と、今こうやってパソコンに向かっている顔を窓の外に向ければ……あわわっ、道路を挟んで向かい側に「SPA」という文字！ 思いっきり似たような温泉施設じゃん。しかも、同じビルの中にもう一店。うむむ、大丈夫なのか？
そういえば、ちょっと前には名駅前で建設中のスパイラルタワーズの34階から鋼材が落下するという事故も起きました（ http://www.chunichi.co.jp/article/national/news/CK2007060702022206.html）。僕もよく通る界隈です。どこに災難が待ち構えているか分かりませんな、まったく。
気を取り直して、4〜5月に購入した新譜を紹介しときます。
●momo-i（桃井はるこ）『ファミソン8BIT』
http://5pb.jp/famison8bit/
前にも書いたけど、無機質なピコピコサウンドでアニメソングをカバーしたアルバム。面白いです。聴いているとウキウキしちゃいます。ちなみに、僕以上に息子が気に入ってます。すでに第2弾も出ているので、近いうちに買うつもり。
●キンモクセイ『SAKURA』
http://www.kinmokusei.jp/
こちらも前にもチラッと紹介した通り、桜を歌った曲のカバー集。さすがに完成度が高いです。
●SOTTE BOSSA『innocent view』
http://www.sottebosse.com/
この2人組ユニットにとって2枚目のカバー集。ヴィレッジ・バンガードなどで大プッシュされているだけあって、さすがに上手いです。オリジナルよりも速いテンポで歌う『ハナミズキ』は特に見事。ただし、全体的にまとまりすぎている分、ちょっと物足りない気もします。
●D・H・Y『LOVES』
http://www.softly.jp/softly/tribute/loves.html
エスレフノックのボーカルとしてデビューし、今は「Quinka with a Yawn」名義で活動する青木美智子をボーカルに迎えたユニットのカバーアルバム。「浮遊感」や「たおやかさ」をキーワードに語られる女性シンガーは多いですが、その中でも青木美智子は特に傑出した存在ではないかと思っています。なのでこのアルバムも完成度は高いし、歌も演奏も申し分ないんですが、肝心の選曲がいまひとつのような気がするなぁ。まあ、僕が『白い恋人達』や『TRUE LOVE』みたいな曲にさっぱり魅力を感じないというだけの話かな。
●ニルギリス『アップデート』
http://www.nirgilis.com/
タイトル曲は映画『渋谷区円山町』の主題歌。それもいいけど、2番目に入ってる挿入歌『恋のホームワーク』が、ピョンピョン飛び跳ねたくなるような楽しい曲なのよ。原田真二のような「アウッ」というシャウトにシビレっぱなし。
●林直次郎『hikari』
http://www.h-naojiro.com/
映画『檸檬のころ』の挿入歌『hikari』を2バージョン収録。アコースティックな1曲目もいいけど、バンド編成での2曲目が素晴らしいです。端正な歌いっぷりと疾走感あふれる演奏に胸を揺さぶられました。3曲目に入ってる『終わらない歌』もカッコいいです。
ちなみに、初回生産盤の特典DVDには、谷村美月との対談の模様も収録されています。いや、けけけけ決して、そそそそそれだけが目当てで買ったのではありませんっっ。
●吉井和哉『WINNER』
http://www.yoshiikazuya.com/
昨年暮れのツアーで「ロックスター回帰宣言」を行い、年明け早々には長年在籍した事務所から独立した吉井にとって、新たな第一歩となるシングル。なので派手にドーンとぶちかましてほしかったんだけど、どうも手応えがイマイチ。いや、決してつまらん曲じゃないんだけど、ここはひとつ『SPARK』みたいに勢いのある曲か、『LOVE LOVE SHOW』みたいにアホらしいけどノリノリの曲を聴かせてほしかったのよ。まあ、7月と8月にもシングルを出すらしいので、それに期待しましょか。
関係ないけど、ボニー・ピンクが歌う「Water Me」が「魚民（うおたみ）」と聞こえるのは僕だけじゃないよね？
