『反転』やら『20世紀少年』やら。

　急ぎの仕事が入ったので今日は朝からパソコンの前でカチャカチャ。しかし、なかなか進まず。明日は誰かさんが出る芝居を観に行ったりなど予定がいろいろ入ってるってのに、大丈夫だろうか。なんで用事ってヤツは重なるんだろ。先週なんかすげーヒマだったのに。

　一昨日、田中森一の『反転　裏社会の守護神と呼ばれて』を読み終えた。いやはや、凄まじく落差の激しい人生を送ってござる。一時は売れっ子弁護士となり、7億円のヘリコプターを所有するほどに出世したものの、今は服役中なのだ。おそらく誰かが仕組んだ罠に嵌められたのだろう。社会の暗部を垣間見たような気持ちになった。

　あと、『20世紀少年』も少し前に観た。で、感想を書こうと思ったんだけど、どうも気が進まない。はっきり言って、あんまり面白くなかったのだ。1961年生まれの僕は、主人公と年齢が近い（学年だと僕が一学年下）ので共感できる部分は多いし、万博、アポロ11号、スプーン曲げ、それに「予言」や「世界の終わり」など、リアルタイムで影響された社会現象ばかり出てくるのだが、それらを盛り込みすぎて物語が散漫になってしまっているように思えるのだ。しかも、登場人物が多すぎて、うまく交通整理できていない気がする。こんなに大風呂敷を広げて大丈夫だろうか、なんて心配してしまうほどだ。
　とは言いながらも、原作がどんな風なのか無性に知りたくなったので、久々にマンガ喫茶へ行って途中まで読んでみた。こういうの、読み始めると続きが気になって仕方ないよね。なので、来週中には最後まで読み終えるつもり。なんだかんだ言ってハマったのか？