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派閥解消

2024-01-21 13:26:56 | 日記

最近「自民党ないに存在する派閥を解散する」という報道がされ、そのあと「別に政策集団を作る」と発表した人もいました。

政治資金の問題と派閥の問題は別だと思いますが、「派閥の解消」は私が学生の頃にも議論の対象になったことがあり、どうやら私が子供の頃や生まれる前からいろいろ派閥に対する批判があったようです。別に解消するならすればよいと思いますし、人が集まればグループができるので、それを派閥と呼ぶのか政策集団と呼ぶのか、それとも別の呼び方にするのかの違いであって、おそらく数年後に看板の変わった元派閥ができているだけという気がします。仮に派閥を解消して一部議員が他党に合流したとしても、政権交代はおきるかもしれませんが、合流先で「元自民党系の派閥らしきもの」ができるだけではないでしょうか。

こう考えると、日本だけなのかほかの国でもそうなのかわかりませんが、政治的な課題やニュースも「時代は繰り返す」ものだなと思います。昔問題になったことがすっかり忘れ去られ、「新しい問題としてまたニュースになる」のを見ると「自分が年を取った気がしてすごく嫌になる」のですが、一方で「選挙時の資金供給装置」でもあったわけですから、では新人やまだ当選回数が少ない選挙に強くない議員はどうするのかという気もします。

政策を戦わせ、民意をくみ取れというのは理想論として理解できますが、そもそも選挙に行かない人が約半数で、国民のほとんどが難しい政策を理解する気も勉強する時間もないない中で、どうやってその理想論を実現するのかという気もします。金のかからないクリーンな政治や選挙というのもずっと言われていますが、いろいろ言っても「人を動かす」わけですから、最低限かかるものはかかりますし、資金源を持たない人は立候補すらできなくなります。こちらの方がよほど問題ではないかという気もします。いくら公示・告示以降に選挙活動をしろとはいっても、現実的にほとんどの候補はそれほど名前が売れているわけでもなく、事実上の選挙活動を期間外にやる(祭りへの参加もそのひとつでしょう)必要があり、これだってただではできません。

自分はもう少し有権者の側にこそ「ほめられたことではないが、仕方がないこと」と割り切る必要があるような気がします。

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