徒然日記

内容非保証 ひだりのカテゴリーでフィルタすると、各ジャンルの情報だけ表示できるよ!

[情報] ARコンテンツ開発~提供を簡易化するサービス基盤 LESSAR、COCOAR@スターティアラボ

2019-08-19 14:03:28 | 製品VR/AR/MR

ARコンテンツ開発~提供を簡易化するサービス基盤 LESSAR、COCOAR@スターティアラボ

 

==============================
COCOAR(ココアル) と LESSAR(レッサー)
==============================

スターティアラボ株式会社が提供するAR関連ソリューションであり、いずれも

  スマホカメラを「何かの画像」にかざすと、
  「その画像」に関連付けされたARコンテンツ
  がスマホのカメラ映像にスーパーインポーズ的に
  表示される。

目で見ると、一目瞭然なのだが、言葉で表現するのはなかなか難しい。








スターティアラボは他にも電子ブック作成公開基盤、CMS、DB利用Webサイト開発基盤、アプリ開発基盤のサービスorソフトを提供している。
  サービスの一覧
  https://www.startialab.co.jp/service.html

COCOAR と LESSAR の違いが明確には上記Webには書かれていない。 というより、LESSARは上記のWebサイトには登場しない。
  COCOAR の専門Webサイト https://www.coco-ar.jp/
  LESSAR の専門Webサイト https://less-ar.jp/

上記にも比較はないが、読み比べてみると
  ・COCOARもLESSSARも共にコンセプトは同じ
   スマホカメラで撮影した画像を認識し、その画像に関連付け
   されたARコンテンツを表示する。
   ユーザが手持ちコンテンツをこの基盤に登録することで、上記
   の機能を持つサービスを提供できるようになる。

  ・両者の違いは
   COCOAR
     制作用アプリをPC端末にインストールする必要がある
     表示アプリをスマホ端末にインストールする必要がある
     SaaSサービスで提供されるが無料プランはない
   LESSAR
     制作用アプリをPC端末にインストールする必要がない
     表示アプリのインストール不要でARコンテンツ表示ができる
     SaaSサービスで提供され無料プランがある

という感じの差異があるようだ。

 

==============================
ARを表示する仕組み(推測)
==============================
おそらく、だが、スマホのカメラで撮影される「画像」自身がARマーカーであり、そのマーカーに関連付けされたコンテンツがクラウド上に置かれている。 

スマホが「画像」を撮影すると、それを画像認識し、ARマーカーであると認識できれば、関連付けされたコンテンツを表示するという仕組みだろう。

COCOARの場合はアプリがカメラを起動して、アプリ経由で撮影~認識~関連付けされたコンテンツの表示 が行われるのだろう。

LESSARの場合は最初に特定のWebサイトにアクセスし、ブラウザ内でカメラが起動される。このあとの撮影~認識~関連付けされたコンテンツの表示はCOCOARと同じではないかと思う。

 


==============================
可能性
==============================
これは、非常に面白い、発展性のあるアピール方法であると思う。 QRコードをキーにして同じようなことができるかもしれないが、QRと決定的に違うのは
  「わざわざ、ARマーカーになる画像を作って紙面に入れる必要がなく
   もともと、紙面にある「何か」をARマーカーとして登録すればすむ」
という点だろう。

つまり、もともとある「紙パンフ」、「看板」、「デジタルサイネージコンテンツ」などの既存資産に手を入れる必要なく、ARによるコンテンツ付加ができるということだ。
刷ってしまったチラシを直す手間、コンテンツを変えるたびに刷りなおす手間を考えればとてもスマートだ。


ARコンテンツとARマーカーの関連付けはクラウド側で持っていると思われるので、関連付けを変えれば表示されるARコンテンツを変えられる。
実際、COCOARの紹介Webで
  ・ GPSの位置情報に応じてコンテンツを表示させる
  ・ 時間ごとに表示コンテンツを変える
  ・ 期間限定コンテンツを表示させる
という機能が紹介されている。

このような「オンデマンド性」が可能であるということは、可能性として以下のようなこともできるだろう。

  ・ 参照者のプロフィール情報に応じて別のコンテンツを表示
    例えば、男女、年齢、家族構成に応じて。。。

  ・ 状況に応じてコンテンツの切り替え
    防災マップに災害時にタイムリーなコンテンツを関連付ける

 

トリガーとなるのが既存の視認できる画像であればいい。というのはとても活用の範囲が広いと言える。 LESSARのWebサイトに以下のような活用例がある。

  ・ 商品パンフに動画を埋め込む
  ・ 店頭POPの商品画像に詳細情報を埋め込む
  ・ 文章の多いカタログにわかりやすい図や動画を埋め込む
  ・ 通販サイトの商品画像に大きさなど+αの情報を埋め込む
  ・ 商品そのものに購入者特典としてコンテンツを表示
  ・ イベントの混雑状況や待ち時間の配信


他にもいろいろな使い道がありそうで興味深い。

 


最新の画像もっと見る

コメントを投稿