
2000年以降、僕はブラジル音楽ばかり聴きすぎて(といっても
AXEオンリーですが)、ほとんど普通の洋楽を聴かなくなりました。
そうは言いつつも、中学1年の時に生まれて初めて買ったCDが
Billy Joelの52nd streetなわけで、その時代にソニーのコマーシャル
で流れていたHonestyは未だに僕の五感を刺激しまくります。
よってブラジル音楽にこだわり過ぎているわけではありません。
英語だろうがポルトガル語だろうが何でもいいのです。
先日札幌に行った際、2000年にリリースとなった
リンキン・パークのデビューアルバム「Hybrid Theory」を購入しました。
10年前のものを今やっと聴いているわけです。
あ、ちなみにもちろん苫小牧のCD屋さんでも売ってます。これ。
念のため・・
リンキン・パークはどうも食わず嫌いなところがありました。
未来的でかっこよすぎるところや、ヒットしすぎているところが
僕の拒絶感を誘う要因でした。
それからボーカルのチェスターくんの
「ぐわぁ~!!」だの「のぉ~!!」だの「うぉ~~!!」
などという強烈なシャウトを果たして受け入れることができるのか、
自信がありませんでした。
しかしながら、初めて真剣にその音楽性に触れ、
僕はこれまでの10年間彼らに全く注目していなかったことを
すぐに後悔しまくりのまくったのでした。
なんつ~んですかねこういうの。
ヘビーでロックで、ヒップホップの要素も前面にだした
オルタナティブでミクスチャーな激しさと重厚感、そして物悲しさ。
とにかく日本人をルーツにもつマイク・シノダのラップと、
チェスターの何もかもを切り裂くようなまさにハイブリッド
なヴォーカルがしびれます。
「ぐわぁ~!!」だの「のぉ~!!」だの「うぉ~~!!」
にも完全にはまりました。
頭から彼のシャウトが離れず、会社で仕事をしていても
「ぐわぁ~!!」だの「のぉ~!!」だの「うぉ~~!!」
がめぐりめぐっています。
もうわけがわかりませんが、とにかく音を聴いてみないと
そのよさは理解できないと思います。
特に僕みたいな音楽の専門性がない人間がリンキン・パーク
の心地よさを感じるには10往復は聴いたほうがいいと思います。
このデビュー作はすでに10年前に世界的なヒットを記録。
今更感激しているのは自分ぐらいじゃないかな。
次は03年リリースの彼らの2ndを聴く予定です。
これまた時代が7年程遅れてます・・・
Linkin Park - Papercut (Live Milton Keynes) Road To Revolution DVD HQ

