少年トッパ

2006年10月~12月に買ったCDたち。

 えー、2006年を振り返る企画、まだ終わってません。そういうのは年内に済ませておかなきゃアカンよねぇ。相変わらずノロマです。

 というわけで、去年の秋以降に購入したCDについて少々。今年に入ってから買ったものも少し混ざってますが。



●ウルフルズ『YOU』
 3月に出たアルバムをようやく購入。これほど「相変わらず」という言葉が似合うバンドも珍しいんじゃないかな。もちろん、良い意味でね。
 大ウケしたのは 『外面キング』って曲。「おれは外面(そとづら)キング 外面いい 家では暗い」「おれは外面キング 外では陽気 家では短気」というフレーズを聴いて他人事だと思えなかった人、多いんじゃないかな? あ、オレも?

●平川地一丁目『歌い手を代えて』
 シングルのカップリングに入っていたカバーソングを集めたもの。『TRAIN-TRAIN』のアレンジがお見事。バラードが多いけど、こういう速いテンポの曲の方が僕は好き。
 それはそうと、せっかくこういうアルバムを出すのなら、プロデューサーだった斉藤和義の曲も歌ってあげればいいのに。『歩いて帰ろう』とかね。

●甲斐よしひろ『ROLLING CIRCUS REVUE』
 これはライブ会場とネットでの限定販売。DVDとセットで9000円でした。う~ん、ちと高い。普段ほとんどDVDを見ない僕としては、CDだけで売ってほしかったなぁ。
 『どっちみち俺のもの』『からくり』『No.1のバラード』など、選曲は良い感じ。ただ、やっぱりもっとソロ時代やKAI FIVEの曲を取り上げてほしいとは常々思ってます。

●斉藤和義『破れた傘にくちづけを』
 これまたライブ会場とネット限定。「スペシャル映像付き」で1000円と、まあまあ良心的。

●デキシード・ザ・エモンズ『GOLD DISK』
 このアルバムをもって解散、とのこと。もったいない。

●The Birthday『Rollers Romantics』
 ロックの定義についてはよく分からないが、僕にとって最も「ロック」を感じさせるのはチバユウスケの声だ。ミッシェル・ガン・エレファント、ROSSO、そしてThe Birthdayとバンドは変わっても、ぶっきらぼうで不敵な歌いっぷりは変わらない。シングルにもなった『Stupid』は身震いしちゃうほどのカッコよさ。



●星泉『セーラー服と機関銃』
 ついに長澤まさみがCDデビュー! いや、オールナイトニッポンでは「あれは私じゃなくて星泉」と言ってたけどね。
 週刊文春では近田春夫が「上手く歌おうとしていないところが潔い」というように書いていた。うん、その通り。これでいいのよ。ただ、プロモビデオの出来には感心できず。まさみの責任じゃないけどね。

●甲斐名都『下北沢南口』
 メジャーデビューと同時に「甲斐よしひろの娘」であることをカミングアウト。そのことばかりを取り沙汰されるのを本人は嫌がるかもしれないけど、それは仕方ないよね。まあ、そのうち親とは関係なく評価されるようになるでしょ。湯川潮音、宇多田ヒカル、降谷建志、和田唱、Jesseみたいに。

●mount sugar『光が消える前に』
 映画『ストロベリーショートケイクス』の主題歌。凛とした歌声が素敵です。

●つじあやの『はじまりの時』
 もはや貫禄さえ感じさせる存在になりました。安定感バツグン。ただ、つじあやの本人は「殻を破りたい」と思ってるような気もします。いや、あくまでも僕の勘だけど。

●中ノ森BAND『DO the ROCK』
 いやぁ、カッコいい。カッコ可愛い。そして何より、勢いがある。
 妙に洋楽っぽさを感じさせるのは、外国人作曲家によるナンバーが多いからだろう。それは1枚目と同じなんだけど、ちょっと驚かされるのはベースのYUCCOとキーボードのSHINAMONによる詞の完成度が高いことだ。男の僕が言うのはナンだけど、ウブで健気な女の子の心情がすごく上手く表現されているのよ。日本語の情感を大切にするYUCCOの姿勢もアッパレ。
 それにしても、レコード大賞の時のAYAKOの歌いっぷりは凄かった。あれほど緊張した顔で歌っているプロの歌い手をテレビで見ることなんて、めったにないんじゃないかな。笑いつつも感動しちゃいました。2007年は中ノ森BANDが大ブレイクする年になるかも。
※このアルバムはここで試聴できます。

●『Jewel Songs ~Seiko Matsuda Tribute&Covers~』
 松田聖子トリビュート。Coccoの『渚のバルコニー』、小島麻由美の『SWEET MEMRIES』が傑作。YUKIの『秘密の花園』も良い。あとはあんまり印象に残らず。いや、LISAはすごく上手いんだけど、歌というものは「上手いだけじゃ面白くない」ものだからねぇ。
 微妙なのは『瞳はダイアモンド』を歌っているChara。もともと歌い方にクセがあるんだけど、それがちょっとクドくなってきたんじゃない? ちょっと前にシングルのカップリングで小坂明子の『あなた』をカバーしてたんだけど、サビの部分では少々ゲンナリしちゃったもん。
 男性ボーカルの2曲は好きになれず。ガガガSPには好感を持ってるんだけど、やっぱり松田聖子の曲に男の声は似合わないって。

●CHAKA『ぜんまいざむらいのうた』
 歌っているのは元PSY・SのCHAKA。さすがに上手い。ジャズのテイストに満ちたアレンジも絶妙。完成度の高さは2006年ナンバーワンかも。絶品です。

●おでんくんとエナポゥ『テキワナタイン』
 こっちのボーカルは元ロリータ18号のエナポゥ。作詞・作曲は原作者であるリリー・フランキー。「テキワナタイン」という言葉はおまじないみたいなもので、特に意味はないみたい。

 さ、2006年の歌のベストテンでも決めようかな。2006年を振り返るシリーズ、もうちょい続きます。
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