tonton

tontonの日常

寒いなあ

2020-10-17 21:31:42 | 日記
寒くなると、甘酒を飲みたくなる
酒粕を溶いて作るからお砂糖も入れるし、太る元なのに

でも、家族で飲む人はいなくて
初詣で神社に行っても、甘酒飲みたいと言っても、誰も飲まない

長男が結婚してしばらくしてから、A子と二人で甘酒飲んだのが最初だ^^

川や海のそばを通ると魚釣りしているのが羨ましくて、魚釣りしたいなあ、と言うと
行ってらっしゃいと、車を停めようとする

そんな知らないところで私ひとり降りてどうするのよ、我が家の冗談はそういう冗談だ

父が渓流釣りで買い集めた沢山のきっと高いものばかりだったはずの釣り竿も、みんな捨ててしまった
捨てた後で、売れたのかなあと思っても後の祭り

何かしたいと言わなかったわけじゃない、言っても仕方のない、スルーばかり
したいことなどないまま年を取った

患者会があったから、20年普通の生活が出来たのかもしれない
社会から離れた、子育てと言うだけの時間の他に患者会があったから

それもこれも次男のおかげというものか

先週、大洗に行ったけれど
大洗を見ながら、さてどこのホテルに泊まるのかと、言う楽しみがない
近いから当たり前だけれど、近くても、今日は泊まりという日がない

貧乏が染みついてる
そういうことにお金を使わない、使えない

だからこそ、次男を誘ってツアー旅行に行くようになった
そうじゃなきゃ、どこにも行かずに終わる
次男にも、何の経験もないままになる

テレビはあちこち映してくれるけど、行ったことが有るのと無いのとでは全然違う

夫が見ていた旅番組を、次男と、ここに行ったね、ここで食べたねと言ってやった

夫と出かけたことがあったのは、夫の母がスポンサーでホテルもガソリンも高速代も出して貰えたときだけだ
道案内をするしお金を出すから、夫の母は助手席で、私は後ろの座席で寝ていた

夫は昔から小さい声で、ボソボソと話すから、普通の時でも聞こえないのに、車に乗って前を向いて話したらもう何も聞こえてこない
だから、私にお金があったら、母がいなくても、夫を借り切って出掛けるのに、なんてバカみたいなこと思った

母は結婚して20年で亡くなったのに、母が亡くなったら、もうどこにも行かない
そういうことにお金を使うことが出来ないのだ、夫は

朝は夜明けとともに起きる習慣だから、出掛けるときには朝早く行けるとこなら日帰りばかり

今までの人生で、旅行に行かなかったらお金が貯まることもないし、旅行で使ったから食べていけないこともなかったと思うけど

ある人に、○○さんはミュージカル嫌いなんだよね、と言われた
ミュージカルも、お芝居も、嫌いな人なんかいる?
ただただ知らなかっただけ、そういう環境にない人生もある

劇場に行って、チケットを買うという事が日常ではない人もいる、それだけのお金を自分だけで使えない生活をしてきたことも有る

好きとか嫌いとかじゃない、チャンスがなかっただけ
好きになったとして、いつでもどこでも行けるという事でもない、そのチケット代は生活費の割合として少ない金額じゃない

中学生の時、長姉がチケットを買って初めてのバレエ 白鳥の湖を見た時、なんと素晴らしいと思った、きれいで素敵だった

19で結婚して、毎日の生活費に汲々として、余裕なんてなかった
この数年、やっと次男と沖縄に何度も行けるようになったけれど、今はそれが一番の幸せ

映画だって、この数年でやっとだ、次男と一緒に、ポップコーン持って映画を観る
前だったら、映画だけでポップコーンなんて買わなかっただろうなと思いながら

映画も、劇場も、きれいなものが見たい
非日常にいたい、衣装も素敵な夢の中にいたい

誰でもが、見たいものが見られて、行きたいところに行けるわけじゃない
行けるようになっても、きれいな物を見るとか私なりの理屈がある

そういうことが、好きじゃないという事になるのかどうかわからないけど

今日も1日、どこにも行かなかった、雨降ってるもんね
夜更かしして、朝寝坊して、毎週同じ様な土曜日だ

そうそう、コンと一緒に寝た
ただコンは布団に潜る形で寝るから私のそばにはコンのお尻
腕枕で寝るなんて出来るのかしら^^

果物の箱に入ったコンは、満杯状態、困ったなあ…