少年トッパ

<12年6月22・23日公開作> 『ラブ&ソウル』など

 週末恒例、「名古屋で公開される新作映画の注目作はコレ」のコーナー! ☆・◎・○・無印の順で……って前書きは、もういいっすね。

◎『ラブ&ソウル』(韓国・日本)99分
 去年のナンバーワン日本映画『タナトス』を撮った城定秀夫監督の新作。オール韓国ロケで作られたエロチックコメディで、日本では名古屋でのみ劇場公開されるそうです。
※上映館/シネマスコーレ

『ワン・デイ  23年のラブストーリー』(アメリカ)107分
 男女の23年にわたる恋と友情を、毎年7月15日にスポットを当てて描いたラブ・ロマンス……らしい。主演はアン・ハサウェイとジム・スタージェスで、監督は『17歳の肖像』のロネ・シェルフィグ。予告編の印象では、なかなか良さそう。
※上映館/伏見ミリオン座TOHOシネマズ名古屋ベイシティ

『アタック・ザ・ブロック』(イギリス/フランス)88分(88分)
 エイリアンと団地の不良少年たちとのバトルを描いたSFコメディー……らしい。『ホット・ファズ』のエドガー・ライトが製作総指揮、だそうです。なかなか面白そう。
※上映館/センチュリーシネマ

『臍帯』(日本)108分(108分)
 養護施設で育った娘が自分を捨てた母親を探し当てて……というストーリーのようです。かなり衝撃的な内容みたいで、海外の映画祭で絶賛されたそうです。
※上映館/伏見ミリオン座

『ブレイクアウト』(アメリカ)91分
 裕福な家庭を襲う恐怖を描いたサスペンス……らしい。主演はニコラス・ケイジとニコール・キッドマンで、監督は『フォーリング・ダウン』や『フォーン・ブース』などのベテラン、 ジョエル・シュマッカー。それにしてもニコラス、先週も主演作『ハングリー・ラビット』が公開されたばかりだし、よく働くなぁ。
※上映館/109シネマズ名古屋

『ベルフラワー』(アメリカ)106分
 恋人に裏切られ絶望した男が狂気へと駆り立てられていくさまを描いた青春ドラマ……らしい。主人公は『マッドマックス2』に登場する悪の首領をヒーローとあがめている、という設定だそうです。
※上映館/名古屋シネマテーク

『ネイビーシールズ』(アメリカ)110分
 アメリカ軍の特殊部隊を描いたコマンド・アクション……らしい。本物の隊員が登場し、本物の銃器を使っているそうです。
※上映館/TOHOシネマズ名古屋ベイシティ

『LOVE まさお君が行く!』(日本)109分
 ドジな犬と売れない芸人が全国を旅しながら絆を深めていく様子を描いたドラマ……らしい。テレビ東京の『ペット大集合!ポチたま』の人気コーナーから生まれた作品だそうです。香取慎吾、広末涼子、光石研、成海璃子などが出演。監督は『NANA』の大谷健太郎。
※上映館/ミッドランド スクエア シネマイオンシネマ・ワンダー中川コロナシネマワールドTOHOシネマズ名古屋ベイシティワーナー・マイカル・シネマズ大高

『一遍上人』(日本)85分
 鎌倉時代に「踊り念仏」を編み出した一遍上人の素顔に迫った人間ドラマ……らしい。主演はキャイ~ンのウド鈴木。
※上映館/TOHOシネマズ名古屋ベイシティ

『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』(日本)46分
 説明不要ですね。テレビアニメ化15周年を記念して製作された作品だそうです。実は原作のマンガもアニメもまったく未見なんですが、実写版の方は観たいと思っております。
※上映館/109シネマズ名古屋

『ベルセルク 黄金時代篇II ドルドレイ攻略』(日本)93分
 シリーズ第2弾。鷹の団のドルドレイ要塞攻略を中心に描く……って、門外漢なので何のことか全然分かりません。
※上映館/109シネマズ名古屋ワーナー・マイカル・シネマズ大高

『輪廻のラグランジェ 鴨川デイズ』(日本)45分
 これまたアニメ。千葉県鴨川市を舞台に、女子高生のヒロインが宇宙から襲来した敵と戦う……らしいです。
※上映館/ワーナー・マイカル・シネマズ大高

