☆・◎・○・無印の順で「観たい度数」を記しました。優先順位が高い順に並べたつもりですが、その時の気分次第なので基本的にはテキトーです。あと、特集上映やリバイバル作品は最後に並べます。いわゆるライブビューイング作品に関しては情報を追っかけきれないので、すんませんが割愛させていただきます。
えー、先週末から仕事場のパソコンがMacからWindowsに代わったわけですが、どうも使いづらいというか文字を打ちづらいというか、ちょっと四苦八苦しています。なので、この文章もちゃんとアップできるかどうか心配。不具合とかがあれば教えてくださいませ。
◎『愛と誠』(日本)134分
70年代に大ヒットした梶原一騎原作の劇画を映画化。監督は三池崇史で、主演は妻夫木聡と武井咲、そして岩清水を斎藤工が演じてるみたいです。どうやら三池監督らしい悪ふざけ満載のようなので、めちゃめちゃ面白いか思いっきり外してるか、どっちかだと思います。しかし、梶原先生が生きてたら、強面の三池監督といえどもタダじゃ済まないような気も……。
ちなみに僕も原作は最後まで読んだつもりですが、今やすっかり岩清水は、小林まことによるパロディ『それいけ岩清水』のイメージになっちゃってます。三池監督、次はこっちを映画化しても面白いんじゃないでしょうか。
※上映館/109シネマズ名古屋/TOHOシネマズ名古屋ベイシティ
◎『スノーホワイト』(アメリカ)127分
グリム童話『白雪姫』を新解釈で映画化した話題作。かなり斬新なアクション大作になっているみたいですね。白雪姫を演じるのは『トワイライト』シリーズの……というより、『ランナウェイズ』でジョーン・ジェットを演じたクリステン・スチュワート。そして、邪悪な女王を演じるのは『ヤング・アダルト』で超好演して女を上げた(よね?)シャーリーズ・セロン。この顔合わせなら面白くなりそう。
※上映館/ミッドランド スクエア シネマ/109シネマズ名古屋/イオンシネマ・ワンダー/中川コロナシネマワールド/TOHOシネマズ名古屋ベイシティ/ワーナー・マイカル・シネマズ大高
◎『サルベージ・マイス』(日本)81分
谷村美月主演作! 広島を舞台に、怪盗と自警団の戦いを描いた痛快娯楽アクション劇……らしいです。監督は平成版『仮面ライダー』シリーズや『小さき勇者たち ガメラ』などの田崎竜太。
これ、前々から楽しみにしていたんですが、よりによってミッドランドシネマ名古屋空港のみとは。うーん、すんませんが、パス。実は『たぶらかし』も3週間ぐらい前から見てないし、すっかり谷村美月離れしちゃってます。いや、好きなんだけどね。
※上映館/ミッドランドシネマ名古屋空港
◎『孤島の王』(ノルウェー/フランス/スウェーデン/ポーランド)117分
非行少年たちを更生させる孤島の施設を舞台にした壮絶な反乱劇……らしい。ノルウェーで実際に起きた事件に基づいているそうです。かなり見応えありそう。
※上映館/名演小劇場
◎『星の旅人たち』(アメリカ/スペイン)128分
急死した息子の遺志を継いで旅をする父親の姿を温かなタッチで描いたヒューマン・ドラマ……らしい。監督はエミリオ・エステヴェスで、父親であるマーティン・シーンが主演。弟のチャーリー・シーンは出てないのかな?
