[アイディア]カシオの "ピカリコ" の屋内測位とタブレット付カートとの組み合わせ

[アイディア]カシオの "ピカリコ" の屋内測位とタブレット付カートとの組み合わせ


屋内測位は色々な方法が提案されていますが、測位のために新たに専用インフラを整備する必要がある方式はコストが問題になります。　よく聞くビーコンを使うタイプはかなりの初期コストがかかるため、試しにやってみるには向いていません。


先日、偶然見つけたこれは、空間にくまなくビーコンを置くのではなく、測位対象の移動体に発光器をつけて、光をカメラで撮影することで位置を特定するというアプローチです。　これならば、初期コストを抑えることができるのではないか…と思います。


　　カシオ計算機　ピカリコ
　　http://picalico.casio.com/ja/index.html
　　


上記Webサイトによれば、赤、緑、青の３色を100m秒単位で制御して発光行できるLEDライトが発する２４個の発光パターンをカメラで撮影することで、合計1,062,881通りの発光パターンを識別、位置情報を測定できるシステムです。

　　Picalicoを使用した屋内位置・検知システム
　　http://picalico.casio.com/ja/use/page8.html
によれば、50m四方の空間で時速15km以下の移動体を±60cmの精度で位置特定できるようです。


もうひとつ、見つけた面白いものが、ショッピングカートにタブレットを付けたものです。
カートを押しながら、適宜、情報をタブレットから受け取れるという使い方ができそうです。





このふたつを組み合わせたらこんな事ができるかな？　と思ったのでメモしておきます。