※画像はライブハウス「OYS」のステージ。後方に貼られている『HERO』の横断幕は、言うまでもなく発売当時のものです。
えー、このライブのことを知らない方々のために、説明を少々。
要するに、甲斐よしひろに影響されて音楽活動を始めたアマチュアミュージシャンによるイベントです。昨年が甲斐よしひろのデビュー30周年だったので、「じゃあファンも何か大きなイベントをやろう」ということで有志が企画しました。中心になったのはプロレス好きで心優しいHajime氏(ライブ当日は前田日明Tシャツ着用)と、甲斐ファンが集う「ブラッディーマリーの会」(残念ながら今年4月で解散)の中心人物であり行動力バツグンのosugiさんです。名古屋で行った理由は、どこの地方からでも交通の便が良いこと、愛知万博などで活気がある都市であること、などなど。ちなみに、このあと博多や東京でも開催する予定です。興味のある方は、ぜひ参加してくださいね。その都度、このブログでも告知していく予定ですので。
じゃ、遅くなりましたがレポートを。
いやぁ、良かった! 素晴らしかった! これほどの大成功になるとは思ってなかった……って書くと出演者の方々に失礼だろうか。いや、内容に関しては心配していなかった。なにしろ、ステージに立つのはアマチュアとはいえ相当に芸達者な面々だ。完成度の高い歌と演奏を聴かせてくれるのは間違いないだろう。しかし、こうした複数のミュージシャンによるイベントでは予定通りにコトが運ばないことが多い。プロが仕切るイベントでさえ、時間が大幅にズレることは珍しくないのだ。機材のトラブルが生じる可能性は大きいだろう。緊張にあまりトイレに行った出演者がなかなか戻ってこない、ということも起こり得る。直前になって舞台に立つのが怖くなって逃げ出し、ふらふらとさまよい歩く者もいるかもしれない。ステージに上がったものの、硬直して動けなくなる輩も……などと考えればキリがない。
しかし、そうした心配はすべて杞憂に終わった。予定していた最後の曲『HERO』が終わった時点で時計を見たら、なんと19:30。1分の狂いもなく、完璧に予定通りだ。思わず叫びそうになったよ、「奇跡だ!」って。これはホントの話。マジでビックリしちゃったもん。
では、開演から順を追って書いていこう。以下、敬称略ね。
予定時間の14:15を少しだけ過ぎて、いよいよスタート。今回の企画の首謀者であるHajimeがステージに立ち、力強く選手宣誓。正々堂々、力の限り……ってのはウソ。サラッと挨拶し、続いて注意事項を述べる。踊り子さんの衣装に触れちゃダメよ、とか。これもウソ。すんません、もうちょいハジメに……じゃなくてマジメに書きます。あわわ、しょーもなきダジャレ言うてもうた。ホント、すんません。
<つづく>
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