館/ミッドランドスクエアシネマ/109シネマズ名古屋/イオンシネマ・ワンダー/中川コロナシネマワールド/イオンシネマ大高/イオンシネマ名古屋茶屋
☆『月の満ち欠け』 <シネマトゥデイ>
佐藤正午の小説の映画化。予告編の印象では、泣ける話っぽいですね。監督は『そこにいる鬼』『母性』に続いて廣木隆一。大泉洋、有村架純、柴咲コウ、そして今をときめく目黒漣などが出演。
※上映館/ミッドランドスクエアシネマ/イオンシネマ・ワンダー/中川コロナシネマワールド/イオンシネマ大高/イオンシネマ名古屋茶屋
◎『あのこと』 <シネマトゥデイ>
法律で中絶が禁止されていた1960年代のフランスを舞台に、予期せぬ妊娠をした女子大生の苦悩を描いたドラマだそうです。
※上映館/伏見ミリオン座
◎『マッドゴッド』 <シネマトゥデイ>
約30年かけて作られたストップモーションアニメだそうです。ちょっと……いや、かなりグロテスクな感じみたい。
※上映館/センチュリーシネマ
◎『ワイルド・ロード』 <シネマトゥデイ>
ラッパーのマシン・ガン・ケリーことコルソン・ベイカー主演のクライムアクション。ケヴィン・ベーコンも出演。
※上映館/名演小劇場/イオンシネマ名古屋茶屋
◎『ルイス・ウェイン 生涯愛した妻とネコ』 <シネマトゥデイ>
19世紀末から20世紀にかけて猫の絵で人気を博したイギリスの画家、ルイス・ウェインの伝記ドラマだそうです。主演はベネディクト・カンバーバッチ。
※上映館/伏見ミリオン座
◎『ファイブ・デビルズ』 <シネマトゥデイ>
タイムリープ要素のあるスリラーのようです。
※上映館/センチュリーシネマ
◎『THE FIRST SLAM DUNK』 <シネマトゥデイ>
あまりにも有名な『SLAM DUNK』のアニメ化。原作者である井上雄彦自身が脚本・監督を担当しているってことで、かなり話題になってますね。
実はこの1ヶ月の間に単行本全31巻を読みました。しかし、さあ映画も観るぞっ、という気にはイマイチなれません。正直に言うと、さほど面白いとは思えな……ファンの方々、すみません。でも大ヒットするのは間違いなさそうですね。
※上映館/ミッドランドスクエアシネマ/109シネマズ名古屋/イオンシネマ・ワンダー/中川コロナシネマワールド/イオンシネマ大高/イオンシネマ名古屋茶屋
◎『スウィートビターキャンディ』 <シネマトゥデイ>
孤独な女子高生のひと夏の恋を紡いだ青春ドラマだそうです。監督は『太陽を掴め』などの中村祐太郎。
※上映館/シネマスコーレ
○『森の中のレストラン』 <シネマトゥデイ>
※上映館/名古屋シネマテーク
○『ミドリムシの姫』 <シネマトゥデイ>
駐車監視員が主人公のコメディー『ミドリムシの夢』に続くシリーズ第2弾だそうです。
※上映館/シネマスコーレ
○『泣いたり笑ったり』 <シネマトゥデイ>
イタリア映画。再婚をめぐる騒動を描いたコメディーだそうです。
※上映館/伏見ミリオン座
○『ナニワ金融道~銭と泪と権利と女~』 <シネマトゥデイ>
※上映館/ミッドランドスクエアシネマ
●ドキュメンタリー
◎『ミスター・ランズベルギス』 <シネマトゥデイ>
※上映館/伏見ミリオン座
○『擬音 A FOLEY ARTIST』 <シネマトゥデイ>
※上映館/名古屋シネマテーク
『麻雀最強戦 the movie』 <シネマトゥデイ>
※上映館/シネマスコーレ
『アイヌの結婚式 北海道沙流郡平取町二風谷』『チセ・アカラ われらいえをつくる』<2本立>
※上映館/名古屋シネマテーク
●リバイバル&特集上映
『冬の旅』
※上映館/名古屋シネマテーク
『スペースアドベンチャー コブラ』
※上映館/ミッドランドスクエアシネマ
