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ジふ~ん雑記

暇な?男が徒然なるままに書き込んだブログです
変な書き込みあっても 笑って許して (^_^)

バベル

2010-06-29 06:38:30 | 洋画
アメリカ映画「バベル」(2006年公開)をDVDにて鑑賞

バベルは『旧約聖書』の「創世記第11章」にある町の名。
むかし人々は同じ言語で話していた。町の人々は天まで届くバベルの塔を建てようとしたが神はそれを快く思わず、人々に別々の言葉を話させるようにした。
その結果、人々は統制がとれずバラバラになり、全世界に散っていったという。

この映画はこの話をもとに、モロッコ、日本、アメリカ、メキシコを舞台として「言葉が通じない」「心が通じない」世界における人間模様やその交錯を描いたもの。


われわれバベルの末裔は、永遠に分かり合う事ができないのか

いま、人類は「サッカー」という共通言語の下に集まって世界最大のスポーツイベントを開催中
このサッカーワールドカップが殺伐としたいがみ合いの戦いの場としてではなく、国、文化、人種、民族などが異なるバベルの末裔たちがひとつになる平和の祭典であることを祈願


シャッター アイランド

2010-04-18 08:57:46 | 洋画
現在、公開中マーティン・スコセッシ監督×レオナルド・ディカプリオ主演「シャッター アイランド」をみました

時代設定は1954年。精神を患った凶悪な犯罪者だけを収容する孤島シャッター アイランドに、連邦保安官の男テディ(ディカプリオ)が相方チャック(マーク・ラファロ)を連れて、忽然と消えた女性患者の捜査に乗り込むというもの。

この映画は残された暗号、同時に消えた医師、気になる洞窟、警備された古い灯台、テディの悪夢のようなトラウマなど、仕組まれたヒントからラストの真相を見破っていく謎解きミステリー。
当然、このような映画のネタばらしは犯罪的な行為ですな
原作本発売当時はラストのページが袋とじになっていたことがよ~く理解できます。

でも真相が明らかになったあとのラストシーンでのテディの最後のセリフ「モンスターとして生きることと・・・」にはハッとさせられ、なかなかよくできた映画と思いました

また、これはマーティン・スコセッシ監督×レオナルド・ディカプリオのアカデミー賞常連コンビ作品。
昨年の全米公開が今年のアカデミー賞対象時期には間に合わなかったため(わざと?)ノミネートはされていませんでしたが、エントリーしてたら賞はとれたかな~、とれなかったかな~

ハート・ロッカー

2010-03-28 12:10:02 | 洋画
今月7日に発表・授賞式が行われた第82回アカデミー賞にて「アバター」をおさえて、作品賞を含む最多6部門を受賞した「ハート・ロッカー」(The Hurt Locker、2008年アメリカ映画)をみました

2004年のイラクを舞台とし、もっとも危険と言われるアメリカ軍の爆発物処理チームを描いた戦争映画。
ハート・ロッカーはアメリカ軍の隠語で「苦痛の極限地帯」「棺桶」を意味するそうな。

その死と隣り合わせの究極の緊迫感をリアル過ぎるほど表現されており、それをずっとほぼ話全体にわたって感じさせてくれる映画でした。
戦争後でもいまだに続いているイラク人による爆弾テロ。その危険から市民や軍を守るために命をかけて必死に取り組む爆弾処理チーム。それでもアメリカ軍に冷ややかにあびせられるイラク市民たちの目。
この映画はフィクションなのに、いまだに続いているイラクでの現実として実感されて、あの戦争はいったい何だったのだろうとまた考えさせられました。
「苦痛の極限地帯」における登場人物の様々な内面の描き方・演技もよかった

この作品でキャスリン・ビグローはアカデミー賞で史上初めて女性での監督賞受賞の快挙をなしとげた。
御存じの方も多いと思いますが、対抗馬だった「アバター」のジェームズ・キャメロン監督は元ダンナ
くしくも元の夫婦対決となった今年のアカデミー賞レースは元奥さんに軍配だったのだ


ドクトル・ジバゴ

2010-02-13 14:59:34 | 洋画
「戦場にかける橋」「アラビアのロレンス」などで有名なデビット・リーン監督作品の「ドクトル・ジバゴ」('65年 米・伊合作)をDVD鑑賞しました
この映画は中学生の時にテレビで初めてみて以来少なくとも5回はみている
人それぞれ好みはあるのだけれども、この歳になってこれ以上の映画にはまだ出会っていないから、おそらくわが人生で最高の映画になるのかな

ロシアの詩人・小説家ボリス・パステルナーク(ノーベル文学賞を辞退)の同名小説を映画化した長編大作。
大学時代に休憩時間のある映画というものを初めて劇場でみたのもこれ。

有名な詩人でもある医者ジバゴを主人公に、ラーラ(愛人)とトーニャ(妻)という2人の女性への愛を中心として波瀾に満ちた生涯を描いた物語。
ロシア革命という激動の時代背景の中で出会った男と女の愛と苦悩と別れが、ロシアの風景とともにスケール豊かに繰り広げられる。

