ひかりとしずく(虹の伝言)

勉強会や講演会、上映会のレポートなど主に載せています。

メディカルアロマのこと

2013-12-14 | ともこレポーターによる記事
医療に携わっている者として、メディカルアロマ、とっても魅力的で、興味深い響きに誘われて、市内での講習会に参加してきました。

講師は日本メディカルアロマテラピー協会会長で、NPO法人メディカルアロマテアピー協会の理事長も務める吉田晶一氏。

アロマセラピー、香りの効果でリラックスしたり、それによって自律神経を整えたりするもの、くらいに思っていました。お話中にもありましたが、それはイギリス式の癒しを表に出したものが先行して日本に入ってきたからだそうで、メディカルアロマというのは、フランス式のもの。フランスでは代替療法の一つで、しっかりと成分の効果が細かく分けられています。

例えば、ラベンダーには種類があって、ラベンダー何、という後半の名称で、直接皮膚につけていいものと良くないものがあることや、火傷に効くのはラベンダースピカで、広範囲でなければ原液塗布できるもの、普段のスキンケアにはラベンダーアングスフォリア、など。

そうそう、この講習会は「人とペットのための…」というものでした。後で、会話したほかの参加者さんは、ペットのためのお仕事をされている人ばかりでした。

アロマは動物にも効果があって、使っていいのだそうです。但し、猫はケトンを処理する能力が肝臓になく、避ける必要があるので、ケトンの入っているエッセンシャルオイル(ラベンダー)は使ってはいけないとのこと。犬は大丈夫のようで、涙やけ、目の下に茶色く筋ができたもののケアにラベンダーウォーターがいいとか。

実家の母のところのゆうちゃんに作ってあげようかなぁ。

そうそう、もう一つ、一番目から鱗だったこと、風呂や足湯に湯の中にエッセンシャルオイルをそのまんま落として使用していたのですが、それだと、効果は香りだけで、皮膚からは入っていなかったんだって。癒し効果だけでいいならそれでいいけど、親和させるもの、ハイブリッドオイル、親水軟膏を入れないと、お肌に馴染まず、湯の上に油が浮くだけだって…。確かに、浮いていました。

アロママッサージを施すなら、ハイブリッドオイルが必要なんですね。お風呂に入れるときは、専用のバスオイルっちゅうもんが要るのですって。

協会で販売しているのだと思います。私は会場で取り敢えず、そのバスオイルと、皺、ハリ(アンチエイジング)に良いと先生がお話中に言われていたパロマローザだけはとゲットしました。今までのオイル人生が何だったのか、と虚しい気もしますが、今から、これから、むふふふふふふ~♡ 密かに美魔女を目指してたりして…。

インフルエンザが流行る時期が来ると、我が家では、玄関付近にスプレーボトルにティーテュリーをアルコールに混ぜたもので消毒、殺菌効果を目的に帰宅時に浴びるように作っていました。

が、これも、アルコールと混ぜることで日数が経つごとにオイルの抗菌効果が変質し減ってしまっているとのこと。ショック!精製水でやったほうがましだったんですね。

それから、昨今、ディスカウントストアやネットショップで安価なエッセンシャルオイルが売られていますが、それは安いなりのものだとのこと。ちゃんと日本の厚生省指定機関による成分分析表がついてくる製品を購入して使って欲しいと言われていました。特にメディカルアロマとして、皮膚からの吸収も出来る使い方をする場合は。効果が得られないと。

学名と、採油部分、化学記号と成分表。安価なハーブウォーターは上澄を採ったものだとか。

メディカルアロマの使い方にも、即効性を期待する場合(西洋医学的)、体質改善のため(東洋医学的)、香りによる癒し効果を期待する場合(心理学的)があるとのこと。

もっと勉強したくなりました。
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