※上映館/名演小劇場
○『図書館戦争 革命のつばさ』(日本)?分
有川浩の同名小説シリーズのアニメ化。表現を取り締まる検閲組織と本を守る図書特殊部隊との抗争を描いたSF……らしいです。このシリーズ、読みたい読みたいと思っていましたが、未だにまったく読んでないです。
※上映館/伏見ミリオン座/TOHOシネマズ名古屋ベイシティ
○『一枚のめぐり逢い』(アメリカ)101分
ベストセラーの映画化。見知らぬ女性の写真を胸にイラクから帰還した海軍帰還兵と、その運命の相手との出会いを温かく見つめた感涙作……らしい。主演はザック・エフロン。
※上映館/ミッドランド スクエア シネマ/109シネマズ名古屋/イオンシネマ・ワンダー/中川コロナシネマワールド/TOHOシネマズ名古屋ベイシティ
○『ハングリー・ラビット』(アメリカ)106分
無実の男が見えない敵に立ち向かうさまを描いたサスペンス・アクション……らしい。主演はニコラス・ケイジで、監督は『世界最速のインディアン』『バンク・ジョブ』などのロジャー・ドナルドソン。
※上映館/ワーナー・マイカル・シネマズ大高
『カムイと生きる』(日本)116分
アイヌ民族古来の生き方を実践し、その伝統を後世に伝えようと活動している浦川治造氏の姿を追ったドキュメンタリー……らしい。
※上映館/シネマスコーレ
『ヴィダル・サスーン』(アメリカ)91分
美容界に新たな歴史を刻んだヘアスタイリスト、ヴィダル・サスーンの半生を追ったドキュメンタリー……らしい。幼少の頃は孤児院で暮らしていたそうです。
※上映館/センチュリーシネマ
『世界最古の洞窟壁画 35mm 忘れられた夢の記憶』(アメリカ)90分
南フランスで1994年に発見されたショーヴェ洞窟と、そこに残されていた世界最古の壁画をめぐるドキュメンタリー……らしい。これ、すでに3Dバージョンが公開済みなんですが、今回は2D・35mm、ヘルツォーク監督によるナレーション入りバージョンだそうです。
※上映館/名古屋シネマテーク
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『外事警察』を観ました。うん、やっぱり面白い。渡部篤郎演じる住本がとにかく魅力的で、ゾクゾクしながら観ていました。ただ、このシリーズのキモである「協力者確保」の描き方はテレビ版と比べると少々薄味な印象を受けました。というか、テレビ版が良すぎたのかな。
住本以外の外事メンバーがあまり活躍しなかったのも、ちょっと物足りなかった要因かも。尾野真千子の出番ももっと増やしてほしかったし……って、ないものねだりですね。これからご覧になる方には、できれば先にドラマ版をご覧になることをオススメします。僕はこの週末から映画版の原案となった小説を読む予定。
『11.25自決の日 三島由紀夫と若者たち』も観ました。うーん、薄味。この題材に挑んだこと自体は素晴らしいと思うんですが、いかんせん「画」が安すぎるし、緊張感も希薄です。切羽詰まった感じがまったく伝わってきませんでした。ARATAは好きな役者なんだけど、今回は役づくりが中途半端だったんではないでしょうか。もうちょっと身体を鍛えてから演じた方が良かったと思います。
若松孝二監督作品では、同日公開だった『海燕ホテル・ブルー』の方が、むしろ見応えありました。自由に、というか、少ない予算の中で好き勝手に作った、というアナーキーさが感じられたし。『自決の日』の方は「史実」であることが足かせになったのかも。
あと、レンタルDVDで『フットルース 夢に向かって』を観ました。言うまでもなく、ケヴィン・ベーコンの出世作のリメイクです。残念ながら日本では劇場公開されませんでしたが、なかなか楽しい映画でした。
主演のケニー・ウォーモールドという男の子はは若き日のジョニー・デップに似てる、というか、『クライ・ベイビー』の時のジョニー・デップそっくりです。髪型もほとんど一緒だし。で、その相手役であるジュリアン・ハフって子はジェニファー・アニストンそっくり。なので、20年前のジョニー・デップと15年前のジェニファー・アニストンが共演しているような錯覚にとらわれちゃいました。
新しい曲も多いですが、ここぞって場面で流れるのは当然『フットルース』です。はっきり言ってダンスの場面はオリジナルより迫力ありました。他愛ない青春ドラマではありますが、音楽映画、ダンス映画を好きな方にはオススメです。
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船戸与一の『満州国演義』シリーズ最新刊『雷の波濤―満州国演義7―』、いよいよ6月22日に発売されるそうです。船戸先生、待たせすぎ! でも、楽しみです。
http://www.shinchosha.co.jp/book/462308/