ひかりとしずく(虹の伝言)

勉強会や講演会、上映会のレポートなど主に載せています。

ブータン  ⑤  天国に暮らす

2012-05-23 | ポルカさんのちゃぶ台だよりから
私がブータンに心魅かれるのは個人的な理由も加わっています。私は終戦後外地(今の中国・天津市)から父の郷里である男鹿半島の加茂青砂という躃村に移り住みました。そこで3才から9才までの六年間暮らすことになります。当時加茂は前に日本海、後ろには険しい山がせまり近くの町に出るのは難業で「陸の孤島」といわれていました。学校は複式学級で二学年合わせて15~16人。学校の先生は小さい船に乗って赴任してきました。それを村の人が全員で浜辺に立って出迎えたものです。夏は海で泳ぎ、春秋には野山をかけめぐり、冬はそり遊びに興じた私の子ども時代は今思うと天国のようでした。村の生活は豊かではありませんでしたが、人の交わりは濃く、さまざまな人間ドラマに彩られていたと思います。加茂青砂という名のごとく海水の透明度は深く美しい岩砂の村です。今道路が整備され、街の人がこの地に第二の人生を求めて移り住む人も増えているとか。(私もお金があればセカンドハウスを建てたい。)

ブータンの人は自分たちを「天国に住む者たち」と言うそうですが、私はその気持ちがわかる気がします。大自然は時として苦しみをもたらしますが、その懐は深く、人の心を大きく抱擁してくれます。幸せの真髄がそこにあります。

まだ行ったことも、また、これからも行く可能性は全くありませんが、私の中にはブータンがありありと想像できるのです。


ポルカ


ブータン講和、愉しく聞かせていただきました。昨年だったか、その前?嵐の相庭くんがドキュメンタリー番組でブータンを訪れたときのものを、たまたま私は観ました!すっかり、気に入って、私もブータンに魅せられていました。これから、変わらなければいいですね。いつか、行ってみたいと思っています。インド、ネパールと続いて旅できたら・・・。


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