☆印付きのは絶対に観るつもり。あとは優先順位が高い順に並べましたが、途中からはテキトーです。なお、特に劇場名を記していない作品は、シネコンなど複数の映画館で上映されます。
今週はとにかく期待作・話題作・注目作が多すぎ。可能ならば、上から10本目ぐらいまでは観たいと思っております。さすがに無理か。
☆『グーグーだって猫である』 116分
大島弓子先生の同名マンガの映画化。監督は『ジョゼと虎と魚たち』『タッチ』『メゾン・ド・ヒミコ』『黄色い涙』『眉山』と出来不出来の差が激しい(よね?)犬童一心で、小泉今日子、上野樹里、加瀬亮、森三中、林直次郎などが出演。音楽は細野晴臣。名古屋市内ではセンチュリーシネマとTOHOシネマズ名古屋ベイシティにて。
☆『きみの友だち』 125分
重松清の同名小説の映画化。10代の少女の繊細な感情を丁寧に描き出す青春ドラマ……らしい。『ヴァイブレータ』『機関車先生』『やわらかい生活』『M』など、これまた完成度にムラがある(よね?)廣木隆一が監督。映画初主演の石橋杏奈の他、吉高由里子、福士誠治、大森南朋、柄本明、田口トモロヲ、宮崎美子などが出演。名古屋シネマテークにて
『俺たちダンクシューター』 (米)90分・PG-12
『俺たちフィギュアスケーター』に続く、ウィル・フェレル主演作。今回はバスケットボールの話みたい。こういうバカバカしそうなのは観ておきたいもんですね。シルバー劇場にて。
『シャカリキ!』 106分
自転車レースに挑む高校生たちの姿を瑞々しく描く青春ドラマ……らしい。人気マンガの映画化。若手イケメン俳優が多数出てるそうです。と思ったら、ここにも柄本明が。
109シネマズ名古屋では7日に監督&主要キャストによる舞台挨拶がありますが、とっくにチケットは完売だって。
『シティ・オブ・メン』 (ブラジル)106分・PG-12
ブラジルの貧困層で生きる少年たちを描き、映画ファンを驚愕させた傑作『シティ・オブ・ゴッド』の続編。というか、正確にはTVドラマ版『シティ・オブ・ゴッド』の続編らしいです。つまり『海猿』みたいな感じ? って書くと急に安っぽく思えちゃいますね。シネマスコーレにて。
『イントゥ・ザ・ワイルド』 (米)148分
ショーン・ペン、久々の監督作。真の自由を求めて放浪の旅に出た青年の姿を描くロードムービー……らしい。ベストセラーとなったノンフィクションの映画化だそうです。伏見ミリオン座とTOHOシネマズ名古屋ベイシティにて。
『12人の怒れる男』 (ロシア)160分
アメリカ映画の名作『十二人の怒れる男』のリメイク。ある殺人事件をめぐる陪審員たちの白熱の議論を描く法廷ドラマです。と言いながら、恥ずかしながらオリジナル版を観た記憶がなかったりします。情けなや。
監督はロシアの巨匠、ニキータ・ミハルコフ。日本でも裁判員制度が始まるってことで、かなり話題になりそうです。名演小劇場にて。
『劇場版天元突破グレンラガン 紅蓮篇』 時間:?
人気SFテレビアニメの劇場版。遠い未来、地下に閉じ込められた人間たちが自由を勝ち取ろうと圧倒的な支配者に闘いを挑む……という物語です。ゴールド劇場にて。
これ、テレビ版は見ました。やたらと難解な言葉で状況を説明しつつ、それを台無しにするような精神論で難関を突破していく、という展開が好きでした。あと、エンディングテーマがカッコよすぎ(途中から変わったけど)。HIGH VOLTAGEというバンドの『UNDERGROUND』って曲。映画でも使われてるかな?
『R246 STORY』 147分
国道246号線をテーマにした異色のオムニバス映画……らしい。全6編で、監督は浅野忠信、中村獅童、m-floのVERBAL、須藤元気、ユースケ・サンタマリア、RIP SLIMEのILMARI。正直言って、あんまり期待できそうにない顔ぶ……って、先入観を持っちゃダメですね。加瀬亮、永瀬正敏、永作博美、大杉漣、津田寛治などが出演。109シネマズ名古屋と小牧コロナにて。
『水の中のつぼみ』 (仏)85分・PG-12
15歳の少女が抱いた同性への恋愛感情を鮮烈に描くドラマ……らしい。予告編やチラシの印象では、危うげで妖しげな感じ。そそられます。ちなみに原題を直訳すると『蛸の誕生』だって。それはそれでインパクトあるじゃん。名古屋シネマテークにて。
『幸せの1ページ』 (米)96分
潔癖症で引きこもりの女流冒険小説家が、少女を救うために南の島へと旅立つ……という冒険コメデだそうです。主演はジョディ・フォスター。ここんとこ、安定したペースで主演作が公開されてますね。
『ストリート・レーサー』 (ロシア)113分
危険な公道レースに挑む姿を描く男たちを描くカー・アクション……らしい。『頭文字D』みたいな感じかな? クルマ好き必見っぽいです。109シネマズ名古屋にて。
『言えない秘密』 (台)102分
音楽学校を舞台に、転入した少年と謎めいた美少女の恋を描く恋愛映画……らしい。音楽が良い、という評判を聞きました。伏見ミリオン座にて。
『画家と庭師とカンパーニュ』 (仏)105分
夏の美しい大自然の中で友情を深め合う男たちの姿を描くヒューマン・ドラマ……らしい。カンパーニュってのは地名だそうです。名演小劇場にて。
『シャッター』 (米)90分・PG-12
東京を訪れたアメリカ人の新婚夫婦が見舞われる恐怖体験を描くホラー……らしい。監督は日本人で、スタッフとキャストは日米混合。奥菜恵も出ているわけですが、テレビで流れているCMを見ると誰もが鳥居みゆきと間違えそう。
岐阜のワーナー・マイカル・シネマズ各務原で、クイーンが1981年に行ったライブ映像をリマスターした『Queen Rock Montreal cine sound Ver.』が上映されます。名古屋での公開はなさそうなので、ファンは各務原まで行くべし。
シルバー劇場では、アンコール・モーニングショーがスタート。半年ぐらい前に公開された話題作を1週間ずつ再公開するというもので、1週目が『マイ・ブルーベリー・ナイツ』、そのあと『俺たちフィギュアスケーター』『シルク』『潜水服は蝶の夢を見る』と続きます。料金は1100円。こういう企画、実に良いと思います。
イオンシネマ・ワンダーでは、いわゆる単館系の話題作を期間限定で上映しています。現在は『百万円と苦虫女』を公開中で、明日からは『山桜』『純喫茶磯辺』『歩いても歩いても』がスタート。こういう企画も長く続けてほしいもんです。
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