大須シネマとシアターカフェに関しては、例によって各自でチェックしてくださいませ。
* * *
●観た映画
『母性』
うーん、ちょっと期待外れ。というより、予告編で煽りすぎじゃない? すごくアンモラルで不快な後味を残す映画かと思ったら……以下ネタバレ。
最後、これまでの物語を全部ひっくり返すような展開があるかと思っていいたら、いかにもイマドキのJ-POPバラードという感じのイントロが流れてきて、ちょっと驚きました。え、まさかこれで終わりじゃないよね? と思ったんだけど、それで終わりでした。
この話、結局のところ母も娘もそれぞれ問題を抱えているものの、それは突拍子ないものではないように感じました。それより遥かに大きな問題は高畑淳子演じる義母! 演技が上手すぎることもあって意地の悪さが半端じゃないレベルで伝わってきたので、コイツさえ存在しなきゃ特に問題は起きなかったでしょ、って思えました。
あと、学生運動の絡め方が中途半端というか……これは原作通りなのかな? それとも映画オリジナル? どちらか分かりませんが、どうも底が浅く感じられて仕方ありませんでした。永野芽衣も戸田恵梨香も熱演していただけに残念。
●読んだ本
『終点のあの子』柚木麻子
『押井守のサブぃカルチャー70年』押井守
●お気に入りor気になるMUSIC
スマホでSpotifyのアプリを起動させたら「トッパさんの2022年まとめ」みたいな画面が表示されました。タップしてみると、なんと「トッパさんは今年、Spotifyで音楽を〇〇分聴きました」「ポッドキャストを〇〇分聴きました」というような文字。うひゃー、Spotifyったら、こっちの動向や趣味嗜好を把握しまくりじゃん。何とも恥ずかしい気分。
で、それによると僕が2022年(正確には2021年12月~2022年11月の間?)に聴いた楽曲は2960曲で、その中で一番多かったのはペギーズの『足跡』で85回。これはちょっと意外でした。もちろん『足跡』は大好きなんだけど、それ以上に『ハイライト・ハイライト』や『CHEESE!』をたくさん聴いた気がしていたので。
ちなみに、楽曲トップ5は以下の通り。
1)the peggies『足跡』
2)ハルカトミユキ『夏にだまされて』
3)THE TOMBOYS『タイムマシンなんて』
4)FantasticYouth『品行崩壊』
5)黒子首『Champon』
「My Top Songs 2022」というプレイリストも勝手に作られていました。興味がある方は聴いてみて。名曲ばかりです。
で、アーティスト別だと以下の通りでした。これまた、自分にとっては順当すぎます。
1)the peggies
2)Chilli Beans.
3)黒子首
4)板歯目
5)ハルカトミユキ
* * *
崔洋一監督が亡くなりましたね。出世作『月はどっちに出ている』や『マークスの山』『刑務所の中』など印象に残る作品がたくさんありました。
梁石日原作の『血と骨』でビートたけしが腐りかけた生肉を喰らうシーンは鮮烈で、ちょっとトラウマになりそうでした。
自分と同い年の渡辺徹が亡くなったことはショック。
あまりテレビを見ないので最近は姿を見かけることはなかったけど、すごく明朗で活発で快活そうな印象がありました。
* * *
宮台真司が暴漢に襲われたというニュースにも驚きました。知識人と呼ばれる人は多いですが、その中でも正真正銘の知識人の一人だと思います。
『日本の難点』など何冊か著作を読みましたが、半分も理解できていない気がします。情けなや。
ワールドカップ、劇的な勝利だったようですね。……すんません、ちょうど起きた頃に試合が終わるところでした。世間に取り残されないように、リアルタイムで見たかったんですが。