「☆=絶対に観る!」「◎=できれば観たい!」です。あとは優先順位が高い順に並べますが、途中からはテキトーです。
◎『見えないほどの遠くの空を』(日本)99分
大学の映画製作サークルを舞台にしたヒューマン・ストーリー……らしい。そういう題材には惹かれるので、できれば観ておきたいと思っております。
※上映館/名古屋シネマテーク
◎『あまっちょろいラブソング』(日本)105分
アルバイトをしながらロックバンドのボーカルを務めるヒロインの奮闘を描く人間ドラマ……らしい。監督は愛知県出身の宮田宗吉。
※上映館/名古屋シネマテーク
◎『忍たま乱太郎』(日本)100分
人気アニメの映画化。監督は三池崇史で、主演は加藤清史郎。三池作品なら観ておきたいところですが、映画館の中がガキんちょばかりかと思うと、ちょっと億劫になっちゃいます。と思ってたら、三池ファンの中年映画ファンばかりだったりして。
※上映館/109シネマズ名古屋/イオンシネマ・ワンダー/中川コロナシネマワールド/TOHOシネマズ名古屋ベイシティ/ワーナー・マイカル・シネマズ大高
◎『超・悪人』(日本)
暴力とエロス、狂気とユーモアが炸裂するピュアな恋物語……らしい。監督は白石晃士、主演は宇野祥平という、マイナーな日本映画を好きな方々にはおなじみ(ですよね?)の顔合わせ。
※上映館/シネマスコーレ
◎『ポールダンシングボーイ★ず』(日本)85分
振り込め詐欺に遭い、仕方なくポールダンスショーに出演することになる男子の努力と涙と笑いの日々を描く青春ドラマ……らしい。D-BOYSの弟分ユニット「D2」の映画初主演作とのことですが……すんません、どっちも全然知りませんです。それより、ビックリしたのは監督が金子修介ってこと。もはや大御所と呼んでもいいようなポジションの人なのに、こんな安っぽそうな企画(って、このタイトルなら誰もが思うよね?)を引き受けるとは。どんな出来映えなのか気になります。
※上映館/TOHOシネマズ名古屋ベイシティ
◎『ロック わんこの島』(日本)123分
フジテレビ「めざましテレビ」で紹介された実話をもとに、三宅島の噴火で離ればなれになった犬と家族の絆を描く感動ドラマ……らしい。麻生久美子が出ているので観たいとは思うんですが、あまりにも「泣ける」「感動できる」という売り方なので、ちょっと尻込みしちゃうなぁ。
※上映館/ピカデリー/109シネマズ名古屋/イオンシネマ・ワンダー/中川コロナシネマワールド/TOHOシネマズ名古屋ベイシティ/ワーナー・マイカル・シネマズ大高
『モンスターズ/地球外生命体』(イギリス)94分
謎の地球外生命体の増殖による未曾有の危機を乗り越えようとする人々の奮闘を描くパニック・ムービー……らしい。なんと、130万円で作られた低予算映画だそうです。で、監督のギャレス・エドワーズはハリウッド版の新『ゴジラ』の監督に抜擢されたそうです。すごい。
※上映館/センチュリーシネマ
『愛の勝利を ムッソリーニを愛した女』(イタリア)128分
ヒトラーと並ぶ独裁者と称されたムッソリーニを愛した女性の半生を描く人間ドラマ……らしい。これは見応えありそう。
※上映館/伏見ミリオン座
『エクレール お菓子放浪記』(日本)107分
戦時中の孤児を救った人の心とお菓子の魅力を描く人間ドラマ……らしい。被災する前の石巻市でロケしたことで話題になっています。
※上映館/名演小劇場
今年上半期を代表する作品(僕にとっては)である『アウェイク』、明日から半田コロナで上映されます。このチャンスをお見逃しなく! 予備知識を一切持たない状態でご覧になることをオススメします。
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加藤さん(って誰やねん、と思われる方もいるかもしれませんが)にオススメされていた『東京公園』、僕にはほとんど楽しめませんでした。決定的に面白くないというわけではなく、なんとなくノレなかった、という感じです。というか、この映画を好きな人は、どこが面白かったんだろ?
『メアリー&マックス』も観ました。たぶんブラックな味わいが強いんだろうとは思ってましたが、予想以上に重くて苦い味わいなので、観ていて暗い気分になっちゃいました。もうちょっとだけ軽やかな内容にしてほしかったなぁ。まあ、あれこそが現実である、とも思いますが。
『コクリコ坂から』は実に清々しい作品。いい意味で、NHKの朝ドラ的な明朗さと真っすぐさに満ちていました。1960年代前半という、まだ太平洋戦争の爪痕が残っていた時代を舞台にしたことが功を奏したと思います。
長澤まさみの声も良かったけど、何よりも素晴らしいのは音楽。流れる曲のどれもが清廉な印象を与えてくれるので、とても心地よい気分になりました。特にオープニングで流れる『朝ごはんの歌』と主題歌『さよならの夏』は傑作。サントラ(というか、挿入歌集)が聴きたくなりました。