ジバゴの異母兄であるエフグラフ(アレック・ギネス)の回顧語りで話は展開されるが、ラストシーンでのジバゴとラーラの娘トーニャに言った「Then, it's the gift(天賦の才能だな)」の台詞にはなぜか自分は感動
映画をみていない人には何が感動なんだろう?ですが・・ジバゴが子供の頃の最初のシーンと関連してます。

アカデミー賞作曲賞を受賞した主題曲「ラーラのテーマ」は誰もが耳にしたことがある美しい名曲だけど、映画はかなり重いよ~




ちなみに「ドクトル・ジバゴ」は「パイレーツ・オブ・カリビアン」のヒロインで有名なキーラ・ナイトレイをラーラ役に抜擢して、2002年にテレビシリーズとしても製作されている。
このDVDもみましたが、軽い!軽すぎるっつ

ドクトルジバゴはやはり重くなくては・・・

レンタルの際はお間違えの無いように



イ・ビョンホン in G.I.ジョー

2010-01-09 19:57:22 | 洋画
今年最初の鑑賞DVDは「G.I.ジョー

WikipediaによればG.I.とは「government issue(官給品)」の略でいわゆるアメリカ軍軍人の俗称。
第二次世界大戦時に潤沢な官給装備品と共に戦う彼らを他国兵士が羨望を込めてこう呼んだとされる。


G.I.ジョーはアメリカ軍の特殊部隊で、単なる玩具フィギュアの子供の頃の地味な記憶しかなかった。
しかしながら、この作品は世界中から集められた精鋭の国際機密部隊G.I.ジョーが悪の組織コブラに立ち向かう、最新特殊兵器、CG盛りだくさんの娯楽大作。
けっこうおもしろかった


でも日本の韓流フアンの方にとっての興味はハリウッド大作初出演となったイ・ビョンホン。
悪の組織コブラの武闘派、ストーム・シャドーを演じた。
白装束を身にまとい、刀、手裏剣といった武器を使い人々を襲撃する悪役を好演。

あのエンディングから、このG.I.ジョーは続編があることは確実
ストーム・シャドーもG.I.ジョーのスネーク・アイズにとどめをさされたわけではないし、
またビョン様の出演はあるかも知れませぬな



七つの贈り物

2009-09-25 00:09:15 | 洋画
ウィル・スミス主演「七つの贈り物」を鑑賞

「七つの贈り物」の原題はSeven Presents(Gifts)ではなくてSeven Pounds・・・なんで?と思ったけど映画をみて理解。

だけど最初の頃は脈略のない場面が続くため少々退屈。

中盤過ぎからその場面場面の意味がつながって主人公のベンが何をやりたかったのかがわかります。

予備知識なくみたほうがよい映画かな

マックス・ペイン

2009-09-14 21:39:12 | 洋画
目的は復讐、手口はクール、胸には失くした愛
人気PCゲームの映画化実写版「マックス・ペイン (Max Payne)

主演のマーク・ウォールバーグは本当のワル出身の俳優だけあって、狂気じみたマックス・ペインは実にはまり役だと思った

でも敵役のルピノを演じたアマウリー・ノラスコ・・・
どうしても「プリズン・ブレイク」での陽気なプエルトリカンスクレを連想してしまった


バビロン A.D.

2009-09-10 23:35:53 | 洋画
怒涛のアクションDVD四作品の第一弾
2008年夏にアメリカで公開されたヴィン・ディーゼル(Vin Diesel)主演の近未来アクション「バビロン A.D.(Babylon A.D.)」をDVDで鑑賞

自分としては映画館で1800円も出してみたら、無性に腹が立っただろうなぁ、という作品
失敗作

イェーツ

2009-08-29 19:22:31 | 洋画
今更ながらですがクリント・イーストウッド監督、主演の「マジソン郡の橋」と「ミリオンダラー・ベイビー」をみました。
どちらも名作といわれるだけあってなかなかの感動モノ映画

また、どちらにも劇中でアイルランド出身の詩人イェーツ(William Butler Yeats)の詩が引用されます。
これもなかなか良い。
クリント・イーストウッドの趣味なのかな
クリント・イーストウッドのイメージといえば中学生のころに観た「ダーティ・ハリー」の44マグナムだったけどね

蛾に似て星のまたたけば。…時の滅ぶまで摘みとらん、月の銀の林檎を、陽の黄金の林檎を
「さまよえるアンガスの歌」より イェーツ

レッドクリフ

2009-08-24 19:30:22 | 洋画
三国志の「赤壁の戦い」のヒロインといえば周瑜(しゅうゆ)の奥さんの小喬(しょうきょう)。
映画「レッドクリフ」で誰がこの有名な美女役をやるのかと思ったら台湾タレント・モデルのリン・チーリン(林志玲)
2006年台湾で、サラリーマンを対象に「バレンタインデーに一緒に過ごしたい女性」を調査した結果、2位以下を大きく引き離し38%の支持を得てリン・チーリンが1位。ちなみに男性の1位は諸葛孔明役を演じた金城武(かねしろたけし)。

でも本当のリン・チーリンは小喬役の清楚なイメージではなく、モデルとして身体をさらけだすとんでる女性なんですよ
ん~ナイスバディ写真集