『誰も知らない基地のこと』(アメリカ)74分
 世界各国でアメリカ軍基地が起こす様々なトラブルを追ったドキュメンタリー……らしい。なんと、全世界で700以上の基地があるそうです。普天間も取り上げられているとのこと。
※上映館/名古屋シネマテーク

『IVAN 明日へのあゆみ いま時代はかわる』『ポスターガール』
 イラク戦争をめぐるドキュメンタリー2本。IVAWというのは「反戦イラク帰還兵の会」のことだそうです。
※上映館/名古屋シネマテーク

『コリスタ THE★MOVIE』(日本?)?分
 日本で活躍するK-POPグループの活躍を追ったドキュメンタリー……かな? すんませんが、よく分かりません。
※上映館/中川コロナシネマワールド

<生きつづけるロマンポルノ>
 にっかつロマンポルノの特集上映。曾根中生の大傑作『天使のはらわた 赤い教室』、相米慎二の『ラブホテル』、神代辰巳の『赫い髪の女』など16本が上映されます。『天使のはらわた 赤い教室』はものすごい大傑作なので、未見の方はこの機会を逃すべからず!あと、同じく曾根監督の『白昼の女狩り』ってのは本邦初公開なんだって。気になります。
※上映館/ピカデリー

<真!韓国映画祭2012>
 「愛と絆」をテーマに選ばれた13本を上映。いずれも日本初公開だそうです。犬や猫がたくさん出てくるらしい『ごめんね、ありがとう』ってのが、ちょっと気になってます。
※上映館/シネマスコーレ

<イケメンフェスティバルVol.2>
 『トキメキ☆成均館スキャンダル 劇場編集版』と『ミス・リプリー劇場編集版』ってのが上映されるそうです。韓流ブーム、まだまだ続いてるみたいですね。
※上映館/ワーナー・マイカル・シネマズ大高

 この週末には『アメイジング・スパイダーマン』の先行上映もありますね。さっそくご覧になる方もいるでしょうが、くれぐれもネタバレ発言しないように!

*     *     *     *     *

 『私が、生きる肌』を観ました。ペドロ・アルモドバル監督作品ってことで、いわゆるアート系映画、芸術映画、作家主義的映画だというような先入観をお持ちの方も多いでしょうが、これ、典型的なB級サスペンスです。下世話で安っぽい三面記事的な「見世物」映画でした。
 って書くとケナしているように思われそうですが、僕としてはむしろ好感を持ったわけです。映画ってのはもともとそんなに品位が高い文化じゃないんだから、下世話な物語、大いに結構。基本的には面白ければオッケーなわけです。この映画では飛びっきりの美女が麗しい裸身を惜しげもなく披露してくれるので、それだけで見応え充分でした。ただ「真相」が分かってくると一気に萎えますが……おっと、ネタバラシになっちゃいますね。
 そんなわけで楽しめる作品だったんですが、惜しいのは語り口がいまひとつ鮮やかじゃないことと、「情念」や「狂喜」みたいなものが希薄なこと。アントニオ・バンデラス演じる主人公は一種のマッド・サイエンティストなわけですが(あ、書いちゃった)、彼が一線を踏み越える時の葛藤や、自らが生み出した創造物(と呼ぶべきかどうかナンですが)への愛憎入り乱れる想いがもっと鮮烈に描かれていたら、すごい傑作になったと思います。はっきり言って、終盤は尻すぼみな感じになっちゃってたもんね。ちょっと残念。
 とはいえ、ヒロインを演じるエレナ・アヤナは本当に美しいし、その彼女が均整のとれた身体を惜しげもなく見せてくれるわけなので、美女が好きな男子は必見。確実に目の保養になりまっせ。

 さて、この週末には『愛と誠』を観よう……と思ったら、2週目にして1日2回に減ってるじゃん。上映館も少ないし、あんまりヒットしていないみたいですね。

コメント一覧

トッパ
すみませーん、返事が遅くなりました。

『愛と誠』、実はもう観ました。僕としては、なかなか面白かったです。特に序盤での武井咲には大笑いしました。
ただ、ミュージカルの場面が全体的にいまひとつなんですよ。振り付けが物足りない、という印象です。
とはいえ、一見の価値はあると思いますので、時間があればぜひ! つまらなくても責任は取りませんが(笑)。
海くんママ
『愛と誠』 友達の感想を聞いて、観るのを断念。
岩清水が観たいんだけど・・・

斎藤工が「予告を観て、劇場に行きたいと思う人はいるのでしょうか?」みたいなことを言っていた。
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