ARコンテンツ開発~提供を簡易化するサービス基盤 LESSAR、COCOAR@スターティアラボ
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COCOAR(ココアル) と LESSAR(レッサー)
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スターティアラボ株式会社が提供するAR関連ソリューションであり、いずれも
スマホカメラを「何かの画像」にかざすと、
「その画像」に関連付けされたARコンテンツ
がスマホのカメラ映像にスーパーインポーズ的に
表示される。
目で見ると、一目瞭然なのだが、言葉で表現するのはなかなか難しい。
スターティアラボは他にも電子ブック作成公開基盤、CMS、DB利用Webサイト開発基盤、アプリ開発基盤のサービスorソフトを提供している。
サービスの一覧
https://www.startialab.co.jp/service.html
COCOAR と LESSAR の違いが明確には上記Webには書かれていない。 というより、LESSARは上記のWebサイトには登場しない。
COCOAR の専門Webサイト https://www.coco-ar.jp/
LESSAR の専門Webサイト https://less-ar.jp/
上記にも比較はないが、読み比べてみると
・COCOARもLESSSARも共にコンセプトは同じ
スマホカメラで撮影した画像を認識し、その画像に関連付け
されたARコンテンツを表示する。
ユーザが手持ちコンテンツをこの基盤に登録することで、上記
の機能を持つサービスを提供できるようになる。
・両者の違いは
COCOAR
制作用アプリをPC端末にインストールする必要がある
表示アプリをスマホ端末にインストールする必要がある
SaaSサービスで提供されるが無料プランはない
LESSAR
制作用アプリをPC端末にインストールする必要がない
表示アプリのインストール不要でARコンテンツ表示ができる
SaaSサービスで提供され無料プランがある
という感じの差異があるようだ。
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ARを表示する仕組み(推測)
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おそらく、だが、スマホのカメラで撮影される「画像」自身がARマーカーであり、そのマーカーに関連付けされたコンテンツがクラウド上に置かれている。
スマホが「画像」を撮影すると、それを画像認識し、ARマーカーであると認識できれば、関連付けされたコンテンツを表示するという仕組みだろう。
COCOARの場合はアプリがカメラを起動して、アプリ経由で撮影~認識~関連付けされたコンテンツの表示 が行われるのだろう。
LESSARの場合は最初に特定のWebサイトにアクセスし、ブラウザ内でカメラが起動される。このあとの撮影~認識~関連付けされたコンテンツの表示はCOCOARと同じではないかと思う。
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可能性
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これは、非常に面白い、発展性のあるアピール方法であると思う。 QRコードをキーにして同じようなことができるかもしれないが、QRと決定的に違うのは
「わざわざ、ARマーカーになる画像を作って紙面に入れる必要がなく
もともと、紙面にある「何か」をARマーカーとして登録すればすむ」
という点だろう。
つまり、もともとある「紙パンフ」、「看板」、「デジタルサイネージコンテンツ」などの既存資産に手を入れる必要なく、ARによるコンテンツ付加ができるということだ。
刷ってしまったチラシを直す手間、コンテンツを変えるたびに刷りなおす手間を考えればとてもスマートだ。
ARコンテンツとARマーカーの関連付けはクラウド側で持っていると思われるので、関連付けを変えれば表示されるARコンテンツを変えられる。
実際、COCOARの紹介Webで
・ GPSの位置情報に応じてコンテンツを表示させる
・ 時間ごとに表示コンテンツを変える
・ 期間限定コンテンツを表示させる
という機能が紹介されている。
このような「オンデマンド性」が可能であるということは、可能性として以下のようなこともできるだろう。
・ 参照者のプロフィール情報に応じて別のコンテンツを表示
例えば、男女、年齢、家族構成に応じて。。。
・ 状況に応じてコンテンツの切り替え
防災マップに災害時にタイムリーなコンテンツを関連付ける
トリガーとなるのが既存の視認できる画像であればいい。というのはとても活用の範囲が広いと言える。 LESSARのWebサイトに以下のような活用例がある。
・ 商品パンフに動画を埋め込む
・ 店頭POPの商品画像に詳細情報を埋め込む
・ 文章の多いカタログにわかりやすい図や動画を埋め込む
・ 通販サイトの商品画像に大きさなど+αの情報を埋め込む
・ 商品そのものに購入者特典としてコンテンツを表示
・ イベントの混雑状況や待ち時間の配信
他にもいろいろな使い道がありそうで興味深い。
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